2024夏の講座大盛況開催@とっても楽しい自由研究①

 たのしい夏の講座が大盛況のもと開催されました。

 

 予想を超える参加希望者の熱い声に応えて、いつもの人数を倍に増やし、プログラム作り会場作りをすすめているうちにも希望者はどんどん増え、たくさんの方達が受講できない結果となりました。
 申し訳ありません。

「みなさんの周りにも残念ながら席を確保できなかった方たちが何人かいると思います、今日たのしんでくれたプログラムをぜひその人たちにも伝えてあげてくださいね」という話をして夏の講座がスタートしました。

 前半は『リリエンタールに挑戦』というプログラムと、板倉先生の『科学的とはどういうことか』の一つの章『砂糖水に卵は浮くか』というプログラムを全体でうけて、たのしい自由研究を体験してもらってあと、選択型のプログラムに移りました。

 講師の先生たちもノリノリです。

 大人も子どもどんどん予想を立ててくれて、笑顔たっぷりの時間になりました。

 沖縄のたのしい教育界の泰斗、いらはさんも随分ひさしぶりに講座を担当してくれて、さすが安定の授業運びでした。

 

 終わってあと、講師がそろって参加者全員の評価感想を読むのが〈たの研〉スタイルです。
 ドキドキの瞬間です。

 結果は満足度100%でした。

 プログラムの内容は、機会をみて紹介しようと思います。

 子どもも親も一緒になって本気でプログラムをたのしむ姿を思い出しながら、授業者みんなで懇談し、さぁ、次は遠隔地での授業だ、どういうプログラムを実施しよう。加えて病気療養で入院中の子どもたちにたのしいプログラムを提供したい、といろいろなアイディアを出し合っていました。

 学ぶことのたのしさ、もっと学びたいと感じてくれるような〈たのしい教育〉をいろいろな方たちに提供していきたいと思います。応援、サポートしてくださる方たちが増えてくれることを期待しています。

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PEAL心理学・PEALカウンセリング入門-自分の感情をつかむことは突破口

 夏の講座カウントダウンの日々、カウンセリングの依頼も来ています。今回は久しぶりにカウンセリング系のお話を書きましょう。

 PEALカウンセリングは〈PEAL心理学〉と呼ぶこともできます。

 感情を起点にカウンセリングをすすめる場面はたくさんあります。

 以前、サークルをつくってカウンセリングをみんなで学んでいたときに私が書いたものがあります、二、三ヶ所手をいれて紹介しましょう、読んでみてください。

感情をきっかけにして

「感情」は人間の心の中に自然にわき上がるものです。
たのしいうれしい、好き、きらい、怒り、おそれ・・・
「喜び」や「たのしさ」「うれしさ」などは特別に関係が悪い相手でなければ、周りの人たちにも共有されていく事の多い感情です。

 喜びをたくさん表現してくれる人が近くにいると、私たちもたのしくなってきますよね。

 逆に「怒っている」「イライラしている」「焦っている」etc.

 そういう感情をもっている人が近くにいると、自分も落ち着かなくなったり、あるいは、つらくなってくる事があります。
 実は自分の感情について考えておくことは、自分の目標とする人間関係を育てていくために、とても大切なことです。

 
 さて、「感情」という言葉の使われ方には次のようなものがあります。
「感情的になる」
「感情を爆発させる」
「感情をむきだしにする」
「感情に走る」

 etc
 こう並べてみると「感情」という言葉は、手のつけられないもの、暴走してしまうもののように使われる場合が多いように思えてきます。

 ところで、怒りや悲しみなどを「マイナスの感情」と呼ぶ人もいますし、良くない種類のようなものだと考える人も多いかもしれません。でも感情そのものは自然にわき上がるものですから、善し悪しで区別できるものではありません。
 ネガティブな感情もポジティブな感情も、あなたの新しいライフスタイルや、あなたと周りの人との関係を良くする突破口、糸口になるのだととらえています。
 このページでは「喜び」や「たのしさ」「怒り」や「悲しみ」でも、それらは、あなたのすてきな行動のきっかけになる、きっかけにできるという事を提案させていただきます。

 

お話感情の種類

 

感情にはどういうものがあるでしょう?

