アイスキャンドル-器の作り方編

 前回紹介したアイスキャンドルの器つまり〈氷の器〉の作り方、〈たの研〉バージョンを紹介します。

 メルマガで紹介した写真をショートカットで載せますね。

 

 

1.まずコーラなどの大ボトルの下側をカットして水を入れます ※最後の処理のためにタテに1cmくらいハサミで切れ目をいれておきましょう

2.小さめのコップに水を入れて、1の中にバランスよくおさめてフリーザーに入れます

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3.凍ったら、中のコップを氷ごと取り出します ※抜けない時は軽く水につけましょう

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4.はじめにつけておいた切れ目を起点にリンゴの皮をむくように外側をとっていきます(ペンチなどを利用

出来上がりです。

 興味のある方は、試してみませんか。
 世界に一つだけの、自分だけの氷の容器です。
  私ももう一度作ってみたくなりました、今度はキャンドルではなく、そのまま飲み物を入れて味わってみようと思います。

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アイスキャンドル(氷の器の中でロウソクを灯す)

 数年前に書いたメルマガの問合せがきました、「アイスキャンドルづくり」についてです。

 これが、以前わたしが作ったアイスキャンドルです。

 中のロウソクはケーキなどにたてる小さなロウソクを利用するのですけど、その周りは厚さ1cmくらいの氷の器です。
 氷を透かして輝く光が独特の味わいをみせてくれます。

 いったいどうやって氷の器をつくるのか、という問合せだったのですけど、みなさん、どうやると作ることができると思いますか?

 特別な道具を使うわけではありません。

 特別な技術が必要なわけでもありません。

 つまり小学生でも作ることが可能です。

 考えてみませんか。

 様子をみて、作り方を紹介します。

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どうして「私は」と書いて「わたしは」と読むのか?/チコちゃんに叱られるは楽しい

 ほぼ唯一視聴するTV番組『チコちゃんに叱られる』でたくさんの人たちに紹介したいテーマを取り上げていました。

 日本人は普通に「私は」と書いて「わたしわ」と読みます。

 これはどうしてか?

 私の先生は

「昔は〈てふてふ〉と書いて〈ちょうちょう〉と読んでいたり、〈をとこ〉と書いて〈おとこ〉と読んでいて、〈私は〉は昔の読み方が残ってるんです」

と説明していました。

でもよく考えるとそれは「昔の名残り」といっているだけで、どうしてこんなに違うのかをしっかり説明しているとはいえません。

今週の「チコちゃんに叱られる」で、しっかり謎解きしてくれました。

要旨はこうです。

⭐️奈良時代までは「は」を「ぱ」と発音していた⇨「私ぱ」と発音
 そもそも奈良時代までは〈はひふへほ〉がなく〈ぱぴぷぺぽ〉に近い発音だった

⭐️平安時代で「ひらがな」が誕生してた頃は「は」を「ふぁ」と発音していた⇨「私ふぁ」と発音

⭐️平安時代の終わり頃から江戸時代にかけて「は」を「わ」と発音するようになった

「私ぱ」⇨「私ふぁ」⇨「私わ」と変化してきたわけです。

どうしてこんなふうに変化してきたのか?

「楽だから」です。対話していく中でどんどん力がぬけた音に変化してきたというのがその理由。長い歴史の中でどんどん使いやすいものに変化していった、それがまず一つ目の答えです。

「それなら〈私は〉を〈私わ〉と書けばよいのに、どうしてそうしないのか?」という問題が残っています。

 それは「古くからの仮名遣い(歴史的仮名遣い)を現代の仮名遣いに直す時に文科省が表記を残したから」というのがもう一つの答えです。1946年(昭和21年)11月16日、吉田茂総理の頃の「当用漢字表の実施」(昭和21年内閣訓令第7号)の「現代かなづかいの実施」のときです。まだ80年くらい前のことで、それほど古いことではありませんね。
 

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ChatGPTを紹介したところ、これまでで最も反響がありました!/〈たの作〉のすすめ

 2月に入って、ChatGPTの使い方についての熱心な問合せが複数届きました。使い方の入門編というのではなく「自分がやりたいことができるだろうか、どういう使い方ができるだろうか」という中級レベルの質問です。

 その時にSV(スーパーバイズ)したことをもとに今週号の〈たのしい教育メールマガジン〉で使い方の初級以上の方法を数種紹介しました。

 これまで2~3回ChatGPTを取り上げてきたのですけど、今回の反響は最も高いものがありました。

「実はこういうこともできます」と取り上げた応用編の使い方に反響が大きかったのですけど、このサイトの読者の皆さんはChatGPTをよく知らない方もいると思うので、ここでは、冒頭の《ChatGPTのイメージ》の部分を紹介しましょう。

 

はじめに
 二月に入って数件、ChatGPTについてのアドバイスが欲しいというコンタクトがありました。
 いろいろなことで実用できる上に、子どもたちの笑顔と賢さにつながるので、久しぶりにChatGPTの紹介をしましょう。
 調べてみると2023年2月にChatGPTの記事を書いているので、私はそのあたりから使い始めたことになります、つまり一年くらいです。ちょうどGPT-3になって画期的に性能が向上し制限のない有料版が使えるようになった頃だったので、早くに利用している人の一人です。今は有料版でGPT-4にアップグレードし、GPT-3は無料で利用できます。
 こんな使い方ができますよ、ということで紹介します。

