自然の中をたのしく歩く ひまわりと雲/二十四節気〈立秋〉その後

 夏の講座が終わって少しゆとりが出て向かったのは映画館ではなく野山さんぽです。夕暮れの風に吹かれながら小高い場所を歩くのはとても気持ちがよい、おすすめです。

 しばらく歩くとひまわりがみえました。
 でも八月の日照にまいったのでしょう、うなだれていました。そりゃあ大変だよね、強い日差しを受けるが直立しているなんて…

ところがこんな中でも凛々しく立っていました、これはすごいなぁ。

 季節の変化を教えてくれる〈二十四節気〉でみると、先週8月8日は〈立秋〉、いよいよ大好きな秋のはじまりです。

 確かに陽の長さは確実に短くなってきています。
 以前は夕方7:30ごろにならないと陽が暮れなかったのに、今では7時ごろに夕焼けを見ることができます。

 とはいえ、まだ陽の光は強いので雲の表面をハッキリと描き出してくれて、格好のよい写真をたくさんとることができました。


 遠くの山際には沈みゆく太陽の姿がみえていました。

 陽が和らいでくると、昆虫たちや鳥たちに出会うチャンスも増えてきます。

 みなさんも野山を歩いてみませんか。
 このサイトを読んでくれている方たちなら、「お!」っと感動する場面に出会うことでしょう。

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たのしい教育研究所の圧倒的講座満足度はなぜか=夏の講座2024③

 夏の講座の様子を紹介しましょう、これは静電気マスターになるブースです。暑く湿気のある季節に満杯の参加者の中でも、静電気実験はたのしくすすめることができます。参加者のニコニコ顔が伝わっていくるのではないでしょうか。

 目では見えない静電気でも身体で感じることはできます。
 また静電気同士で引きつけあったり反発させたりすると、たのしい実験ができます。

 これは〈フライングくらげ〉をみんなでたのしんでいる様子です。

 子どもたちだけでなく大人も子どもに負けないくらいたのしんでくれています。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉の講座は他の講座に比べて参加者満足度が圧倒的に高く、みんな笑顔で受講してくれます。

 なぜか?

 知恵と経験にプラスして科学の基本中の基本〈予想⇨実験》の手法を大切にしているからです。
 そしてとっておきの秘訣は『こども心』を忘れずに、自分自身がたのしく研究をすすめて本番に向かうからです。

 これは担当したミムラ先生が仲間に協力してもらって研究をすすめている時の様子です。手袋をしたほうが静電気の発生を高めることができるのか、実験しています。今回は20くらいのたのしい実験のうち、勝ち抜き戦方式で、よりたのしく賢くなると感じられた数種類がプログラムとして残っていきました。

 こうやってたのしく研究をすすめたものを講座当日に参加者に体験してもらうわけですから、つまらないわけはありません。

 自由研究の無料講座はいくつもあります。費用をとるところでも200~300円くらいの講座ワークショップはいくつもあります。

 そういう中で映画料金より高い参加費を払って参加してくれた方たちが、映画をみにいくよりずっとたのしかった、思い出に残った、自分でもワクワクしながら研究をすすめていきたい、子どもと一緒にとてもたのしい時間を過ごしたという感想をたくさん残してくれるのは、〈たの研〉が残してきたDNAをたくさんのメンバーが受け継いでくれているからです。
 いい仲間たちに恵まれました。

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生き物と触れ合う体験はデジタルの世界では味わえないたのしさ@夏の講座2024「たのしい自由研究」②

 今回の夏の講座はいくつかのプログラムの中から自分のチョイスで受講するスタイルを導入しました。

 いろいろなコーナーを楽しむためにも、まずリラックしてもらうことが大切です。いつもよりたくさん入った会場で、さくら先生がたのしいゲームを実施して、心と体をほぐしてくれて、そのあと自由研究のワークショップがスタートしました。

 選択型プログラムの一つが〈生き物たちでたのしく自由研究〉のコーナーです。動物と植物とに分けて〈たの研/たのしい教育研究所〉の仲良しまーよ先生とじゅん先生が協力して担当して、大賑わいのブースの一つになりました。以前二人一緒にアメリカの自然動物園にまで出かけていったくらいの生き物好きで、たくさんのたのしさを伝えてくれました。

