たのしいものづくり 大人気のホタッテくんの動画を公開しました⇨YouTube

読者のみなさんからのご要望の多かったYouTubeの動画作成は、準備運動を終えてメインの一本を公開しました。google検索を例にとると検索窓に〈たのしい教育〉と打ってそのバーの下の〈動画〉を選ぶと・・・

 

今日現在で7番目に出てきます、こういう表示です。

 クリックするとポップな音楽と一緒にスタートします。何度も見ていただける様に、気に入りのBGMをかぶせました、著作権で心配した方から問合せもありましたが、もちろん使用料を支払ってクリアーしていますのでご心配なく。

 メインのホタッテくんに入る前にたのしさの導入動画を載せました。これだけ巨大なシャボン玉なので、普通の動画ならコテコテの説明をつけ「こつはこうだ、これに注意するように、何しろこれは大変なことなんだぜ」という様な説明が入るのが普通なのですけど、たの研の先生たちはこれを軽やかにたのしんでくれています。

 この巨大シャボン玉も、いずれYouTube動画にしたいと思っています、ご期待ください。

 ということで、メインの〈ホタッテくん〉の作り方を紹介しました。
 わかりやすさより軽やかさ、BGMの様に何度も味わっていられる様なものをねらって編集したので、文字や拡大表示などもひかえ目です。

 直接ジャンプしたい方はこのアドレスをクリックしてください。
⇨ https://www.youtube.com/watch?v=1Q4QACIH_qU

 ご意見、要望はこのサイトの問い合わせとして「動画タホってくんについて」と書いて送っていただけたら幸いです。

 それにしてもYouTube動画の作成は、たのしくてなりません。

 まだまだのところがあるのは自由分認識しつつ、一歩ずつ高みに向かってすすんでいきたいと思います、応援よろしくお願いします。可能な方は、YouTubeで〈高評価ボタン〉と〈チャンネル登録〉をお願いいたします。

 とりあげたホタッテくんは私いっきゅうが雑誌などで紹介したものの一つで〈『ものづくりハンドブック10』仮説社刊〉に載っています。

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たのしい島言葉〈ヘチマ〉は沖縄方言で何ていうの?/言葉の自由研究

 先日、たの研の活動を応援してくださっている方からみごとなヘチマをいただきました。スーパーで売られているものよりふた周り以上太い見事なサイズです。

「表面は硬いけど中は柔らかくて美味しいですよ」と言われた通りで、とろとろのとっても美味しいヘチマでした。

 これは茹でてゴマドレッシングをかけただけの簡単料理です、とても美味しい。
 

「野菜の煮付けに入れるのは〈豚肉〉にかぎる」という言葉に従って、たの研に冷蔵庫にあった豚肉系の食材(だし骨とウインナー)を入れて煮ていたらヘチマからどんどん汁が出てきておつゆくらいになりました。私がはじめて作ったヘチマ料理で、見た目は良くなくても味はよかったです。

 

 さて皆さん沖縄方言・島言葉でヘチマを何というかご存知でしょうか。このサイトの読者は全国に広がっているだけでなく海外で読んでくださっている方たちもいます。
 そういう皆さんには言葉の広がりという視点で読んでいただけると思います。

 島言葉の得意なメンバーA先生に尋ねるまでもなく私にも〈ヘチマ〉=〈ナーベーラー〉という知識はあります。

「A先生、どうしてヘチマをナーベーラーと言うんでしょう?」

もちろん〈語源〉をたどるのは難しいので簡単には返事ができる問いかけではありません。

 料理しながらナーベーラー、ナーベーラーと何度か唱えているうちに〈ナベ洗やー〉⇨〈ナーベーラー〉に変化してきたのではないかという、ダジャレ的なアイディアが浮かびました。
 実際にヘチマはタワシとしても利用されます。

 もちろんA先生は「そんなことはないでしょう」と笑っています。

 予想を立てたら確かめましょう、それが外れていても賢くなります。何よりたのしい謎解きになります。
 webで「ナーベーラー 語源」と打ってみると・・・

 真っ先に目に入ったのはウィキペディアにある言葉でした。

沖縄ではナーベーラーと呼ばれるが、これは果実の繊維を鍋洗い(なべあらい)に用いたことに由来するという。

          ⇨ウィキペディア

 私が予想したままですね。
 しかもそれ以外の解説はみあたりませんから、語源的に確定しているのかもしれません。

 沖縄でも本来はナベを洗うものとして利用したいたヘチマはいつごろから食べるものになったのでしょう。
 それはおいおい調べてみることにしましょう。

 こうやって島言葉の語源を見ていくときも「大和言葉からの変化形として沖縄の島言葉をみていく」ことで解決することがたくさんあるということは、みなさんも意識していた方がよいと思います。

〈たのしく島ことば〉は相変わらず好評です。いろいろなアイディアが出ていて、次回は「朝の会・帰りの会でたのしく島言葉」のシートを作成しようという話にもなっています。おたのしみに。

