たのしい七夕の日、読者のみなさんに感謝の気持ちを! 〈RIDEの公式サイトのアクセス数〉

 今日はちょうど七夕の日です、〈願い〉について書かせてください。
 しばらくこのサイトのアクセス数について話していませんでしたが、目標の「1日平均1000アクセス」に近づいています。

 分析ツールの数字をご覧ください。

 過去30分で27アクセス、今日は夜の時間で1805アクセス、昨日は1030アクセスです。
 別な日をたどると〈1494アクセス〉〈1015アクセス〉と続いています、ここ最近は1000件を超すのが普通になっています。

 1ヶ月の平均では、まだ突破できていません。

 これは約1ヶ月(28日)のアクセス解析です、28日間で2万6045アクセス、1日平均〈930アクセス〉です。


 
 とはいえ、数日おきに1000件を突破する間隔が縮まってきています。

 詳しい方から「これだけのアクセス数があるなら収益につながる運用をした方がよい」と何度も勧められているのですけど、たのしい教育の普及のみを頭においているので、なかなかそこに時間を割くことができません。

 二~三年前、どんどん書き込む記事のボリュームにサーバーが対応できなくなりクラッシュしてしまったこの公式サイトが、読者の皆さんの応援を得て復活し、やっと安定的な支持をえる様になりました。
 はじめのころの読者のみなさんの中には〈たの研〉がなくなったと思った人たちもたくさんいると思います、申し訳ない気持ちです。

 今この記事を読んでくださっている皆さんが、ここまで大きくしてくれました。
 大きな感謝の気持ちをお伝えさせてください、「ありがとうございます」。

 最近私が載せた空の雲に向かって車を走らせている画像がありました。気に入ってくれた読者の方が「坂の上の雲ですね」と伝えてくれました、司馬遼太郎の小説のタイトルです。

 〈登ればきっと手が届くはずだ〉と全力で坂道をのぼっていく明治期の人物たちを描いた作品です。
 もちろん坂の上にいったところで雲を手にすることはできません。

 これは以前とった坂の上の雲の写真です。

 たのしい教育研究所が登っているのは坂ではなく山です、それも〈穂高〉レベルの高い山です。仲間たちみんなで見つめているその雲は、まだ遠くにあるのですすけど、一歩一歩登るうちに、きっと手が届くことでしょう。
 その一歩一歩を押してくれるのが応援してくださる皆さんの力です、心から感謝しています。

 たのしい教育が普通の教育になり、たくさんこどもたちが、休みもいいけど学校もいいと感じてくれる。先生たちもたのしく子どもたちと触れ合う。そういう姿をみて保護者の方たちも笑顔になる。
 そして社会は、富・財産、権力のある人たちだけでなく、弱い人たちみんなにとっても住みやすく豊かなものに変わっていく。
 そういう姿を、坂の向こうに想い描いています。
 これからも応援をよろしくお願いいたします。

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オオハマボウ(ユウナの花)の秘密「見れども見えず」その2-たのしい植物学

 タンジェリン・オオハマボウとイエロー・オオハマボウの話の続きです、この二枚の写真は私いっきゅうが最近撮影したものです。

 みなさんはどっちをよく目にしているでしょうか。

いっきゅう撮影2023-07

いっきゅう撮影2023-07

 多くの人は一枚目の写真だと思います。

 この二つはチューリップの様に、黄色、赤という様に別れているのでしょうか?

 先日〈たの研〉のA先生が
「ユウナは朝はきれいな黄色で、夕方に近づいていくにつれて濃いオレンジ色に変化していくんです」と話していて
「え、全部そうなるんですか?」と驚いてしまいました。

 A先生も全てがそうなるのか不確かな様です。

 そもそも朝と夕方で花の色が変化してしまう植物があるという話は聞いたことがありません。

 みなさんはどうでしょう、1枚目が午前中、夕方になると2枚目になるという話は本当だと思いますか?

⬇︎

予想タイム

⬇︎

 実はそれは本当のことでした、1枚目の黄色いユウナの花も2枚目のユウナの花も、私が同じ日の同じ〈ユウナの木〉で午前11時と午後4時に撮った写真です。

いっきゅう撮影2023-07

いっきゅう撮影2023-07

 しっかりと色が変わっています。

 それだけではありません。

 下側を見ると・・・
 タンジェリン色の花がたくさん落ちています。
 黄色い花の状態で落ちているものはみあたりません、どういうことでしょう。

いっきゅう撮影2023-07

 ※

 ユウナ(学名:オオハマボウ)は1日で黄色からタンジェリン(オレンジ)色に変わるのだけではありません。

 朝開いた花が夕方には落ちてしまうのです。

 なんと・・・

 色が変わっていく花というとアジサイもそうです、しかし1日で変わっていくという花は聞いたこともなく、毎年ユウナの花を見てきたのに、全く気付きませんでした。
 まさに「見れども見えず!」、見ていたけれど見えていなかったのです。

 それにしても、花が1日で落ちてしまうということになると「実・タネ」はどうなっているのでしょう。

 これが花が落ちてあとに残っている実・タネです、すでに成熟してように見えます。

いっきゅう撮影2023-07

 この様子から予測すると、花のツボミの状態でどんどん実・タネも成長し、花が開くと1日で受粉してしまうので、花を落としたあと、どんどん実・タネが成長していくということなのでしょう。

