徹底的に子ども中心主義|感想・評価から

前に紹介した小学校の子どもたちの感想文から、もう一つ紹介させていただきます。

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私は、楽しさ度と分かり度に「5」の「よく分かった」「とっても楽しかった」に○をつけました。
私の父は、高校の科学の先生をしています。
なので「科学というのは実験をして確かめることだ」と思い込んでいました。
それにしてもガリレオさんや、いろいろな人たちは、すごい発想をしたなーと思います。
袋に熱い空気を入れるとふくらんで、浮くこともわかりました。
重いものと軽いものでも、形を変えると同じ速さで落ちることもわかりました。
とってもわかったことは「科学は予想を立てて実験することなんだ」ということです。
たのしい授業をありがとうございました。

感想文・評価

徹底的に子ども中心主義で前進する「たのしい教育研究所」です。

この子ども達の中からノーベル賞を出したいと本気で思っています。

 

小学生からの質問「原子より小さな物質はありますか?」前半

某日、N小学校で授業をしてきました。
授業のはじめに

「このN小学校からノーベル賞を出したい、と本気で思っています。みなさん真剣に聞いてくださいね」

と語りました。

子どもたちはとても熱心に授業をたのしんでくれました。
そして、全員の評価(たのしさ度・理解度)もとても高い数値となりました。

それを裏付けるように、原子に関する具体的な質問がたくさん寄せられました。
その一つがRくん(中学年)の

「いっきゅう先生、原子より小さな物質もありますか?」

と真剣な問いでした。

キミはどう思う?

と問い返すと

「あると思います」と答えてくれました。

公式サイトに図を入れて書くから見てね、と伝えてお別れしたのですけど、その時のRくんの質問について、書いてみたいと思います。

—-

 原子のことを「アトム」といいます。

スクリーンショット 2016-01-18 23.07.55 大きさについては、前に書いた記事 https://tanokyo.com/archives/9008 を読んでください。

 

 話はそれますが、以前「アトム・ボーイ」という回転ずし屋さんがありました。そのまま訳すと「原子少年」という、まるで寿司とは似つかわしくない名前になってしまいます。
アトムとは「これ以上、分割できないもの」という意味で名づけられました。
そのことを、「溶けたものの重さ」に目をつけて科学的に予想したのはエピクロスでした。

今から3000年くらい前のことです。エピクロス その後の研究で、たしかにエピクロスたちの考えは正しいことがわかりました。

酸素や窒素といった、これ以上分割できないと思える物質が発見されたからです。
そこで現代の科学者は、酸素や窒素など、約100種類の物質を「アトム」「原子」と名付けました。

この宇宙にあるすべての物質は、これらの原子が結びついてできているのです。
ですから、あなたもわたしも、体育館も、風も、雲も、花も木も、すべて原子が組み合わさって出てきているのです。

 ところが、話はそこでは終わりません。
続きをおたのしみに。

沖縄からノーベル賞を
学力向上にたのしく本気で取り組む
「たのしい教育研究所」です

 

 

 

イラストレーターの力を借りて、たのしい教材づくり快進中!

たのしい教育研究所専属のイラストレーターさんと打ち合わせをしました。

「クイックごま」と「クイックたけとんぼ」のつくり方のイラスト作成です。

写真と言葉による説明ですませることもできるのですけど、それよりずっとイラストの方が、うまく伝わるのです。

「たのしいグッジョブ授業プラン」の内容を理解していただくことに時間をかなり割いて、そのあとペンを走らせてくれました。

イラストレーター

「こういうイラストはどうか」
「こういう角度はどうか」
という様に、たくさんの下絵を描いていただきました。
その時の一枚がこれです。

クイックゴマ・クイックたけとんぼ

これらをもとに、また次回、さらに改良を加えることとなります。

沖縄の子ども達がたのしく賢く元気に育つための教材づくりに全力を注いでいる日々です。

学力問題、教育事情、いろいろありますが、それに正面からたのしく元気に取りくむ「たのしい教育研究所」です。

 

おいしい:米粉で 沖縄定番ひらやーちー(平焼き)|小麦粉がなくても大丈夫!|予想⇨実験

前に書きましたが、たのしい教育研究書で「大掃除大会」をやりました。 https://tanokyo.com/archives/6939 いろいろなものを処分したので広くなりましたが、いろいろなものがなくなりました。 某月某日、子ども達のコースが終わってスタッフと一緒に、とれたてのヨモギで、沖縄のヒラヤーチーという定番料理をしようとトライ。簡単でとてもおいしい料理です。 スクリーンショット 2015-09-13 8.49.44

⇒クックパット「ひらやーちー」

ところが、大掃除大会で、賞味期限があやしい食材はどんどん処分したので、「小麦粉」がない! あらら ということで、お米を粉にして、米粉でヒラヤーチーを作ってみることにしました。 残っていた子ども達から 「え〜、何で米を粉にするの?」 「食べられるの?」 という質問が来ましたが、そういうことは私もやったことがないので、「実験」なのです。 1.米を粉にするのは「コーヒーミル」でトライ。 あっという間に粉になります…1〜2分くらい。 コーヒーは予め拭き取りましたが、少しは残っているかもしれません。 気にしない! スクリーンショット 2015-09-12 17.00.04 スクリーンショット 2015-09-12 17.00.132.ボールに入れて水でとき、刻んだヨモギを入れます。 ひとつまみの塩で味付けしておきます。スクリーンショット 2015-09-12 17.00.19 3.油を引いて、そこにお玉でジャ〜。白いヒラヤーチーができているみたい。 とても簡単にできてしまいました。 ※本来使う小麦粉だときつね色になりますスクリーンショット 2015-09-12 17.00.26スクリーンショット 2015-09-12 17.00.34 4.さぁ、食べてみましょう! スクリーンショット 2015-09-12 17.00.42おいしい(・∀・ あっという間になくなって、最後の一片を携帯でパチリと写した一枚です。 1のコーヒーミルいっぱいで5〜6枚焼けます。 それがあっという間になくなりました。 もう一度書きますが 「おいしい!」 あたらしい名前をつけなきゃいけませんね。 どなたか名付け親になりませんか。

何をやるにも「仮説⇒実験」 たのしい教育研究所です!

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