楽しい教材・たのしい動画教材YouTubeが6本目になりました

 楽しい教材・たのしい学習の動画教材作成がスタートして一ヶ月を過ぎました。これまでたくさんのこども達や先生たちが喜んでくれた教材を提供しようと思います。
 準備運動として作った動画は0番目として、その後5本の楽しい教材がそろいました。
 10本くらい作成すると、やっと動画作成の全体像も見えて、腕も安定してくると思います。

 すべて学校でも家庭でも利用できるような内容です。
 これまでの動画を紹介させてください、画像の左下〈見る▶YouTube〉マークをクリックするとジャンプします。

 最新の〈ワッフルパーティーをしよう〉は、さっそく「〈ワッフルメーカー〉を購入しました、動画をみながらつくります」という声も届いています。

5.ワッフルパーティーをしよう

子どもとたのしく仲良くなる〈ワッフルパーティー〉をしましょう。 ホームパーティーやクラスでのパーティー、家庭科や総合、裁量の時間などを工夫してたのしんでみませんか。 材料は〈バター50g〉〈全卵1コ+牛乳で130g〉〈さとう30g〉〈薄力粉100g〉〈強力粉100g〉〈塩ひとつまみ〉〈ドライイースト5g〉です。 たのしい教育研究所には、こどもが笑顔で「もっと学びたい」と言ってくれる教材に満ちています、興味のある方は、公式サイトも合わせてごらんください。 ⇨https://tanokyo.com/

 

4.草原(くさはら)をたのしもう

たのしい教育研究所にはこどもと仲良くなる教育プログラム、楽しい教材・学習がいっぱいです。今回は人気のアウトドア編、8分くらいですから学校や家庭で短い時間でたのしめます。たのしい教育、PEALカウンセリング、若い先生たちを育てる講座、中堅ベテランもたのしむ講座がたくさんあります。 公式サイトhttps://tanokyo.com/も人気です、あわせてご覧ください。

 

3.スイスイたこさん

たのしい教育研究所がブラッシュアップしたたのしい教材〈スイスイたこさん〉は、『たのしい授業2018年3月号』〈ものハン10号〉由井宏幸さんの「不思議物体」を〈たの研〉の授業の中で独自にどんどん進化させていったものです。慣れたら2~3分くらいで作ることができるでしょう。 たの研の取組はたのしい教育全般です、アウトドアあり、ものづくりあり、本格的な仮説実験授業あり、おいしい食べ物づくりありetc. 興味ある方は公式サイトもご覧ください。 ☆https://tanokyo.com/

 

2.おきなわ秋の彩りさんぽ

たのしい教育研究所には〈自由研究をたのしくしたい〉〈たのしい学習〉〈たのしい学力向上〉などでたくさんの要望がとどきます。その中の一つ「沖縄の季節の変化がわかるたのしい教材が欲しいです」という声に応えて秋の頃の沖縄の野山の様子を動画にしました。
 こうやってじっくり眺めると、あるんです、沖縄にも秋の彩りが・・・  爽やかな音楽を聴きながら、一緒に沖縄の秋の野山を散歩しましょう。BGMがわりに聴いていただけるのも嬉しいです。

 

1.たのしいものづくり〈ホタッテくん〉

たのしいものづくりのヒット作の一つ〈ホタッテくん〉の紹介です、軽やかな音楽と一緒におたのしみください。気に入った方はチャンネル登録お願いします!
✨ホタッテくんについては、たのしい教育研究所(RIDE)のいっきゅう先生が「ものづくりハンドブック10(仮説社)」に書いています
⭐️公式サイトも好評です https://tanokyo.com/

 

0.野山を歩こう

 

たのしい教育研究所の動画配信です。こどもも大人もみんな笑顔で知的好奇心を高める活動をすすめています。チャンネル登録よろしくお願いします。 公式サイトも人気です、あわせてどうぞ。https://tanokyo.com/

