3週間前の〈たの研の総会〉で「そろそろ、これこれの活動をしてはどうだろう」という話が出ました、※〈たの研〉の活動は密度が濃いので、総会が三週間前だったと書いて、私自身がビックリしています、もっとずっと前だと思った
その〈芽出し〉の可能性を探りたくてTさんに連絡をとりました。
具体的な動きのイメージが不足している時、私がとてもたよりにしている方です。連絡してみると「県内にいますよ、直近だと◯日の午後、時間がつくれます」というので、さっそくお話をしてきました。
Tさんと話をしていくうちに、頭のギア・歯車がカチリと進むのがわかりました。その時の話の中身というよりサイドストーリー的に語ったことを一つ書かせてください。
※
社会の元気は、第一線で活躍する大人たちが支えている様に思えます。
経済などは分かりやすいですね、科学も芸術もスポーツもまさにそうです。
けれど大人たちは確実に一線から遠ざかっていきます。
人間の細胞の様に次々新しい循環があり、新しい細胞が生まれていくことで元気が維持されるのが社会です。
とすると〈社会の元気〉というのは、実は子ども達が支えているといってもよいのではないでしょうか。
私が幼なかった頃は、たいていみんな貧しかった、映画でいうと『オールウェイズ 三丁目の夕陽』の少し後の頃です。
総じて貧しかったとはいえ、子どもたちは元気で、叱られても笑顔もいっぱいでした。
そうやって数十年、今の日本は、あの頃より平均してずっと豊かになりました。
その豊かになっていく過程で、私たちは、子どもたちの夢や元気、賢さや優しさを大切に育ててあげられていたでしょうか。
今は経済的に元気がありません。
手詰まり感のある問題や課題がいくつもあります。
それはもしかすると、勢いが出てきた頃の日本が、子どもたちに力を注ぎ、その元気と力と夢を育ててあげられていなかったからだとはいえないでしょうか。
今たとえば経済が勢いがあったとする、それでも続く世代で次第に経済的に行き詰まっていくとしたら悲しいことです、実は「今が、行き詰まっているその状態だ」といえるかもしれません。
※
経済が豊かでないとしたら、次の世代が元気にしてくれるか、それともますます低下していくのかが重大時です。
だとしたら
「子ども達の笑顔や元気、夢や賢さ優しさを育てていくことが最も大切なことだ」
といってよいのではないでしょうか、私はそう思っています。
こう書くと、たとえば環境保護の方が最も大事だという方もいるでしょう。けれどその環境保護は誰のためか、自分だけのためか、自分たちの後に長く続く世代のためではないか・・・
たのしい教育研究所はたのしい教育を広げる組織です、その中心には子どもたちがいます。こどもたちの笑顔と元気、夢と賢さ、優しさを育てることに全力を注いでいこうと思います。
かつて教師仲間で大成功させた『沖縄から宇宙飛行士を プロジエクと』があります。まだ沖縄出身の宇宙飛行士は生まれていないのですけど、NASAに就職した人、JAXAで働いている人、宇宙工学を学んでいる人ほか、沖縄からも宇宙のステージでがんばっている人たちが何人も出てきました。実際に参加した子どもたちが感化されただけでなく、その活動に感化された先生たち保護者の方たちが、子どもたちに宇宙への夢をたくさん伝えてくれました。
それをステップに、子どもたちの元気・笑顔・賢さ・優しさを育てる直接的な活動ができないか、本気で考えています。
まだ具体的な内容を紹介できる段階ではありません、とはいえ、みなさんの応援が元気のもとです、想いに賛同してくれる人が増えていくことを期待しています。
① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)
③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!