キャベツ、レタスなどを生で美味しく食べる方法② 簡単ドレッシング

  野菜を美味しく食べる方法を軽く紹介しようと思ったら〈たのしい食育〉の方向にすすんでしまい二項に分けることになりました、1日分のボリュームを数十秒で読める程度にしたいので、こういうことも起こります、ご了承ください。

 とはいえ、前項の話をCさんに話してみたら強い賛同の言葉をもらいました。

「これまで食べてきたものを、より美味しく味わえる様になる」
「今、食べることができないものを〈おいしい〉と感じて食べることができる様になる」
「たのしい食事の時間にすることができる」
 〈食育〉ということばは新しいので、あまりよくつかんでいないけれど、もし〈食育〉が教育の中で独立できるとしたら、そういうことが伴ってはじめて成り立つのだろうと思います。

 by いっきゅう

という部分です。

「辛い気持ちで食べさせられていくと栄養素は胃の中に入っていっても人生にとって大きなマイナスになりますね」

 そう話してくれました。

 Cさんも食べ物を強制されて辛い思いをしたことがあるそうです、でもそういうことがないという人を探すことの方が大変です。
 出されたものは全部食べなさい、という指導はは人権教育からみても考え直す必要があるでしょう。

 さて、キャベツを生で美味しく食べる方法!

 私はキャベツが嫌いではないので、基本的に生にドレッシングでドンブリの二杯くらいは簡単に食べてしまいます。

 その私が、この味わいはクセになると感じているのが〈味噌マヨネーズ〉です。

 作り方はとっても簡単、マヨネーズの量より少なめのミソを混ぜるだけです、まず作ってから好みで調整するとよいでしょう。私はピリ辛が好きなのでトウガラシを加えますけど、基本そういうものは要りません。

 ざく切りした野菜をお皿に盛って出来上がり。

 少しつけるだけで十分です。
 

 
 家庭科でドレッシングづくりがあって、〈サラダ油〉がサラダにつけて食べる油だととか書いてあったのをみてビックリしたことがあるんだけど、そういう時に一緒にとりあげてもらえたらいいなぁ。
お父さんたちのビールのおつまみにもヘルシーでよいと思います。
 一度ためしてみませんか。

 ちなみにア~ルはそのままで大好物です。

 味噌マヨネーズは私がみている〈ポツンと一軒家〉の中で出ていました。

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野菜を生で美味しく食べる方法① 〈先生に怒られるタイプ〉のこども心の中/たのしい食育

 私いっきゅうの味覚はこどもの時のまま残っているところがあって、知人たちが野菜が甘いという話をすると、りつい突っ込んでしまうことがあります。
 この間も「このキャベツ甘い~」というAさんに促されて味してあと「これを甘いっていったらこどもは納得しないよね、甘いっていうのはリュウキュウイモ(サツマイモ)レベルからで、ギリギリでトウモロコシかなぁ」と語ってしまいました。
 もちろん微妙な甘さを感じて美味しく味わえる人たちは味覚的に洗練されていることは十分知っていて、あえて〈こども感覚〉でいくわけです、すみません。

 とはいってもキャベツは嫌いではありません。
 今回は、最近加わった〈キャベツやレタスなどの美味しい食べ方〉のバリエーションを紹介したいと思います。

 ところで 私は小学校の頃、ピーマンの表面のビニールみたいな食感と草の様なくささがイヤで、給食で残したら先生に「わがままは許しません」「食べるまで片付けてはいけません」とひどく怒られたことがあります。

 私は「何でこういうものを無理して食べる必要があるのだろう、これを食べなくても生きていけるのに」と思っていて、それを強制する先生が不思議でしかたなかったのだけど、こどもの説得力では、ああ言えばこう言う型の担任の先生に太刀打ちできないことも知っていたので黙っていました。

 その頃のクラスはパンパンで40人以上いましたから、私と同じ様に給食を残す人たちも何人かいます、でも他の人たちは泣いて許してもらっていました。

「あ~、涙というのは許してもらえる時の技なのだな、効果抜群なんだ」としみじみ感じたのだけど、私はぜんぜん泣く気はしなくて、結局その後、掃除時間も休憩時間も5~6校時もずっと給食を前にして「食べなさい」と強制されていました。
 結局食べなかったけどね。

 その後もピーマンは出ることがあって、相変わらず〈食べるまで絶対許しません指導〉は続いたのですけど、先生の怒りのターゲットは私にしぼられていたので他の子たちは大目にみてもらえたのでしょう、私一人が掃除でモクモクとホコリが舞う中、相変わらず「こんなの食べなくても生きていられるのに」と思いながら時間が過ぎていきました。

 担任の先生は校長先生か周りの先生たちに指導されたのか、根負けしたのか、その後そういう野蛮な行為は何事もなかったかの様に消えていきました。

 怖いのは、そうやって食べることができる様になった人が大人になると、こどもたちに同じ様に強制する人も出てくるのだろうな、ということです。

  書いていて思い出したのですけど、私は今でも口の中で食べ物が〈キュッ〉となる感覚がとても苦手です。ナスを食べる時も、料理によってはキュッとなるときがあって戦々恐々の時があるんですけど、それはあの時のピーマンショックのせいだと思います。

 さて数ヶ月後、母親の友人が作ってくれた〈挽肉詰めのピーマン料理〉が食卓にならんだことがありました。
 ピーマンのビニール加減も匂いも消えていて、食べてみたら美味しくて、それから私のピーマンに対する食べることができるようになりました。

 結局あの先生の強い指導はなんだったのでしょう?

