自治会長さんたちと仲良く意見交換

 自治会長さんというのは地域コミュニティーの基幹になる重要な役割です。たのしい教育研究所と関係が深い自治会長さんが何人もいます。最近、何人もの自治会長さんとお会いして、子ども支援のアイディア交換をしています。共感してくださる方が多く、子ども支援の相談役になりましょう、といってくださる方も出てきて力強く感じています。

 そういう中、古くから付き合いのある自治長さんのところも訪ねています。
 Aさんの処へは、気軽に「こんにちは、本当に自治会長しているのか見にきたよ!」と訪ねていける中で、お互いたのしく教師をしてきた仲間同士です。

「来週、うちの区でコスモス祭りがあってさ、見に行こうよ」ということで、祭り会場に案内してくれました、メルマガに載せたところ「まるで二人でオペラでもやっている様な構図ですね」というお便りが届いて笑ってしまいました。コスモスって〈秋桜〉って書くのに沖縄では初夏に満開になるんですかね・・・

 もちろんこうやってのんびり過ごしていただけではありません。〈子ども達の優しさ賢さをたのしく元気に育ててあげられる方法〉について腰を据えて語り合いました。

 最も困難なことは何か?

 こういう構想はどうか?

 おもしい実践家はいないか?

 たっぷり語り合いました。

 たのしい教育研究所の第三ステージともなるだろう、新しいプロジェクトは水面下で着々と進行中です、ご期待ください。

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自由研究〈高速道路を下から眺める〉と-たのしい建築構造学

 これは沖縄の金武町に向けて走らせる高速道路です、なじみの人もいるでしょう。沖縄に観光に来たみなさんも、この道路を通った人も多いと思います。

 奥に見えている山が〈恩納岳〉です、今は米軍基地の演習場になっていて入ることができません。

 ここを下から眺めると、どう見えるでしょう。

 高速道路を下から眺めるのは趣味の一つです。
 巨大な構造をみるとワクワクするので、時々、下の道をたどって車を停め、こうやって眺めることがあります。たのしいので〈高速道路を下から眺めるクラブ〉というのを作ろうかと思っているのですけど、入る人いるのかなぁ・・・

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 さて、下から眺めると・・・
 こんな構造になっています。こう予想できた人はいたでしょうか、右車線と左車線はそれぞれ独立し離れていて、空間ができています(アミの向こうに雲が見えていますね)。

 沖縄のこの場所だけなのでしょうか?

 いいえ「高速道路の構造」で検索すると、こういう図が出てきました、福岡の高速道路です。右車線、左車線で独立していますね。

 

 こういう写真もありました、別れていますね。

https://www.smcon.co.jp/works/2019/01081604/

 左車線と右車線が一体化している構造の高速道路もあります。

https://xtech.nikkei.com/kn/article/knp/news/20141203/685509/?P=3

 沖縄の高速道路の構造は全て二つに別れた構造なのでしょうか。

 そもそも、床を一枚構造にした方が作りやすい気がするのですけど、強度など、いろいろな意味があって二つに分けているのでしょうか。

 夏休みの自由研究の課題にして、ぜひ〈たのしい教育研究所〉にも知らせてほしいです。

 

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おきなわの山肌はイジュの花の彩り-楽しくアウトドア

 今日この頃の梅雨の日々、沖縄の中北部の野山を歩くと、山道でこういう彩りに出会うことがあります。

 下に花ごと落ちている姿をみると〈ツバキ〉を思い起こさせます。

 イジュの別名は『ヒメツバキ』、ツバキ科の樹木です。

 その場所で、上を見上げてください、そこにイジュの花たちが咲いています。

 少し離れた山肌を眺めると、白と緑のまざった様な彩りが目に入ります。

  イジュ、ヒメツバキの花々です。

 白い花びらにつつまれた、たくさんのオシベが黄色く彩っています。

 イジュは梅雨の頃の沖縄を彩る代表的な植物です、雨にも負けず、自然のうつりかわりをたのしみましょう。

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〈菌〉の〈縄張り争い〉で病気を治す-たのしい教育プログラム作成中

〈縄張り争い〉も〈菌〉も、よくないイメージがつきまとうのですけど、菌の縄張り争いがたくさんの人たちの命を救ってきました。
 方便(ほうべん)でも誇張(こちょう)でもありません、救った命の数は何百万人と見積もっても少ないくらいでしょう。

 以前から、子ども達が喜んで学んでくれる〈たのしい教育プラン〉になりそうで、候補の一つにしていました。

 今回はその話を少しだけ紹介しましょう。

 さてみなさんはどういう〈菌〉を知っていますか?

・・・・

 菌にはビフィズス菌、乳酸菌、大腸菌、破傷風(はしょうふう)菌などたくさんの種類があります。

 たとえば湿ったパンを置いているとカビが生えてしくことがあります、カビも菌の仲間です。

 カビ(菌)はそのパンの炭水化物やタンパク質、脂質、水分などを栄養にしてどんどん広がっていきます。
 他の菌たちがそのパンに群がってくると、自分たちの栄養が減ってしまうので、そういう場合には別な菌が自分の広がっていかない様に〈ある物質〉を作り出し、別な菌たちが広がらないようにばらまきます。
 その物質を『他の菌が〈生える〉のに抗(あらが)う物質』➡︎《抗生物質:こうせいぶっしつ》といいます。

 《黄色ブドウ球菌》といって、表皮感染症や食中毒、また肺炎、髄膜炎、敗血症など、命をうばうほどの菌があります。

wikipediaに感謝して

 これはその黄色ブドウ球菌が繁殖したシャーレーです、その中に円状の場所がありますね。

wikipediaに感謝して

 その円の中央にあるのは青カビです。
 青カビが黄色ブドウ球菌が繁殖しない物質(抗生物質)を生み出して、自分の縄張りを確保しているのです。

 黄色ブドウ球菌という人間にとって恐ろしい菌を青カビが排除している、押さえ込んでいる・・・
「お~、この縄張り争いは、病原菌を攻撃することに使えそうだぞ」
 そう気づいたのがアレクサンダー・フレミングさんです。

ウィキペディアより

 
 彼は青カビが作り出している物質を「ペニシリン」と名付けました。

 フレミングの発見をきっかけに「菌が生み出す物質(抗生物質・抗生剤)によって、病気や感染症の原因となる菌の繁殖を抑える」つまり『菌の縄張り争いによって感染症・病気を治す方法』についていろいろな科学者たちが研究を始めました。

 その研究の成果が出て、戦争で負傷した人たちを治療したり、肺炎、敗血症、破傷風など、それまで死を待つしかなかった感染症からたくさんの命を救ってきました。

 今ではカビから作られた「ペニシリン」だけでなく放線菌から作られる「スプレプトマイシン」ほか、抗菌薬、抗真菌薬、抗ウイルス薬、抗腫瘍薬など200種類くらいの抗生物質が作られています。

 子ども達が感動してくれる教育プランに仕上がると思ってワクワクしています。

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