楽しく島言葉〈ガッテン=合10〉カード

〈たの研〉の人気プログラム「ガッテン(合10)」を利用している方むけに、「島言葉/琉球方言」をたのしむカードとして作成しました。「ガッテン(合10)」を知らない方も、1~5までの島言葉を勉強するカードとしても利用できます。
 厚めの紙(画用紙など)B4以上に印刷してください。1シートで4人分です。

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「人間でなくなる・・・」@たのしい教育の平和論

 たのしい教育研究所(RIDE)の新しいプロジェクトの中でいろいろなタイプの学校づくりの構想がすすんでいます。プロジェクトには私のような授業実践家たちだけでなく、つい先ごろまで校長をしていたA先生もいます、教頭をしていたB先生もいます、栄養士もいます。もちろん学校でバリバリに活躍中の先生たちもいます。

「たのしい教育」の発想でわたしたちが学校を創るとしたら、どういうものができるか?

 すでに、抽象的な段階を過ぎて、具体的なプログラムづくりにすすんでいます。
 年間計画の案を作成してくれたA先生が「六月には平和プログラムを組みたい」と提案してくれました。

 明らかに危険だと思うものは別にして、〈たの研〉では新しい提案には賛成するスタンスです、「実験してみなければわからない」という認識論があるからです。A先生の提案は、どの学校でもやっていることなので、目新しいものではないのですけど、大賛成です。

 たのしい教育と平和学習は両立するのか?
 もちろんです。

 たのしい教育は面白しろおかしい教育でも、奇を衒(てら)ったものでもありません。たくさんの人たちの笑顔と可能性を伸ばすのがたのしい教育です。平和な世の中をつくろうということは、たのしい教育の大切で大きなテーマです。

 石川文洋(ぶんよう)という写真家をご存知でしょうか。沖縄の首里出身で、名物「の まんじゅう」をつくっている店の長男の息子として生をうけました。
 文筆家 開高健(たけし)と一緒にベトナム戦争を報じた写真家で、 『戦場カメラマン』などの名著を数々世に出しています。

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 先日、琉球朝日放送(QAB)の「戦場ジャーナリストのエンディングノート」という番組をみました。※30日(日)深夜2時に再放送があります、おすすめします

 強く心うたれる内容でした。

 石川さんはベトナム戦争当時、従軍カメラマンとして戦場でシャッターを切りました。それらの写真が〈平和の尊さ〉につながるものだといえるでしょう。実際、ベトナム政府が石川さんに、功労賞を授与しています。

 これは実弾あたった近くの草の葉が目の前に落ちてくるような中、身を潜めてシャッターチャンスを待っている時だと語っていました、死と生のすれすれの中を生き抜いてきたわけです。。

 石川さんが番組の中で語っていたのが『普通の人が人間でなくなる、人間でなくしてしまうのが〈戦争〉なんだ』ということです。

 『ぬちどぅ たから/命が宝物なんだ』という沖縄の言葉も講演の中で引用していました。

 では、私たちはどうしたらよいのか?

 戦争の悲惨な現実を知り、元気に、平和に生きていく。
 弱い立場の人たちも元気な人たも、自分の可能性を伸ばし、未来に夢をもつ。

 そういう社会を作ることができる、それがたのしい教育です。

 子どもたちに、元気になる平和教育を実施していきたいと考えています。

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楽しく島言葉(しまくとぅば):子どもたちが島言葉の魅力を感じてくれるプログラムが勝負

 今年度もすでに〈たのしく島言葉〉の活動が始まっています、これは中部の小学校で、〈たの研/たのしい教育研究所〉のシンプル島言葉を紹介しているところです。

 

 〈しまくとぅば〉は琉球・沖縄の祖先が大切にしてきた「ものの見方・考え方」をタイムマシンのように届けてくれる素晴らしい文化遺産です。

 だから学ぶ必要があるというわけではありません、たとえば〈男尊女卑〉の発想を継続する必要はないでしょう。

 消えていくのはもったいなさすぎる琉球・沖縄の祖先たちがかつて大切にしてきた発想・哲学があります。言葉に残ったそういうものの見方・考え方をたのしく伝えていく活動、それが〈たの研〉の『たのしく島言葉』です。

 沖縄県にバックアップしていただいて取り組み始めて早3年に入ります。3年前から活動がはじまったのではありません、「たのしい教育」の歴史の中ではすでに20年以上前からスタートしています。
 その一つが20年以上前、私が恩納村の小中学校で勤務していた頃に実施した〈沖縄方言検定〉です。こどもたちも先生方も喜んで取組み、二次試験では地域のおばあちゃんおじいちゃんが試験官として協力してくれるなど、大きなもりあがりを見せた取組の一つです。

 これはその時利用した〈島言葉〉の問題と認定証です。

 なかなか合格できない子どもたちは祖父母の元をたずねて練習し、二回目三回目の試験で合格していきました。

 その後も「散歩しながら島言葉」「クッキングで島言葉」「海の生き物しまくとぅば」などいろいろな教材を開発し、こどもたちとしまくとぅばの楽しさと深さを味わってきました。

 こどもたちのものの見方・考え方がバージョンアップする、島言葉で明るくたのしく元気になっていく、そういう活動を全力ですすめています。

 応援してくださるかた、自分の地域でたのしいワークショップを実施して欲しい組織団体の方はご連絡ください。

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セミの季節になった@沖縄 野山さんぽ 2024.5.26

 東京のセミを調べると「7月8月から」とあって、日本列島の季節の違いをあらためて気付かされます。

 先日の野山さんぽでニイニイゼミをみつけました、こんなセミです。

 自分も一緒に行きたかったのか、車に入ってきました。
 

 もちろん、外に逃してあげました。

 セミの鳴き声をミーン、ミーンとかジーとかいう表現をすることがあるのだけど、実際に聞いてみるとかなりイメージが違います。

 とてもよいサイトがあります、琉球大学博物館「おうちミュージアム」です。

 ニイニイゼミといってもミヤコニイニイ、イシガキニイニイといくつかの種があって、それぞれ鳴き方も異なっています、びっくり。

 日本最小のセミ、イワサキクサゼミから始まって、ニイニイゼミも収録してあります、聴いてみませんか。

琉球大学風樹館に感謝を込めて参照⇩
 https://fujukan.skr.u-ryukyu.ac.jp/ouchi/cicada.html

 

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