 私の中に「将来、教師にだけはなってはいけない」という思いを強くさせただけでした。※その後、教師のなった経過は別な記事で書いたと思うので略

 今も学校給食で苦しめられているこどもたちはいないかな、心配です。

「これまで食べてきたものを、より美味しく味わえる様になる」
「今、食べることができないものを〈おいしい〉と感じて食べることができる様になる」
「たのしい食事の時間にすることができる」
 〈食育〉ということばは新しいので、あまりよくつかんでいないけれど、もし〈食育〉が教育の中で独立できるとしたら、そういうことが伴ってはじめて成り立つのだろうと思います。
 興味ある方が〈たのしい食育〉というテーマで実践していただけることを期待しています。

 さて閑話休題、最近知ったキャベツ、レタス、キュウリなどを生でおしいく食べる方法を紹介させていただきます。

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たのしくしまくとぅば(島言葉) 先生も栄養士さんもこどもたちにも人気です

 〈たのしく島言葉/しまくとぅばー学校・給食編〉の反響がぞくぞく届いています。問い合わせも続いていますが、たくさんあった教材はすでに無くなりました。
 現在いろいろな仕事を調整しつつ〈Ver.2〉の作成が急ピッチですすんでいます。

 最近とどいた感謝のたよりの一つを紹介させてください。

 こども達や先生がたのしんでくれている声はいろいろ聞かせてもらっていたのですけど〈栄養士さん〉まで喜んでくれているというのは、さらに嬉しいことです。

 朝ごはんや夕ご飯の時などに家族の方たちにも利用できるたのしい島言葉プログラムにできないか、バージョンアップミーティングを重ねています。

 教材希望のみなさん、もうしばらくお待ちください。

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星野道夫とジェーン・グドールさん 『星野道夫と見た風景』から By.Mie

 以前紹介した『星野道夫と見た風景』という本の中に〈運命の出会い〉という一節があります、ジェーン・グドールさんとのことを記した素敵な内容です。
 アラスカに住む星野さんがアフリカに住むジェーンさんに会いにいくんです。

星野

 ぼくが、ジェーン・グドールに会いたかったのは、彼女を通してアフリカという世界を垣間見たかったからだろう。
 生まれ故郷を離れ、新しい土地へ移り、そこで生き続けてゆくことの意味を僕は少しずつわかりかけていてた。

 アラスカとアフリカという違いこそあれ、ぼくは彼女の著作を読みながら、ある共通する想いを感じていた。

 

 これがジェーン・グルードさんです。

 星野さんはすぐにジェーンさんと親しくなりました。

 ところで、ジェーンさんのことを私はこの絵本で知っていました、「どうぶつがすき」です。
 動物行動学者となって様々な活動をしているジェーン・グドールさんの子どもの頃のことを書いた絵本です。

 イギリス生まれのジェーンさんは小さい時から庭で見つけた花や虫や動物について調べたり、本を読んでいるうちに、自然や動物が大好きになっていきます。

 ニワトリが卵をうむところを観察するために長時間ジ~っと鶏小屋の中に入って観察したり、木登りをして自然をたのしむ様子などワクワクする内容がいっぱいつまっています。

 そのうちにジェーンさんはチンパンジーのいるアフリカに行きたいと思うようになりました。

 今でもそうかもしれません、その頃はさらに、女の人がひとりでアフリカに行って生活するなんて考えられないような時代した。
 みんなアフリカに行くのを反対したそうですが、お母さんは応援してくれたそうです。子どもの人生は子どものもの、そういう気持ちで応援してくれるお母さんも素敵です。

 ジェーンさんはお金を貯めて、勉強をして、アフリカに行くという夢を実現させてしまいます。

 今でも動物の研究をすすめているそうです。

 写真のチンパンジーを見るまなざしがとてもやさしいですよね。

 星野さんも動物が大好きで日本からアラスカに渡った人です。

  二人はきっと話が尽きなかったことでしょう。

 星野道夫さんとジェーン・グドールさんの絵本、秋の始まりにみなさんも読んでみませんか。
「おすすめのものは可能ならリンクを張ってほしいです」という要望がたの研に届いている様です、リンクをはっておきます。

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