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大林宣彦監督のことば「あの戦争の記録は戦争で変えることはできないが 、芸術と映画をもってすれば未来を変えることができる」

 大林宣彦という映画監督をご存知でしょうか、チャールズ・ブロンソンを登場させた〈マンダム〉のTVコマーシャルなどで注目され、その後、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などたくさんの映画を世に送り出した人物です。

 1938年に生まれ、幼い頃に戦争を体験した大林監督の晩年は〈戦争と平和〉を前面に出した作品でした。

 大林宣彦監督が残した言葉に感動したことが度々あります。
 その1つがこれです。

あの戦争の記録は戦争で変えることはできないが

〈芸術と映画〉をもってすれば、未来を変えることができるかもしれない。

いや変えられるものである。

  大林監督は「教育をもってすれば未来を変えることができかもしれない」とは言ってくれませんでした。

 教育によってあのみにくい戦争が加速していった過去を知っているからでしょう。

 教育というのは「上からの意図」によってどのようにも変えられるものだからです。

 最新号のメルマガの〈たのしいSDGs〉という記事の中で「教育を含めて社会の構造全体が〈上から下へ〉でなく〈下から上へ〉という向きに変わらなくてはいけない」という話を書きました。

 たのしい教育は上から下へではなく下から上への教育改革です。

 大林監督に直接話をすることができたら、きっと賛同してくれたでしょう。もしかすると芸術と映画以外に〈教育〉にも期待をかけてくれたかもしれません。

 話を少し戻します。

 大林監督は肺がんで余命宣告された後も映画を作り続け、2020年4月に亡くなりました。
 紹介した言葉は亡くなる少し前にTV番組の中で語られたものです。

 大林監督の言葉はこう続きます。

自分がいちばんよいと信じるものをやるのが

表現者のせきむであります。

 たのしい教育研究所のメンバーは〈たのしい教育〉の表現者たちです。

 大林監督と生きる世界は違っていても「いちばんよいと信じるものをやる」という姿勢は全く同じです。

 大林監督の映画作品はスタンダードな監督たちとかなり違うところがあるので、好き嫌いがはっきり別れると思います。

 NHKのサイトに、大林監督の人生が終わろうとしている時を追いかけたテレビ番組の記録があります。その番組を見ながら私が手書きでメモしたのが、ここで紹介した大林監督の言葉です。
 興味のある方は読んでみてください。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2020/05/column/20200507/

 

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たのしいカウンセリング/PEAL教育カウンセラー養成講座の様子/学べば実践できるシンプルで真髄が身につくカウンセリング

 本格的なPEALカウンセリングの講座が始まりました、今回は〈教育カウンセラー養成〉の講座です。PEALカウンセリングはシンプルで真髄が伝わるものとして生み出した画期的なカウンセリングです。

 私はいろいろな流派のカウンセリング研修を受けてきたのですけど、カウンセリングの名人でアドラー心理学界の初代会長 野田俊作先生の講座を別にして〈実技をしっかり学べるもの〉には巡り会えませんでした、〈◯◯カウンセラー養成講座〉と銘打たれているにもかかわらずです。
 某流派のカウンセラー免許をもらい、初級をすぎて次の段階まですすんでも、実技をしっかり教えてもらう機会がありませんでしたから驚いてしまいました。

 私はそれまですでに野田先生から教えてもらっていたのでカウンセリングはできたのですけど、その流派で私と同じ段階の人たちが〈カウンセリング可能です〉と胸をはって言える様になったかというと、とても疑問です。

 カウンセラー資格を持った人たちはどんどん増えているのに、例えば学校現場に「カウンセリングできます」と言える先生たちが出てこないのは、こういうところに大きな要因があるのだろうというのが私の予想です。

「いや、うちはどんどん実践をとりあげています。初級でもしっかりカウンセリングできる様になります」という流派があったらぜひ教えてください、スピリチャル系、その理論が科学的なものから遠く離れているもの、私がこれまで学んできた流派以外ならぜひ受けてみたいと思います。

 これは私の感覚だと断った上で、野田先生から学ばせていただいた頃のことを書かせてください。
 野田先生から実践的に教えてもらったとはいえ、〈体系〉立てて教えてもらった感じは残念ながらありませんでした。

 ただしそういう進め方をすると、大抵の場合、技を高めるまでに至ることが難しくなります。記憶違いでなければ、私がはじめて参加した〈アドラー心理学カウンセラー養成講座〉は再受講の方たちが何人かいて、合計10名前後だったと思うのですけど、その時に合格したのは私を含めて2~3人だったと思います。 

  野田先生のは先に書いた様に〈カウンセリングの名人〉でしたから、その時その時の事例に合わせて独自の閃きと、それまでの経験則とを合わせてすすめていた様に思います。
※ちなみにその後、野田先生は催眠を積極的に取り入れていき、私も初めのうちはそれを学んでいたのですけど、私の中の感覚を優先して、それを深く学ぶことをやめまた。なので、PEALカウンセリングの根幹には、私が〈これはいい〉と感じた野田俊作先生がとても勢いがあった頃のカウンセリングが脈づいています

