ベランダに菜の花咲く〈何の菜の花?〉-楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

たのしい教育研究所のベランダでもいろいろな実験が行われています、これは最近花開いた〈菜の花〉、清楚できれいです、何の花だと思いますか?

「え、菜の花は菜の花でしょ、〈◯◯の菜の花〉なんてあるの?」と思う方もいるかもしれません。

 菜の花にはいろんな種類があるんです。

 とはいってもみんな「アブラナ科」の植物の花です。

 アブラナ科の植物というと、ハクサイ、カラシナ、コマツナ、カブ、ダイコン、ミズナ、チンゲンサイ、キャベツ、ブロッコリー まだまだあります・・・

 花の形などもとてもよく似ています。

 この菜の花は〈ダイコンの花〉です、ダイコンはダイコンでもカイワレダイコンです。

 初夏の講座のプログラムの一つ〈カイワレダイコンを育てていくとダイコンになるというプログラム=カイワレダイコンを育てよう〉で使った教材をベランダに置いて水やりしていたら、きれいな花を咲かせました。

 ベランダのある側には三、四階の建物があって日当たりがよくなく、晴れの日でも2~3時間くらいかな、土の中でひょろっとしたダイコンになっているのですけど、花をみると「カイワレダイコンもダイコンなのだ」とわかります。

 ダイコンにもいろいろな品種があるので、ムラサキ色ではない菜の花もあるのですけど、みなさんも菜の花、ダイコンの花について調べてみませんか。
 きっと野山や公園を歩く時にも「あ、あれも菜の花だ」とたのしく歩くことができるようになると思います。

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野菜づくりも教育もたのしさが一番-〈楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上〉

 たのしい教育研究所を応援してくれている方たちはとてもたくさんいて、このサイトを毎日読んでくださっている方たちも、その一人です、感謝しています。農業をしているHさんは野菜で〈たの研〉メンバーを応援してくれています。

 今年は寒さが長引く年だと知っていたらしく、冬野菜も例年より長く収穫が続いているというので、またたっぷり持ってきてくれました。

 私が子どもの頃、時どき、野菜を持ってきて売りにきてくれるおばあちゃんがいたのですけど、Hさんは、土から採りたての野菜を入り口外で広げて説明してくれるので、子どもの頃の懐かしい様子を思い出します。下の写真に写った野菜以外にも袋に入ったたくさんの野菜が運ばれてきました。

 これはHさんが新しく育てた〈球ちゃんタマネギ〉です、柔らかくて美味しそうです。

 今回一番驚いたのがサツマイモです。熊本原産(左)のものと沖縄の読谷村原産のもの2種類を持ってきてくれたのですけど、なんと鉢で育てたそうです。

  今年退職するという学校管理職の先生から聞いた話によると、学校では〈学級園〉や理科・生活科の〈教材園〉がなくなってきているとのこと、 地植えでなくこんなりっぱなサツマイモができるなら、学校でも子どもたちと試せると思います。
 「もしかすると2Lのペットボトルでできるかも」と思い立ち、さっそく〈たの研〉でも実験してみることにしました。

 興味のある方は、自分で、プランターなどを利用して栽培してみませんか。結果も教えてもらえると嬉しいです。

 Hさんの農業は「たのしさ優先」、たのしい教育研究所の基本方針とぴったり一致しています。

 説明会の後は、中に入っていっぱい笑いながらいろいろなお話をしました。元気の出る日々です。

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沖縄のカンヒザクラでさくらんぼジャム-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 メルマガではいろいろ紹介してきたのですけど、サイトでは触れてなかったようです。

