春5月のウェルカムスペース

 たのしい教育研究所(RIDE)のアート担当、小禄さんが新作を持ってきてくれました。

 きらめいた海と夏空の中に〈こいのぼり〉をレイアウトした作品です。

 貼り付けられた一枚一枚のピースがサカナたちになっている、細かい技で構成されています。

 コロナ感染防止で行動が制限される中でも、元気に明るく活動している仲間たちの姿をみることは、うれしいこと以外の何ものでもありません。

 六月の絵画をたのしみに、五月もたのしく活動していきたいと思います。
 第三研究所にお越しの際にはねウェルカムスペースで立ち止まって、心のこもった絵をぜひごらんください。
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不思議なペットボトル Byひな

 これまで使っていた資料を整理していたら20年以上前の「不思議なペットボトル」が出てきました。

 いっきゅう先生にサークルで、たのしい科学実験やものづくりを教えてもらい、そのたのしさに目覚めていった頃のものです。初期のデザインなのでゴツゴツしています。

 

 ペットボトルの両側に穴が空いていて、水はいっぱい入っているのに、その水が外に流れ出ていきません。

 釘であけたほどのあなではなくて500円玉の面積ほどの穴が二つ空いているんですよ、不思議です。

 これで魚を育てることができます。
 ポンプなどで空気を送ることはしないので、ベタなど強い魚が必要です。
 空いた穴から食べ物を与えることができて、とてもたのしめます。

※広めの洗面器に数センチ水をいれておいて、ベタが穴からスルッと飛び出てもよいようにしておく必要があります

 子ども達も
「穴が空いているのに水がこぼれてこないの
!?
「穴よりペットボトルの水が上まで入っているのになんで~」
とビックリしていました。

 この不思議さは科学的な現象に繋がる大切なものだということも、いっきゅう先生に教えてもらいました。

 講座などで、また広めてみたいと思える教材の一つです。

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時にはゆったりと〈詩〉はいかがでしょう Byひな

いろいろな出会いの4月、その4月も後半に入りました。

慌ただしくしている方も多いかもしれませんね。

時にはゆったり、やさしい気持ちになれる詩はいかがでしょうか。うれしい気持ちがたくさんありますように(^^

「きもち」
       さくらももこ
やさしい気持ちは
      ふわふわしてる。
  こわい気持ちは
       ぶるぶるしてる。
    さみしい気持ちは
         ほそぼそしてる。
       うれしい気持ちは
           ぴょんぴょんはねる。

「教室で読みたい詩12か月 小学校1・2年」(民衆社)より

 

「こころにつぼみが」
        杉本深由起

 だれかにやさしくされたら
     だれかにやさしくしたくなる

   こころにつぼみがふくらんで
   パッと 花がひらく

     たんぽぽみたいね
     「ありがとう」 って 咲いた花は

        綿毛になり
         また だれかのこころに とんでいく

      わたしとだれかの こころ
      ころころ 春にして

    ( 杉本深由起詩集
      「いつだってスタートライン」より )

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おすすめの本「ライオンのおやつ」小川糸著 ポプラ社 by ひな

ずーっと読みたかった「ライオンのおやつ」の本も読んでみました。
今回はその本を紹介させてください。


 帯に「人生最後に食べたい”おやつ”はなんですか」と書かれています。
 どんな本なんだろうと思いながらページをめくっていきました。

 読みながら、なんども涙が溢れてきたことでしょう。
 ラストは爽やかな涙でした。

 瀬戸内海のある島に「ライオンの家」というホスピスがあります。
 マドンナさんと呼ばれている女性が代表をしています。
 本の中では、人生最後に食べたいおやつをめぐって、色々な方の人生が描かれています。
 ちょうど私は新たなスタートをきったばかりで、ワクワクしながら新しいことに取り組んでいるところですけど、この本を読みながら、自分の人生について考えるいい機会にもなりました。

 元気に動けることのありがたさ、素敵な方々との出会いなど、感謝の気持ちが深まっています。

 本の登場人物たちが話していた言葉にも、一つ一つが心に染みていくものがありました。

 マドンナさんの「人は生きている限り変わるチャンスがある」ということば、そこに入所した海野雫さんの「今というこの瞬間に集中していれば、過去のことでくよくよ悩むことも、未来のことに心配を巡らせることもなくなる。私の人生には《今》しか存在しなくなる」ということばなど、とても勇気づけられました。

 《今》を大切に生きていこうと心からそう思いました。

 たくさんの人たちに読んでもらいたいオススメの本です。

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