ChatGPTとはどんなものかイメージするところから
 たとえば学校や家庭で子ども向けの割り算の問題を探そうとした時、グーグル検索とどのように異なるのか、で考えてみましょう。
Google検索で
 Google検索で「小学校 割り算 初歩 文章問題」と打つと、いろいろなプリント問題が出てきます。
 〈ぷりんときっず〉がトップにでてきました。感謝してイメージ図を掲載させていただきます。 ありがたいサイトですね、ご活用ください。

 他にもいろいろあります、その中から文章問題を選んで利用することになります。気に入らなければ他のサイトを開いて気に入ったものを使うとよいでしょう。

 インターネット検索では、「こちらが欲しい」と指定したものを世界中にあるwebデータから集めて提供してくれるわけです。

ChatGPTでは
 ChatGPTはそうではありません。こちらが欲しいといった情報や質問、意見などに、ChatGPTがweb上からデータを収集して、答えを提供してくれます。その際に、私たちが使う自然な日本語で対話が可能です、やってみましょう。条件にあうデータを提供するというのではありません。
 やってみましょう。

わたし) 小学校で割り算を学び始めた子どもたちに応用問題を十問作ってください。

ChatGPT
  小学校で割り算を学び始めた子どもたち向けに、応用問題を10問作成します。これらの問題は、基本的な割り算の理解を深め、応用能力を養うことを目的としています。問題は簡単なものから徐々に難易度を上げていきます。
問題1
あなたは、12個のりんごを3人の友だちと平等に分けたいです。1人あたり何個のりんごをもらえますか?
問題2
24本のクレヨンを4つの箱に均等に分けます。1つの箱には何本のクレヨンが入りますか?
問題3
ある本屋さんには、45冊の本があります。これを5つの棚に均等に並べたいと思います。1つの棚には何冊の本を置けますか?
問題4
60分のビデオを4人の子どもたちで見ることにしました。それぞれの子どもが見ることができる時間は何分ですか?
問題5
あるクラスには、36人の生徒がいます。このクラスを6つのグループに分けたいと思います。1つのグループには何人の生徒がいるでしょうか?
問題6
48円のお菓子を、8円ずつに分けます。何人の友だちに分けることができますか?
問題7
ある農場で、72個のたまごを生産しました。これを9個ずつのパックに入れたいと思います。全部で何パック作ることができますか?
問題8
100ページの本を、毎日10ページずつ読むことにしました。全部で何日かかりますか?
問題9
あなたと友だちが、合わせて56枚のトレーディングカードを持っています。このカードを2人で均等に分けると、1人あたり何枚のカードをもらえますか?
問題10
90リットルの水が入ったタンクがあります。これを10リットルずつのバケツに移したいと思います。全部で何個のバケツが必要ですか?
これらの問題を通じて、子どもたちは割り算の基本を理解し、日常生活での応用を学ぶことができます。

わたし) 答えも一緒にお願いします。

ChatGPT
こちらが問題の答えになります:
問題1の答え
 1人あたり4個のりんごをもらえます。
問題2の答え
 1つの箱に6本のクレヨンが入ります。
問題3の答え
 1つの棚には9冊の本を置けます。
問題4の答え
 それぞれの子どもが見ることができる時間は15分です。
問題5の答え
 1つのグループには6人の生徒がいます。
問題6の答え
 6人の友だちに分けることができます。
問題7の答え
 全部で8パック作ることができます。
問題8の答え
 全部で10日かかります。
問題9の答え
 1人あたり28枚のカードをもらえます。
問題10の答え
 9個のバケツが必要です。

これらの答えを元に、子どもたちが割り算の概念をより深く理解できるようになることを願っています。

 こんな感じです。
 もちろん、「ChatGPTさん、神様を信じていますか?」という質問にも真剣に答えてくれますよ。

 その後、実用的な利用方法をいろいろ紹介しました。

 反響が大きかったのは、あいさつや小説、ものがたりを作ってくれるという利用法についてでした。

 ChatGPTではそれなりの文章を作成するどころか、かなり校正をすすめた状態までできあがったものを提供してくれます。
 ある程度の文章は、今やA.I.で十分可能です。

 けれど、相手の心を動かす、唸(うな)らせる文章は「書くことが好きで、時間をみつけて買いている」という人たちには勝てないでしょう。

「昨日は、おうちに帰ってから宿題をしました。夕食はカレーでした。美味しかったです」的な日記を書き続けていくとA.I.の文章力が上にいくでしょう。子ども達は「書きたい」と思ってくれるテーマを見つけると、すぐに天才性を発揮してくれますよ。

〈たの研〉のたのしい作文指導『たの作』は二つのバージョンがあります、みなさんの周りの子どもたちを、書くことが好きな子どもたちに育ててみませんか。

 

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