軽石撤去その後

メルマガに書いた記事の反響がいくつも届いています、記事を「たのしい教育の今日この頃」が紹介します。

軽石撤去ボランティアその後!

 前回の軽石撤去ボランティアの〈その後〉をお伝えしたいと思います。
 県外の方たちから「教材で使いたい」という要望がありました。迷惑な軽石がたのしい教材として利用されるなら嬉しいことです。

水に濡れた軽石はもう浮かばない?
 ある方から「打ち上がった軽石はたっぷり濡れていて、もう水に浮かばないと思う」というたよりが来ました。

 軽石の中でも〈水中シャトル〉の様な微妙なバランスで浮くものがあって、サンゴやジュゴンの食べものアマモなどに積もって悪さをしてしまうことは聞いたことがあるのですけど、打ち上がった軽石はもう浮かないというのは私にとって新鮮な情報でした。
 水に浮くのが軽石だ、いくらいに思っているのですけど、私の予想が外れていてもシメタです。

 皆さんはどう思いますか?

 予想
  ア.浮く
  イ.浮かない
  ウ.その他

実験

予想してからね

実験

 いくつか下まで沈めてみたのですけどしっかり浮きました。

     。

 実験結果の写真を添えて送ってあげました。

別の山が!
 その後、また海に行くと軽石の帯はさらに広がってこうなっていました、黒っぽい筋が軽石で、先週よりさらに押し寄せてきていることがわかります。

〈たの研〉の20mの撤去活動など何もなかったかの様です。
 軽石に住みかを埋められたカニさん達はどうしているか?

 軽石をかき分けて〈住みか作り〉をしています。

 負けてない!

 教材や実験用の軽石をとって、先週撤去した軽石の山がどうなっているか見ると、その山とは別にもう一つ山ができていました、これは嬉しかった。

 前回のメルマガに「膨大な軽石を前にしたアリの様な気持ちだ」と書いたのですけど、アリもたくさんいたらすごい力になっていきます。
 このメルマガを書いたらまた行こうと思います。

紹介はここまでにしておきましょう。

 

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ドライアイスをたのしむ/雲一粒の大きさと水分子の数/ドライアイスの危険性①

〈ドライアイス〉の実験をしていたので、たの研に学びにきている先生たちにも少しみてもらいました、私いっきゅうはドライアイスが大好きです。

 メルマガに書いたことは覚えているのですけど、このサイトにも書いたのかよく覚えていません、ダブっていても大切なものなのでよしとしましょう。
 先生たちに質問してみると、学校でも危険なものとして扱われていて、給食の時のドライアイスは返す時にちゃんと数をチェックして、返し忘れがないようにしているという話でした。

 たしかにドライアイスの事故は実際に起こっています。

 救急搬送の例の中で、あるお母さんが料理の時、冷やそうとしてミキサーに食材とドライアイスを入れてフタをしてスイッチを入れたら爆発したという事故の話を聞いたことがあります。
 きっとこういうねじ込み式の密閉タイプだったのでしょう。
          ※画像と事故の機種は関係ないのでぼかしておきます


 私はかなりたくさんドライアイスの実験をしてきましたが、事故例は一件もありません、どうしてか?

どこからが危険なのか知っているから

です。

 ところが普通の人たちは「ドライアイスはきけんだ」ということを〈ラベル的〉に知っていて、何をどうしたら危険なのかを知らない人がとても多いのです。
 さっきのミキサーでの事故のお母さんは「触ったら大変だけど、もともとドライアイスは入れ物に入っているのだから、それは安全だ」と考えていたのではないかな。

 わたしのドライアイスの授業を受けた人たちは、どこまでは安全でどこからは危険なのか知っているので、その人たちからの事故例も耳に入ってきません。

 「危険なものは危険なのだから、そんなものは教育の場で扱わない方がよい」と思う人もいるでしょう。

 そうでしょうか?

 子どもたちは〈薬〉のことを知っています。
 たの研の〈救急法のプラン〉があります、「傷の消毒、止血などはお母さんやお父さんを呼ばなくてもある程度自分でできるようになる。応急手当てしてから大人にちゃんと病院にいかなくてはいけないか見せる」というは生きていくための大切な智慧です。
 友だちと遊んでいて、その友だちが怪我をして出血した、その時、周りに大人がいない場面はたくさんあります。
 まず水道水を流したまま傷口を洗い流す。
 その後、清潔なハンカチなどで圧迫法で止血する。
 私もそうでしたけど、やんちゃな子はいちいちハンカチなど持っていない。その時には近くにヨモギの葉っぱなどがあれば、洗ってほこりなど洗い流してから少しもんで傷口に当てて〈圧迫〉するで止血する。
 ヨモギはガンの予防の効果があるとかいろいろ言われていて、それは私は知らないのですけど、止血殺菌作用はあります、アウトドア派の重要知識の一つです。

 その続きの〈薬と毒〉という大切なプランがあります。

 薬は毒の性質があって、毒も薬の性質がある。
 それは使う程度の問題なのだということを伝える大切なプランです。

 ドライアイスもそれと似たものだと考えています。

 ドライアイスは人間が開発した画期的な物質であるだけでなく、科学の原理やイメージとしてとても大切な物質です。三態変化を感動的に伝えようとする時、これほど画期的な素材もなかなかありません。

「ドライアイスは危険」と切って捨てるのはあまりにももったいないことで、たのしい教育はそのドライアイスを利用したたのしい授業、講義も準備しています。興味のある方はお問い合わせください。

 さて、前書きが長くなってしまいましたが、とても大切なことなので、しかたありません。
 このドライアイスから湧き上がるモクモクした雲のようなものの正体について、次回お話ししましょう。気に入った方は、ラストのクリックをお願いします!

 

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たのしいと身体も頭も賢くなる 出前児童館で〈コップシュート・キャッチ〉

 地域の子どもたちと週に二、三回〈たのしい教育〉を実施しています。おかげさまでどんどん参加者が増えてきて、いろいろなものづくりや実験をしながら、たのしさ賢さがどんどんふくらんでいます。

 今回のプログラムはニューバージョンの〈コップシュート・キャッチ〉です。


 コップシュート・キャッチは非接触型のゲームなので、以前のように感染症がふえてもたのしめます。

  これはみんなで作ってあと、遊び方・ゲームの仕方をたのしんでいるところです。

 子どもたちは、どんどん新しい遊びを創り出してくれます。

 これはその一つ「打ち上げ花火」です。

 今週もまたたのしい笑顔をたくさん広げたいと思います。

 11月17日(水)越来公民館 16:00~18:00

 11月18日(木)宮里第一公園(雨天時は宮里公民館) 16:00~18:00

 11月19日(金)登川公民館 16:00~18:00

 

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願いを書くと80パーセントくらい願いが叶う魔法のカードがあったら貴方はそこに何と書きますか?

 たのしい教育研究所に張ってある干支のポスターにいろいろな人たちが今年の願い(目標)を書いています。
 ほぼ80%くらいの達成率がある不思議なポスターです。

 そのポスターに「猛牛! 人生を変える!!」と書いたKくんがいます。

 昨日その嬉しい報告をしにきてくれました。

 個人情報なので具体的には書けませんが、早くもその願い通り猛牛のごとく前に進み、人生を大きく変えました、おめでとう。

 たのしい教育研究所はたくさんの笑顔に囲まれています。

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