自由研究−咲まち−ハイビスカス

〈たの研〉にある植物たちの開花を予想しながら今日か明日かとワクワク待っているのが〈咲まち〉です。前に書いた〈テンニンカ〉はまだ〈咲まち中〉!

 今回はこのツボミ〈ハイビスカス〉です、今週の水曜日の夕方に〈たの研〉に来ました。

 ハイビスカスにはたくさんの品種があります。
 沖縄にもともとあったハイビスカスはこんなカンジ、大きな花なのですけど、このツボミはその花よりずっと大きく花開きそうです。

 開花をたのしみに待ちつつ、仕事をすすめています。

 さて皆さんは、上のツボミをみて、何日後に花が開くと思いますか?

 

予想

ア.切った植物は花にならない

イ.翌日には花になる

ウ.2~3日後には花になる

エ.4~5日後に花になる

オ.一週間以上かかる

 

どうしてそう思いましたか?

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予想してみましょう

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予想してみましょう

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 これは木曜日の夕方、一日後の様子です。

 水曜日には緑のガクに2/3くらいおおわれていたのですけど、一日後には花びらに開く半分くらいはが前にせり出しています。
 色は白っぽいカンジがします。

 

 金曜日、二日後の朝・・・、開き始めていました。
 白のハイビスカスです。

 

 テンニンカの小さなツボミは5日たった今もまだ開花していません、でもハイビスカスは二日後には花開きました。

 育てる〈咲まち〉は新しい命の誕生をみる様で感動的な時間です。みなさんもやってみませんか。

 

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自由研究しませんか〈マングースの数は減ったのか?〉

 新聞などでは「マングースはどんどん減ってきている」というニュースを目にするのですけど、アウトドア好きの私は、ここ数年たくさんのマングースと遭遇するようになりました。
 休日に山路を行くと、多い時には5~6匹目にすることがあります。少ない時でも2~3匹くらいは見ている気がします。
 10年前より遥かにその回数は多いので、もしマングースが少なくなってきたというのなら、それは北部の限定された地域のデータではないかという気がしているのですけど、どうなのでしょう・・・
 知人は「北部で駆除が始まったから、どんどん中部に避難してきているのだよ」と笑っていましたが、穀物や希少生物などを食べてしまうというマングースが南下してきたとしたら、笑ってはいらませんね。

 マングーがどれくらい減ったのかと記事を探すと、一年半前のこういう記事(琉球新報)がみつかりました。

 一見して「12年の駆除活動で619匹いたマングースの数が39匹まで減少した」と思いきや、〈ワナにかかったマングースが年間39匹まで減った〉という話でした。タイトルとはいえ、誤解の無いような書き方がいいな、「駆除〈数〉」と一文字加えるだけでいいんだから。

 はじめの話にもどりましょう。
 最近の野山散歩で、私の前で立ち止まってくれたマングースがいました。
 いつもはササッと駆け去っていくのに、まるで私のカメラにポーズをとるかの様にじっとしてくれました。メルマガで紹介したところ、県外の読者の方はマングース自体知らないので『それがマングースなのですね」という反応だったのですけど、沖縄に住んでいる人たちからは「本当に止まってくれてますね」と驚いたというたよりがいくつも届いています。

 こうやってゆっくり移動しながら、しばらくいくと方向をかえて・・・

マングース いっきゅう撮影2022

マングース いっきゅう撮影2022

 4mほどの位置にいる私に気づき、ピタリととまってくれたのです。
 大きさはまるで違うのですけど、ポーズはまるでアシカかセイウチの様で笑ってしまいました。遭遇してから、このポーズでピタリととまってくれた時間は、3分くらいはあったと思います、かなり長くてびっくりしました。

 私だけがマングースをよく見かけるというわけはないでしょう。

 マングースはイタチの仲間で、ペットで人気の〈フィレット〉とも近い生き物です。

 ハブを駆逐するために外国から持ってきたのに、マングースはハブより簡単に食べることができるいろいろな動物や穀物を食べてしまったので、今度は自分が駆逐されることになりました。
 わたしは原子論者なので神は全く信じないのですけど、もしも動物の神がいたら、この人間の所業をどうするでしょう・・・

 いずれにしても、沖縄のマングースは減ってきたというニュースの真偽は、これから意識してみていきたいと思います。
 みなさんも情報があればお知らせください。一緒に〈マングースの数は減ってきたのか〉自由研究しましょう。
 何につけても〈予想〉が決定的に大切です、みなさんは沖縄のマングースは減ってきたと思いますか?
 減ってきたとすると、それはどの程度だと思いますか?
 今年成人した人たちが生まれた頃、20年前とくらべたらということで考えてみましょう。

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〈自由研究〉こそが本物の研究/〈咲きまち〉ーツボミはいつ開くのか?ー