 いろいろな方たちに広めていただけることで、楽しい教育も少しずつ広がります、たのしいご協力よろしくおねがいします。
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大人の感動とこどもの感動/たのしい読み語り「ルリユールおじさん」

 秋の講座の打合があって、久しぶりにミエ先生の読み語りを体験しました。ちょうど私が好きな「ルリユールおじさん」でした。

 女の子が壊れてしまった本をルリユールさんに直してもらうお話です。
 本好きな私にとってはルリユールさんが「これはこうしてこうやって」という様に本を直していくシーンは「しみじみいいなぁ~」と感じる内容なのですけど、今日は小学生の感覚に戻って聞いてみたら「特に本好きではない小学生にはつらいかな」と感じてしまいました。

 大人はこどもに
「これはいい本だよ」
 というように紹介することがあります。

 でも考えてみると、子どもが目を輝かせるとか心動かされるとか、いいなぁと感じるのは、読んでもらってからわかることで、教師がそれまでにそういう実験結果を重ねてもっていればそういってもよいけれど、そうでないときには一度こどもの感覚に戻ってみる必要があると考える機会になりました。

 みなさんが子ども頃に読んで「これは良かった」と感じた本はなんですか、ぜひ教えてください。
 秋の夜長に読んでみたいです。
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子どもたちと仲良くなる/始業式の日、学年お楽しみ会で全クラス合同の〈水中シャトル〉楽しく賢くなる方法

 読者の方たちからいろいろな便りが届きます、今回もとても嬉しい内容でした。以前〈たの研〉に水中シャトルのパーツを大量に注文した先生からのたよりです。
 後期の始業式の日に「学年全体で〈たの研〉の水中シャトルをたのしみました」という内容でした。
 少し抜粋して紹介させてください。

2学期の始業式の日に、学年全クラスで、水中シャトルを作りました…
子どもたちの感想をいくつか紹介させてください。
①水の調整がむずかしかったけれど、何回もやったら、うまく魚を動かすことができるようになりました。
 ペットボトルにマジックで絵をかいたら、本当の海の中のような感じになりました。
 また、家でも作ってみたいです。
②最初は、この材料でどんなふうに作るんだろうと思いましたが、予想と全然ちがって、とてもたのしいおもちゃができました。
 家に帰ったらお母さんや妹に見せて自まんしたい気分でいっぱいです。
家庭学習ノートに、作り方を図入りで、かいてきた子もいました。

 たくさんの写真が添えられていました、なるほどペットボトルそのものにデザインしてたのしんでくれたわけですね。

 魚にデザインした子もいますね。

 たくさんのこどもたちが工夫してたのしんでくれている様子が伝わってきます。

 この子はいかにも超能力で中の魚を沈めている感じですね、すばらしい。

 こども達が「たのしい」感じる教材で先生が仲良くなることは学校がよくなっていくことに繋がります。
 そして人間が「たのしい」と感じることで知的に高まらないことはありません。

 こども達は〈水中シャトルづくり〉からいろいろなことを学んだでしょう。
「水圧は全体に伝わる」ことであったり「中の空気はその水圧によって縮んだり広がったりする」ことであったり「その空気の体積によって浮力が違ってくること」であったりetc.
 もちろん言葉でそういうことを伝えることは難しくても、体感としていろいろなことを感じていくわけです、これが賢くなる大きなステップになることは間違いありません。

 読者の方からのたよりはこう続きます。

家庭学習ノートに、作り方を図入りでかいてきた子もいました。
校長室の前の机に1つ置いて、誰でもさわって遊べるようにしています。
この後、理科で空気や水を押し縮める実験があります。そこにつなげていけそうです。

 大好評のものづくりでした。

 こういう先生が増えていくことが、前回の統計で見てもらった〈不登校〉問題への根本解決になります。
 読者の皆さんも、その取り組みにぜひ加わってください。

 たのしい教育に全力投球の〈たのしい教育研究所〉です。

 最もよいのは講座や〈たの研〉で直接学ぶことですけど、遊び方の資料付きのパーツを準備しています、使いたいという方は気軽にご相談ください。

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不登校と登校拒否は違うの? 野田俊作(元アドラー心理学会会長)先生が語っていたこと

 〈たのしい教育メールマガジン〉に軽く書いた不登校と登校拒否の話が「とても興味深い話でした」という言葉といっしょに資料が届きました。追記してこのサイトでも紹介させてください。

 みなさんは不登校と登校拒否の違いをイメージできるでしょうか?

