教育の中で必要なカウンセリングの力-PEALカウンセリング

 カウンセリングは難しいという話をよく耳にします。

 莫大な予算をかけて日本の全ての教師に複数回のカウンセリング研修を実施してきたにもかかわらず、いろいろな先生たちに「子ども達へのカウンセリングができますか」と尋ねると、否定的な答えが返ってきます。

「教育相談ということで、いろいろ話を聞いたりアドバイスしたりすることはやっているんですけど、それがカウンセリングかというと、そうではないでしょう」と答えた方もいました。

 どうしてでしょうか?

 先生たちの能力が低いからでしょうか・・・

 とんでもありません。

 突きつけられる難題・課題にプラスして、よく知られている様に、たくさんの仕事量をこなしていく必要がある中で、学校システムを崩壊させていない。
 現状を維持する力は、日本の一流企業体が挑戦しても勝てないでしょう。

 カウンセリングが学校現場に定着しないのは、そのカウンセリング流派の手法が先生達向きに構造化されていないからです。

 忙しすぎる日々の先生がシンプルに学べ、その結果を確かめることができるカウンセリングでなくては、そもそも難しいのです。

 気になる子どもと話をしようと二人で向かい合う。

「最近、気になるんだけど・・・
 何か学校で困っていることはない?」と尋ねました。

「先生、実はAさんBさんに嫌なことをされて困っています。
 休みの時にもLINEでバカにしたことを書いてきて・・・」

 さて、あなたは何て答えるでしょう。

⬇︎

⬇︎

⬇︎

「そうなの、それは辛いわね。
 先生がAさんBさんに、どうしてそういうことをするのか、聞いてみようね」

 その流れはカウンセリングに進みそうもありません、生徒指導的な流れにいくでしょう。 

 では、カウンセリングはどの様にすすめるのか、どう言葉を返したらよいのか?

 そういうことに的確に答える、そして構造的に学べるものがPEALカウンセリングです。

  PEALカウンセリングは4つの工程をシンプルにたどりながら、クライエント(相談側)と知恵を寄せ合いながら組み立てていくカウンセリングです。

 学びたい方は4名程度のグループでお申し込みください。実践的な力が高まる四回コースをプログラムしています。PEALカウンセラー資格を目指している方たちは、年末に開催する予定のカウンセラー要請講座に向けての重要なステップになります。すでに資格を持っている皆さんも、基礎理論を確かめ、カウンセリングの力をブラッシュアップする機会になります。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

たのしい教育キャラバンの様子〈赤ちゃんの頃から たのしい教育〉

 たのしい教育キャラバンといって、こちらから出かけていって、子ども達にたのしい教育プログラムを実施するシステムがあります。

 これはアウトドアで実施した時の一コマです、たくさんの子ども達がやってきてとても盛り上がりました。毎回、そうです。

 赤ちゃんと一緒にお母さんも参加してくれました、赤ちゃんはすやすや眠っています。

  赤ちゃんたち向けのたのしい教育研究所のプログラムもあるのですけど、寝ている子には無理です。

 それでは意味がない、と感じる人もいるでしょうか。

 いいえ、それは違います。

 このお母さんが、たのしい教育プログラムを体験して、自分の子どもとたのしむことで、笑顔と賢さにつながっていきます。

 今、構想しているプロジェクトが一息ついたら、赤ちゃんとお母さん向けのプログラムを整理しておきたいと思います。

 ワークショップをご希望の方は、自治体等に「たのしい教育研究所を講師に招聘してほしい」と要望していただければ、その時が早くなるかもしれません。

 毎日、たのしく元気に活動をすすめる、たのしい教育研究所です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

たのしい英語・楽しい国語「言葉の中に刻まれた〈平等〉」

 言葉には、それを使っていた人たちの価値観や自然な感覚など、たくさんのことがDNA(遺伝子)の様に刻み残されています。

 英語のBrother(ブラザー) というのは〈兄弟〉、Sister(シスター)は〈姉妹〉をしめす言葉です。

「日本人」は誰が先に生まれたのか、兄なのか弟なのか、姉なのか妹なのかをハッキリさせるのが普通で、上下だけでなく〈長男・次男・三男〉という様に、何番目に生まれたのかまでハッキリさせるのが普通です。

 ところでアメリカの映画をみているとBrotherはBrother(兄弟は兄弟)、SisteはSiste(姉妹は姉妹)で、日本の様に誰が上かを示す表現はほとんど耳にしません。elderをつけて年上だと表現することはできるのですけど、すくなくとも、よく聞く表現ではありません。

 家族の中で、先に生まれた子でも下でも同じ様に自分たちの子どもとして大事にされているのでしょう。

 イギリスの王室の様な長男継続の伝統は特殊なもので、長男が家業を引き継ぐとか家を引き継ぐという様な伝統は、アメリカやイギリスではほとんどないようです。

 日本でも実際のところ、きょうだいはきょうだいで、上だから下だからということで分け隔てはないと思います。けれど家業は長男とか仏壇は長男という慣例があるのは事実です。
 実際、女性が結婚する際「長男の嫁は大変だ」という話も時々聞きますから、噂だけのことではないでしょう。

 言葉には、その言葉を母語とする人たちの、ものの見方・考え方、価値観がしっかり刻まれています。

 どちらの文化がよいとか悪いという裁定はできません。そこに残された価値観は、いろいろな状況が作り出した必然性もあるでしょう。とはいいえ、きょうだいの上下関係をことさら重要視しない英語の感覚を私は好ましいと思っています。

 みなさんは、どう感じるでしょう。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

沖縄の野山は夏への移ろい ノボタン(野ぼたん)・イジュ・ゲットウ(月桃)・カスミヒメハギ

 前々回〈赤土ってホントに赤い〉というテーマだったので、植物は言葉で軽く並べただけでした、その時撮った植物を紹介します。沖縄の5月の野山で見られる草花そして樹木です。

 これはノボタン(野ぼたん)です。

 梅雨の頃を代表する様な樹木、イジュの花も目立ってきました、中北部の土壌でみられる白い花の植物です。

 月桃の花も目立っています。
 この葉の部分はムーチーを包む時にも利用されます。

 カスミヒメハギもたくさん咲いていました、根の部分をひっかくとルートビアの香りがします。

 雨が続くとなかなか深くまで入ることは難しくなります。

 晴れ間を見て、野山の植物をたのしんでいこうと思います。

 みなさんが撮った植物の写真を送ってくれると嬉しいです、めずらしいものでなくて、身近なものでも歓迎です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!