 〈自由研究〉とタイトルをつけたのですけど、そう書いてなくても、このサイトの記事はほぼ自由研究だと思います! 自由研究〈花まち〉の二回目を書かせてください。

 こどもの頃から外を歩くことが大好きだったせいで、変わらず今でも外を歩きたくてたまらない、〈雨の日〉でも歩いているのはこのサイトでも紹介したと思います。最近、山道を歩いていると、まさに〈ももいろ〉といいたくなる花が目に入りました。

 調べてみると〈テンニンカ〉という花です。

  つぼみのついている枝を一房わけてもらいました。これは植物たちにとっても好機です、しばらく鑑賞した後〈たの研〉で挿し木して増やしてあげるからです。

 個人の土地、自然保護区や保護されている植物などは困りますけど、花摘みなどは日本人の伝統的な文化です、罰則はありません。もちろん根こそぎとって環境を変えてしまうようなことはしてはいけません。

 さて「テンニンカ」は漢字で〈天人花)と書きます、天使が降りてきた様な名前ですね。
 平凡社刊〈日本の野生植物〉には沖縄に自生していて、果実は〈食用・薬用)とあるようです。http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/riben/hutomomo/tenninka.html

 テンニンカのつぼみをみてください、これが最も開いているつぼみです。

 

 どれくらいすると花開くのでしょうか?

 みなさんはどう思いますか?

予想

ア.切った植物は花にならない

イ.翌日には花になる

ウ.2~3日後には花になる

エ.4~5日後に花になる

オ.一週間以上かかる

 

どうしてそう思いましたか?

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予想してみましょう

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予想してみましょう

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 これは翌日(二日目)のテンニンカのつぼみです、少し〈もも色〉の部分が増えてきた感じがするのですけど、どうでしょうか。

 

これは三日目の蕾です。小さかったとなりの蕾も開いてきました。

 みる角度をかえてみましょう、明らかに開花へとがすすんでいます。
 
 そしてこれが四日目、花のつくりの違う面もはっきりしてきました。

 これをたのしみと言わずに何というのでしょう。

 植物たちも私たちと同じ様に行きて成長しています。

 開花はまだですけど、ワクワク感が高まる今日この頃です。

 みなさんも、庭の花、草木の蕾を観察しませんか。〈たの研〉が名付けた〈咲きまち〉という楽しみ方です。

 アウトドアをたのしむ、それも生きた学力につながります。

 おかげさまで「沖縄の学力」「沖縄の教育」でグーグル検索すると〈たの研〉はトップ10に入るほどの位置にあります。沖縄の教育や学力に興味関心がある方たちがたくさん読んでくれる様になりました。

 ぜひ、一緒に〈たのしい教育〉を広めましょう。このサイトを知人に転送して「ここいいよ」と伝えていただければ幸いです。

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学校教育は変わらなくてはならないのか、今のままでよいのか?ー最新号のメールマガジンから

 たのしい教育メールマガジン最新号の発想法は「そもそも学校教育はかわらなくてはいけないのか?」というタイトルで書かせていただきました。その中の一つにこういう問題を入れました、一緒に考えてみませんか。

問題

小中学生の不登校児童生徒の数や比率(1000人あたり)は増加中か、増加傾向が止まったか減ってきたかについて予想してください。

 ア.増加中

 イ.増加が止まった

 ウ.減少中

 エ.その他

どうしてそう予想しましたか?

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考え中

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考え中

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 ここ20年くらいの流れをごらんください、縦軸は1000人あたりの不登校の子ども達の数です。

 点線で囲んだあたりは(1999~2014年)不登校の子どもたちの比率が横ばいで、その後また上昇しています。

 元は不登校のこどもたちの数が少なかったのに、ここ数年で上がりはじめたのでしょうか?

 その前の統計をみていきましょう。

 1966年から2014年までの流れ、数は総数です。西暦和暦という表記の違いがあるので上の点線で囲んだ年代を次のグラフにも表示しました。※私的な表記ならいいんだけど、もうそろそろ公的なデータは西暦にしてもらいたいな、ややこしすぎる

「不登校児童生徒の推移(1966年度~2014年度)」

出所:文部科学省 学校基本調査
http://www.waseda.jp/sem-fox/memb/20s/abe/abe.index.html

 二つを合わせてみると1960年代からずっと不登校の子どもたちは増え続け、2000年あたりからしばらく増加が高止まりしていたが、2015年あたりからまた上昇しはじめたことがわかります。

※ちなみに不登校の数の上昇が止まったのは〈ゆとり教育〉が実施された頃とある程度重なります

 この統計のみで〈学校は変わらなくてはならない〉と考えるのではなく、もっと多角的にみていったのが、今回の発想法の章でした。興味あるみなさんは購読をお勧めいたします。
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