 それまで教えてもらってきたアドラー心理学の技法と思想、基本前提をさらに実践的な解釈で教えてもらってから「じゃぁ次はきゆなさんやってみて」という様にスポーツの試合の様にカウンセリングを学んでいき、そのカウンセリングの全体構造を「こんなイメージですよ」というように見せてもらったことはありませんでした。
 なので〈キミの今の流れは、ここからコースアウトしているね〉とか〈その流れでいくとよいよ〉ということを全体構造の中でアドバイスしてもらったことはありませんでした。

〈はじめは情報収集するんだ〉〈認識反射が読める様にするんだ〉〈勇気づけが大事だ〉という重要な項目はわかるのですけど、さてそうやって対話しながらも、そのカウンセリングの風をどう受けて、どの方向にすすめていけばよいのかというのは、なかなかつかめません。
 カウンセリングを進める中でクライエント役の方が泣いてしまうこともあったり、調子よくいろいろなことを話してくれたりするのですけど、そうしながらカウンセラーの私の頭の中には「いったいこの船はどこに流れていくのだろう」という不安がありました。

 それを克服したのがPEALカウンセリングだということもできます。
 私が野田先生から教えていただいたこと、その時の疑問を解くものになっています、野田先生が生きていたらきっと喜んでくれたことでしょう。

 PEALカウンセリングはアドラー心理学を起点に板倉聖宣先生から学んだ近代科学の理論を融合させて、これまでの私のカウンセリングの成果を組み込んで仕上げたもので、とても実践的なカウンセリングです。

 基本的に四つの構造で流れていきます、この構造がカウンセリングのカギを握ります。

 
 とてもシンプルで根幹的な体系でまとまっていますから、この構造を頭に入れながらカウンセリングという帆船を岸に向かって走らせていくのは難しくありません。

 養成講座は20時間くらいやりますから、必ずうまくなっていくでしょう。

 

  養成講座の中でまず伝えたいのは〈カウンセリングはたのしい〉ということです。どうして相手の悩みと付き合うカウンセリングがたのしいのか?
 これはなかなか文字では伝えられないので割愛させてください。

 今回の受講者は全員がこれまで別な流派のカウンセリング講座を受けてきて、その流派のカウンセラー免許を持っている人たちもいます。ある方が「PEALカウンセリングはこれまでのいろいろなカウンセリングの中の最先端にいると思います」と話してくれました。

 私は武道をずっと学んできたので〈実力が高まるか〉どうかはとてもシビアにみることができます。自分が作り出したPEALカウンセリングが実践で使えないものならいつでも看板を下ろさなくてはいけません。しかしPEALカウンセリングの有効性はどんどん確かめられています。

 今回の講座の中ではカウンセリングコーディネーターとして、私自身のカウンセリングの技もどんどん見せてあげたいと思います。

 こうやっていくうちにいつか「実践的なカウンセリングといえばPEALカウンセリングですね」と言われる様になるでしょう、そのためにも、実力ある人たちを少しずつ少しずつ育てていきたいと思います。

 こういう様にカウンセリングの体系をまとめたのは長いカウンセリングの歴史の中でPEALカウンセリングが初めてでしょう。そうやってPEALカウンセリングのシンプルで真髄的なカウンセリングが広まっていくと、いろいろな流派が「そうか、こういう様に構造をまとめて指導するとよいのか」と気づくでしょう。それと同時に「そういう流れはうちも考えていたことで、じっさいやってきましたよ」と語る流派が出てくるでしょう。「ほら、こんなふうに」と、もしかすると以前出した資料などを出してみせることもあるでしょう。
 しかしその流派が「この構造を根幹として教えてきました」ということでなくては、それは私がここで語ってきたこととはズレています。

 まぁしかし、それもまた〈発展・進化〉の中で法則的に起こることですから、しかたありません。

 フロイトが開発した心理療法・カウンセリングが長い歴史の中で洗練され、やっとPEALカウンセリングが生み出される段階まできました、PEALカウンセリングがカウンセリング全体に貢献できる方がずっと大切です。

 すでに〈単発のカウンセリング講座〉はありませんか、という問いあわせもきています。
 興味のある方はお問いあわせください。
 PEALカウンセラー資格を取得できる濃さでの実施は難しいのですけど、クラスでこどもの相談に乗るとか、保護者の方の相談にのることはできるでしょう。
 〈たの研〉には学校側からの相談もいろいろ届くのですけど、それは問題が炎上してからのことがほとんどです。
 そういうことにならず、保護者も一緒に課題の解決にあたることができる様な教育相談の力がついていく人たちが増えることで炎上の数も少しずつ減ってくることは間違いないと思います。

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