 読者の方から送られたのは「あるサイトに〈不登校と登校拒否は全然違います〉と書いてあります」と具体的な内容が送られてきました。
 このサイトは批判ではなく提案をするサイトなので、具体的なサイト名などは避け、文章も少し手をいれておきます、ただし内容を曲げる様なことは一切していません。

・不登校…登校したいけれど登校できない子ども
・登校拒否…登校はできるけれど登校しない子ども

  大きな違いは〈登校できるかどうか〉

不登校は〈いじめや何らかの原因で登校できなくなってしまった子ども〉を指し、登校拒否は登校することはできるが〈非行やサボリで登校しない子ども〉のことを指す。

 この説明を読んで、どう思ったでしょう?

 この定義だと遊びまわって学校に行かないこどもたちは不登校児童生徒ではないことになってしまい、文科省が出している〈不登校児童生徒〉の統計には入らないことになってしまいます。

 私は学校で〈不登校に関わる統計〉の世話もしていたのですけど、文科省のそういった説明は聞いたことがありません。
 文科省の定義はこうです。

「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」

文部科学省「不登校の現状に関する認識」より

 病気や経済的な理由以外で年間30日欠席したら、非行やサボリでも不登校です。こういうことは学校の先生たちの常識の一つなので、前述の説明は教師ではない方が書いたものなのかもしれません。とはいえ、こういう定義が一人あるきしてしまうと面倒なことになるので、うちの様な教育の専門機関が〈違っていることは違う〉と書いておくことも大切だと思っています。

 話を冒頭に戻して、メルマガに書いたのはこういう話です。

 アドラー心理学を学んでいた頃、野田先生がこう語っていました。
「最近、文部省(文科省)は不登校という言葉を使うようになってきたけど、医者の立場(野田先生は医師免許を持っている)からみれば、こどもが登校を拒否しているのだから登校拒否だ。

 ところが文部省は〈学校は拒否してはならないところだ〉という立場を鮮明にしてきて、登校拒否という言葉は困ると。

 そこで中和的な〈不登校〉という名前が出てきた。
 だから医療をたばねる厚生省(厚労省)系の集まりでは〈登校拒否の子どもたちをどうするか〉というテーマで話し合い、文部省系の集まりでは〈不登校の子どもたちをどうするか〉というテーマで話し合う。私が行くと、どちらも似たような話をしている」

 私がカウンセラー免状を授かった1990年代のことで、この頃野田先生は「クラスはよみがえる/1989年出版」という本で教育関係者に広く名前が知られるようになり、いろいろな会合に呼ばれていたとのことですから、この発言の趣旨はかなり正しいと思います。

 実際、それ以前は文部省・文科省も〈登校拒否〉という言葉を使っていて、それにかわる言葉として〈不登校〉という言葉に急速に変わっていきました。意味を分けて使ってきたわけではないのです。

 そして厚生省・厚労省は今も〈登校拒否〉という言葉を残しています。
たとえば厚労省のサイトでは下にあるように〈不登校・登校拒否〉と並列して明記しています⇨こちら

 悲しいことに、今年もまた不登校・登校拒否のこども達の数は上昇しました、数日前に文科省が発表したデータをたどってみましょう。

 
令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について   2022年10月27日(木)文部科学省初等中等教育局児童生徒課

https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf

 たのしい教育研究所も、本気で支援検討会をスタートさせました。関心のある皆さんの応援・支援を期待しています。

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