 ここから先は、みなさんが自由研究してみませんか。

 その変化に感動すると、この写真が夕暮れに近づいた頃撮られたものか、そうでないのかわかる様になります。

 タンジェリン色にかたむいていくのは、太陽が最も高い位置を越してからなのか?
 それとも気温が最も高い時が変わり目なのか?
 1日、定点観測して「あ、色がかわりはじめたぞ」という研究もたのしいと思います。

 webなどで調べるのもよいのですけど、そもそもこういう研究した人がいるのかどうか・・・

 まず今の時期、ぜひ海岸沿いでユウナ・オオハマボウを直接眺めてみてください。
 花の中の濃い色など、味わい深い花です。

 可能なら午前中と夕方近くの両方の時間に、ぜひ。

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冬瓜(トウガン)のひみつ-楽しい家庭科/たのしく賢く学ぶことは特殊詐欺などに騙されないための大切なツール

〈たの研〉応援団のHさんが収穫したてのトウガン(冬瓜)とサツマイモを持って来てくれました。「いろいろな方たちの応援が元気の源だ」というのは草の根的な活動をしている日々、〈実感〉していることです。このメルマガを読んでくれているみなさんのアクセス数一つ一つもとても大きな応援です。可能な方は「このサイト、子どもたちと語る時に魅力ある話がたっぷりだよ」とLINEやメール等で知人に広げていただけると嬉しいです。QRコードでこのサイトにジャンプします、利用していただける方はどんどん広げていただければ幸いです➡︎

 さて話は一行目に戻ります。

 Hさんも珈琲好きです、一緒におしゃべりしながら、今回も農業のたのしさをたくさん語ってくれました。

「どうして夏にとれるのに夏瓜でなく〈冬瓜〉なのでしょう?」と問うと

Hさんは「冬まで保存できるからです」といいます。

 その後、気になって調べてみました。

 面白かったので紹介させていただきます。

 冬瓜は硬い皮で覆われ、さらに表面に白いロウソク物質(ワックス物質)を分泌するため、数ヶ月にわたって保存できるそうです、驚きました。

 まずChatGPTに尋ねてみると「数ヶ月保存が可能」とあります、ChatGPTだけを頼りにしてはいけません。いろいろ見ていくとその情報は確かな様です、wikipediaにこう記述されています、数行書き抜きましょう。

トウガン
 実(み)は夏に収穫され、冬まで貯蔵することができるため冬瓜とよばれる。果肉はやわらかく、淡泊な味わいで煮物料理などに使われる。

 完熟後皮が硬くなり、貯蔵性に優れる[7]。完全に熟したトウガンは約半年品質を保つという。

wikipediaに感謝して引用

 冷蔵庫を使わずに半年間保存できる植物の果実は、トウガン以外に存在しないと思います。

 ChatGPTに尋ねると「カボチャ」もそうだとありました、突っ込んで調べていくとそれは間違い情報でした。ChatGPTはとても素晴らしいAIですけど、情報というものは何にせよ、その一つだけで判断するのはやめた方がよいでしょう。このサイト記事で人気の高い「騙されない人になる・特殊詐欺の被害者にならない」ていうテーマでも大切なことです。

 その中で知ったことをもう一つ「冬瓜を英語で何というか?」
 私ははじめて知りました、知らない方は予想してみてください。

⬇︎

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⬇︎

⬇︎

Winter Melon(ウィンター・メロン) です。

メロンっていうとこれしかイメージしないので、驚きました。

wikipediaに感謝して参照

 

ウリ科の実を《Melon/メロン》と呼ぶのですね。

とするとゴーヤーもメロン・・・ブツブツしたメロンか。

一つの会話からも、たのしい知恵と知識の窓が開きます。

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自分の生まれ育った場所が「こんなにも美しい」と感じる時-感動を伝えることをためらわず

 プレゼンテーションの準備で巨大シャボン玉の写真を探しているときのこと、ある写真が目に入り、しばらく目が離せなかった写真があります。

 以前、仕事の流れでたまたま通りがかった場所で、高台から見る海の美しさに心動かされ、脇道に車を停めて、歩きながら撮った写真です。
 長年沖縄に住んで見慣れている〈海〉なのに、見惚れてしまうほどの眺めでした。

 坂道の向こうに見える海の輝きは映画のワンシーンの様です。
 画像加工しているわけではありません、写真より実物の方が遥かに美しい輝きを見せていました。

 最近、友人から「消え去ろうとしていた沖縄の芸能・文化がのすばらしさを伝え、残すために尽力したのは、県外からやってきた美術教師〈鎌倉芳太郎〉という人物だった」という話を聞きました。
 滅びゆく紅型の伝統を守ったのも、「神社にでもしたらよい」という意見を抑えて首里城の再建が実現したのも鎌倉芳太郎の功績、残した写真やノートが決定的だったといいます。

観光でたくさんの人たちが沖縄を訪れます。
きっとこの海の輝きに感動してくれていることでしょう。
そこから「沖縄のすばらしさ」を教えられることもあるでしょう。
けれど暮らしている私たち自身が気付いていたい沖縄のすばらしさです。
そうでないと、かつての紅型の継承者がわずか二人しかおらず、このままだと消えゆく文化の一つだった様に、沖縄の美しい自然も消滅の危機を迎えないとも限りません。

自分が子どもだった頃、この美しさを感じることができていたのでしょうか、私はどうもあやしい気がします。
その分、わたしたちの身近な子どもたちへ、この美しさを伝えたいと思います。

 みなさんが美しいと思うのは、沖縄のどういうところでしょう。
 遠慮せず、かといって押し付けにならない様に、子どもたちに
「この景色どう?
 お母さん、すばらしいと思うのよ」
そういうふうに伝えてみてはどうでしょう。

 これだけの宝物がある沖縄のすばらしさを自分たち自身で感じ、伝えていく、それも〈たのしい教育〉の大切なテーマだと思います。

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