 先日、沖縄のカンヒザクラの実でサクランボジャムに挑戦しました。

 以前作って美味しくなかったのは、赤い実を使ったからかもしれないので、完熟したぶどう色の実を使いました。

 読者の皆さんは作ったことがあるでしょうか。

 web上を調べてみると「沖縄のさくらんぼで作ったジャムも美味しい」と書かれています、期待しながら作ってみました。

 もちろん一発勝負ではなく、桑の実ジャムなどを作ってジャム作りになれてからの挑戦です。

 その結果どうだったかは、今メルマガに記載しているところなので、ここでは触れませんが、その時に、親にとって教師にとって、とても大切なことを再確認しました。

 明日メルマガを出してから、その続きを紹介したいと思います、ご期待ください。

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楽しい理科-色の感覚 寺田寅彦の〈物理学と感覚〉から/楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 寺田寅彦の『物理学と感覚』のはじめの部分にこういう文章が出てきます。

 人間がその周囲の自然界の事物に対する知識経験の基になる材料は、いずれも直接間接に吾人の五感を通じて供給されるものである。生まれつき盲目で視神経の能力を欠いた人間には色という言葉はなんらの意味を持たない、物体の性質から色という観念をぬき出して考える事がどうしてもできない。トルストイのおとぎ話に牛乳の白色という観念を盲者に理解させようとしてむだ骨折りをする話がある。雪のようだと言えばそんなに冷たいかとこたえ白うさぎのようだと言えばそんなに毛深い柔らかいのかと聞きかえした。

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 寺田寅彦は好きな科学者・文学者です、このサイトやメルマガでも複数回取り上げてきているのですけど、寅彦が残したもの全てを肯定的にうけ入れているわけではありません。

 みなさんは上の文章で、何か気になるところはありませんか?

 この頃の日本ではハンディのある人たちへの言葉は配慮されていないところがあって、そういう表現も気になるのですけど、科学的な部分ではどうでしょう。

「生まれつき盲目で視神経の能力を欠いた人間には色という言葉はなんらの意味を持たない」

 というのは本当のことでしょうか?

 ※

 生まれつき目にハンディがある人たちにとっても色は重要な意味を持ちます。パーティーに参加する時には明るい色、悲しい場に参加する時には黒系の色というようにコーディネートする必要が出てくるでしょう。

 そういうことだけではありません。

 色によって温度に差が出てきます。

 似た様な服でも白系は涼しく過ごすことができて黒系は熱く感じます。真夏の陽の下を歩く時、黒系は熱中症の心配をしなくてはいけません。

 これは国立環境研究所の研究データです。同じ様な条件で5分間日光に当てると、白のシャツの温度が30度だったのに対して、黒は45度です。

https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/topics_blackmask.html

 2011年8月の晴天日に茨城県つくば市の(独)国立環境研究所敷地において、日中屋外(建物等による日影のかからない場所)で色彩以外が同一規格の衣料(U社製、同一素材・デザインのポロシャツ、色違いの9色)を用い、表面温度の経時変化を観測(赤外線サーモグラフィで最高温度を読み取る)した。色には明度という概念があり、標準的な原色(教育用折り紙)で比較した場合、白(明度1.0)、黄(1.0)、赤(0.8)、紫(0.7)、青(0.7)、緑(0.6)、黒(0.0)という数値が得られるが、この明度が可視光の反射率を代表していると考えられる。ポロシャツを使った実試験に先立ち、教育用折り紙で同様の試験(2011年7月6日午後:快晴)を行ったところ、ほぼこの順番(14時に白44℃、黄49℃、赤54℃、紫57℃、青59℃、緑62℃、黒71℃)で低温から高温に並ぶ結果が得られたため、折り紙の場合は可視光の反射率が表面温度を決める支配的要因の一つであると考えられる。

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680673539584

 色は見た目の違いだけでなく、温度にも関わります。

 服の色一つとってみても、目の不自由な方たちに「今日は暑いから白系がよいとおもうよ」とか「今日は寒いから、黒系だと暖まりやすいと思うよ」という様に声をかけてあげられます。

 もちろん家の屋根の色も同じ様に温度と強く関係します。

 視力面でハンディのある方たちも色を意識することは大切なことだと思うのですけど、どうでしょうか。

 寺田寅彦が生きていたら、議論したいことの一つです。

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