 

 

 予想をたててたのしく自由研究をすすめられるように、希望者にセットをプレゼントしました。
  

 ミムラ先生のアイディアで実施した「おたまじゃくしすくい」コーナーも大ヒットで、たくさんの子どもたちが来てくれました。

 環境教育が大切だといわれてかなりの年月が経ちました。

「自然の魅力を体感する子どもたちが育ってこそ本物の環境教育だ」というのが、たのしい教育研究所の流儀です。

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楽しさと苦しさの進化論@PEAL心理学・PEALカウンセリング

「たのしければ学校にいくようになるか?」という問題について書いてみようと思います。※最近書いたPEAL心理学に関する反応がいくつも届いていています、ありがとうございます。おたよりは全て目を通しています。個別でお返事させていただくものと、サイトの記事として吸収させていただくものがあります。今回は後者です

 学校に行かない選択をする子どもたちがどんどん増えていることは、このサイトにも書いてきましたし、教育関係者でなくても、そのニュースに目をとめた人はたくさんいるでしょう。

 学校に行くことが苦しいから登校拒否する、不登校になるというのはほぼ全体として言えることです。とはいってもその理由が100%というわけではありません、家族への反発で投稿を拒否する事例もあるからです。
 ここでは学校が要因として登校を拒否する場合を考えてみましょう。

 学校にいくことが苦しいことが大きな要因だとしたら、〈たのしさ〉が不登校に有効なのは間違いありません。実際、ほとんど学校に行かない子も遠足や社会科見学の時には登校するという例はたくさんあります。

 そういう特別な日を待つのではなく、積極的に〈たのしい教育〉を取り入れて登校するようになった事例はたくさんあります。ほぼ学校に来なくなった子が、週に一回登校するようになって、それが次第に1日二、三時間学校にすごせるようになっていく例は具体的に書けないとはいえ、いくつも思い起こすことができます。

 では〈たのしい時間〉が増えていくことで全員が登校するようになるか?

 勉強が苦痛だ、学校がつまらない、先生と相性が合わない、友だちが全然できない、そういう場合に〈たのしい教育〉は高い効果を生みます。ただし「強い恐怖」が要因である場合にはPEAL心理学との併用が必須です。その子の内面と丁寧に対話していろいろな試みをすすめていく必要があるからです。
 〈恐怖〉と〈たのしさ・好奇心〉とは多くの場合〈恐怖〉が行動を決定するからです。
 草むらがガサガサと揺れたとき「おもしろそうだ」と向かっていく人たちは野獣やヘビなどにやられる場合もあったでしょう。そういう人たちより、何か危険が潜んでいると逃げていった人たちの方が生存してきた可能性が高くなります。
 草原、密林などで過ごしてきた人類がこれまで種を絶やさず永らえてきたのは、そういう行動スタイルをDNAに刻んできたからです。

 社会が安全なシステムが進むようになった現在は、会社に行ったり学校にいったりする状況で危険な状況はかなり少なくなっているので、多くの場合たのしさや好奇心を優先させても大丈夫です。むしろ〈たのしさ〉で可能性を高めたり、たのしさで問題を解決したりすることが大切です。安全面について、環境破壊になどについてもたのしさで突破できる、「たのしい教育」はそういうベースに立って構築されています。

 学校にいくといじめられる、答えを間違えると強い恥をかかされてしまう、先生が怖い、トイレに行くのが怖い、給食が怖いなどという状況があった場合、たのしい勉強がある、先生がたのしいということがあってもその恐さに負けてしまうことが多いので、PEAL心理学・PEALカウンセリングを並行してすすめましょう。

 子どもがカウンセリングに来ない場合でも、担任や保護者などのカウンセリングでも効果をあげることがたくさんあります。
 また不登校のままでも、その子の可能性を高めてあげる、家族で穏やかに仲良くすごす方法をみつけていくことができます。
 気軽にお問い合わせください。

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