果物は年に(   )回収穫? つづき

前々回の記事〈沖縄の桑の木は年二回、実をつける〉という話は、いろいろな方たちからおたよりをいただき、〈年二回ではないぞ〉ということが分かってきました。

 農林省熱帯農業研究センターに養蚕試験場があり、そこの室長〈間 和夫〉さんが1974年に「沖縄の桑に関する調査研究報告書」をまとめてくれています。

https://www.jircas.go.jp/sites/default/files/publication/shiryo_tarc/shiryo_tarc24-_-.pdf

 そこに「沖縄のシマグワは年3~4回結実する」とはっきり書いてあります。

 発芽が年四回ということですから、4回結実する場合の周期は内側の線の時期あたりになるでしょう。

 木の実の結実は何と強く影響するのでしょう?

 たのしい自由研究のテーマがどんどん広がって、たのしくなってきました。みなさんも一緒に研究してみませんか。

 

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牧野富太郎の植物線画を全て無料で見ることができます⬅︎高知県立牧野植物園

 このサイトは気軽に読めるようにと短く綴ろうと気を付けているのですけど、ついつい情報量が大きくなってしまい、〈たのしい教育メールマガジン〉を書いているような気がします。
 これも前回一気に書こうと思っていた内容なのですけど、大切に読んで欲しい気持ちもあって、分けて紹介することにしました。
 〈たのしい教育メールマガジン〉でも紹介したいと思っている内容です。

 牧野富太郎は高知県出身です、高知県には〈牧野植物園〉があって四季折々の植物を楽しむことができます、私もぜひ行こうと思っている処です。

 その牧野植物園が、牧野富太郎の植物図鑑(線画集)を無料で公開しています。私は書籍を購入して持っていて、それをスタッフのAさんがPDFにしてくれたので大切に開いて読んでいるのですけど、これならみなさんも電子書籍として読むことができます。電子書籍はフィールドでも読むことができてとても便利です。

 
 前回の記事で〈植物線画〉に興味をもった方は、ぜひ利用してみませんか。

http://www.hokuryukan-ns.co.jp/makino/index.php

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楽しい国語ゲーム〈いろはパズル〉でもりあがる⇨楽しい学力向上

 〈たの研〉で開発した「いろはパズル」があります、「いろはにほへと・・・」の全てのひらがなを使って単語を広げていって全てのカードを使い切る教材です。

 先週の夏のアウトドア講座で、さくら先生が「今度は〈食べ物〉限定でやってみましょう」と提案し、みんなでやってみたら何とびっくり3文字残ってしまいました、30分くらいやったかな。

 その後いろいろなプログラムで盛り上がったので、続けることができなかったので、今日、夕方マクドナルドに集まって、その続きに挑戦しました。

 テラ先生も加わって、新しい気持ちでトライすると、二つがピタリとはまりました。

 最後の〈よ〉が収まらず、けっきょく全部のカードを使い切ることはできませんでした。

 大人5人が、ああでもないこうでもないと知恵を寄せ合っている姿を、そばを通る人たちが興味深げにみていました、子どもたちは立ち止まって見ていました。

 子ども向けのシンプルなルールから、教師5人を唸らせるルールまで、インドアでもアウトドアでもたのしめる、かなり深いゲームだなと、開発した面々で感動しています。

 興味のある方はお問い合わせください。

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植物写真と植物線画とはどちらがリアル(現実的)か? 伊波善勇(いは ぜんゆう)先生の植物画・技法-楽しい理科・楽しい植物学

 前回の〈沖縄のカエデ〉の記事の中の『クスノハカエデ』のスピンアウトして別記事として書きたいテーマがあります、写真と絵はどちらがリアルかという話です。もちろん〈抽象画〉や〈抽象写真〉ではなく、写実的なものをめざして表現したものについてです。

 沖縄にもカエデがあって、それをクスノハカエデという話を書いたのですけど、それはこういう植物です、〈カエルの手〉の形の様な切れ込みはありません。ちなみに〈カエデ〉は《カエルの手》を略して名付けられました。私が大好きな「新明解語源辞典」から紹介しましょう、この辞書はおすすめですよ、暇な時はパラパラめくっているだけでいろいろな発見があります。

 これがクスノハカエデです、沖縄県の公式サイトに載っている写真です(https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/kusunohakaede.html) 山に入ってこの写真をたよりにクスノハカエデを同定することができるでしょうか。つまり「これかもしれない」と思った〈木〉と〈この写真〉を比べて「これに違いない」と識別できるでしょうか?

 時間はかかるかかるでしょう、その後「これは違うな」とか「ほぼこれだと言って間違いないだろう」と判断するのは難しくはないと思います。

 では伊波善勇先生が描いたクスノハカエデの線画を見てください。山に入ってこの絵をたよりにクスノハカエデを見つけることができるでしょうか。

 これは厳しいと思うのですけど、どうでしょうか。リアルな色彩感や質感は写真に敵いません。
 けれど「これかもしれない」と手にした後は
「あ、この葉先の様子が似ているな、違うな」
「葉脈の間隔、様子が似ている、違う」
「花の形が似ている、違う」
といった識別は、遥かに写真より上だと思います。

 以前も書いた記憶があるのですけど、この植物線画には伊波善勇先生の「この葉先はこうなっているんだよ」「葉と茎の間隔はこれくらい離れているんだよ」という様な語りがそのまま描かれているわけです。

 写真と写実画はどちらがリアルか?

 私はどちらもリアルで重要だと思います。

 植物が好きな人は本屋さんで普通に売られている写真図鑑だけでなく植物画の図鑑を携えていると、より楽しめると思います。
 伊波善勇先生の植物図鑑は教育委員会の依頼で作成されたものなので販売されていません(たのしい教育研究所で閲覧できます)、伊波先生がモデルにした牧野富太郎の植物図鑑は販売されています。

 牧野富太郎の植物線画はKindle(キンドル/電子書籍)や青空文庫で無料で読むことができます。※Kindleの作品は一定期間後〈有料〉になる可能性もあります、無料のうちにダウンロードしておければいつでも読むことができます

 みなさんも植物画の魅力を味わってみませんか。こういうところから本物の学力、確かな賢さが広がっていくと思います。

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