喜怒哀楽、という四つくらいだと思う人も多いかもしれません、でも時間をとって考えてみると、かなりたくさんあがってきます。
 きっといろいろな場面で、いろいろな感情を味わっている事がわかると思います。

 感情の種類をいくつか並べてみます。その言葉から思い当たるあなたの思い出を書いてみてください・・・

 

1愛しさ
2あこがれ
3怒り
4期待
5喜び
6不满
7無念
8優越感
9劣等感
10勇気
11安心
12不安
13嫌惡(けんお)
14怨み
15感謝
16驚愕(きょうがく)
17冷静
18焦燥(しょうそう)
19不思議
20幸福

 文章はまだ続くのですけど、ここまでにしておきましょう。
 随分前の文章だとはいえ、PEAL心理学のベースの一つとなっています。カウンセリングを進めるときにも「そのとき、どういう感情だったか思い出していただけますか‥‥」というように問いかける場面がたくさんあります。

 何か問題が大きくなってからカウンセリングを依頼する人たちがほとんどです。でもその前に、子どもたちとの関係、家族の関係をもっと風通しよく爽やかにしていく努力をしていくと、ずっと効果的に短期間にすすめることができます。

〈たの研/たのしい教育研究所〉には女性カウンセラーもいます、お気軽にごそうだんください。

 

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応援企業団体に感謝を込めて〈那覇青果物卸業協会〉/先生たちの勉強会で掲示/バナナの力

 子どもたちの笑顔、元気、可能性を伸ばす活動を強く応援してくださっている企業・団体の一つが『那覇青果物卸業協会』です。〈たの研/たのしい教育研究所〉の活動に興味関心を強く寄せ、資金面で支援してくださっています。

〈たの研/たのしい教育研究所〉では、その気持ちに大きな感謝を込めて、先生たちのワークショップでも応援企業・団体として掲示しています。
「企業は社会貢献をしなければいけないから」と軽く考える人たちもいると思うのですけど、これだけ日本の経済活力が落ちてきた現在、教育活動を支援するというのはなかなか難しいことです。

 子どもたちへの活動や、講座、そしてこの公式サイトなど、いろいろな場面でその好意を伝えていきたいと思っています。

 青果物ということで、『バナナの力』というプログラムも作成中です。

 バナナが嫌いだという人はなかなかいないと思います。

 小さな子たちもバナナを好みます。

 まんじゅうを口にして、グゲッと出す子はいても、バナナを吐き出す子はなかなかいないでしょう。

 どうしてでしょう?

 誰かに教えてもらわなくても好んで食べる人が多い、それを起点にしてすすめています。

 興味のある方、完成をたのしみにしていてください。

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おたまじゃくしたちがカエルになって旅立つ/たのしい環境教育

 たの研ではいろいろな方たちが持ってきてくれたオタマジャクシが200匹以上暮らしています。

おたまじゃくしはカエルの子なので、育てていくうちにどんどんカエルになっていって水槽から飛び出しそうになるので、ふた付きの入れ物に移します。

 成長したカエルたちはほぼ毎日、川や池に帰しています。カエルは生きた虫たちを食べるので、室内で育てるのは至難だからです。もちろん、おたまじゃくしの時にとってきた場所です。

 前に「どうして沖縄でこんなにオタマジャクシがとれなくなったのか」という記事を書いたとき「農薬の問題が大きい」と指摘した方がいました。

 確かに田んぼや畑の水たまりにたくさん観られたカエルやオタマジャクシ、カエルの卵たちが、こうやって探していくとほとんど見られないことに気づきます。

 カエルたちが元気に育っていく環境は、人間にとっても健康的な環境だとおもいます。

 オタマジャクシをきっかけに、環境について考えることにもなるでしょう。
 夏の講座では休憩時間を利用して「おたまじゃくしすくい」というゲームをしようと考えています。
 講座が終わって、あまったおたまじゃくしたちは、獲ってきた場所に返す予定ですけど、今回の講座でキャンセル待ちの方たちが大量に出てしまい、逆にキャンセルの方はほとんど出ていないので、参加できない人たちがいっぱいいます。その中でほしい方たちに分けてあげられないか、などいろいろ考えているところです。

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