たのしい研究所日記:本をたのしむ

電子データに囲まれた現在であっても、書物は素晴らしい輝きを示してくれます。
このままだと紙の書物は無くなるというけれど、素晴らしい書物は無くならないでしょうし、逆に電子データが紙媒体として登場する可能性すらあると思います。

さて、忙しい研究所の日々、世間の連休の中でせめて1冊くらいは本を読めるのではないかと、かつて私が活字中毒だった時代の書物を眺めてみました。
懐かしい本が出てきました。
西堀栄三郎「石橋を叩けば渡れない」1972
です。
私が教師になった時、手にした本です。

西堀栄三郎と聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。
日本初の南極越冬隊の隊長として活躍した人です。

スクリーンショット 2015-05-03 6.49.25 書物のように、いろいろな人たちの賢さと感動と夢となぐさめと元気に貢献できるとしたら、こんな素晴らしいことはありません。
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『あっ!みーつけたっ!!』 くすのきしげのり 作 (光村教育図書)

『あっ!みーつけたっ!!』 くすのきしげのり 作 (光村教育図書)
あっ!みーつけたっ
今回は優しい気持ちになってほっとする絵本を紹介します。
主人公の男の子は、学校の帰り道、「あっ!みーつけたっ!!」っと、
いろんな形の「石」をみつけます。

次の日も、またその次の日も、毎日毎日ひろった石を
家にもって帰って色をぬるんです。

すると、つよそうなライオンだったり、背の高いキリンだったり、
かわいいペンギンだったり、いろんな動物になっちゃいます。
いろいろ想像してたのしんでいるんだな〜と
ほほえましい様子がうかんできます。

ところが、ある日、大きめな石をポケットに入れようとして
ポケットが破れてしまいました。
その時、なぜ石を拾って動物を作っているのかをお父さんに話すんです。

その理由を聞いたお父さんは・・・破れたポケットを
がんばって縫っているお父さんも素敵です。

そして、妹とお母さんは・・・予想もしない展開におどろき、
ラストのページを開くのはドキドキでした。

男の子の健気さと妹への思いやりに感動して思わずラストは
涙がこぼれてしまいました。
愛情いっぱいの家族の思いやりにふれて優しい気持ちになりました。

大人へ読み語りをした時も「いい本だねー」
「ラストは涙が出てきそうでした」と話していました。
子どもから大人まで楽しめる絵本だと思います。

作家のくすのきしげのりさんの話を聞く機会があったのですけど、
病気と闘っている子ども達を応援する絵本を作ろうと思ったと話していました。

( by hina )

入学シーズンにおすすめの絵本

今回は入学シーズンにおすすめの絵本です。
『一ねんせいになったら』 まどみちお 詩
かべやふよう 絵(ポプラ社)
入学♪♪ いちねんせいになったら、いちねんせいになったら、
ともだちひゃくにんできるかな♪・

この絵本はまどみちおさんがかいた詩(童謡)が絵本化されたものです。
元気いっぱいの100人の子ども達が登場して絵も迫力があります。

小学校入学式に歌われることがあったり、
ページを開くと思わず子ども達もノリノリで歌ってしまい、
たのしくて元気がでる絵本です。

合わせて次の本も一緒に読むとなお喜んでくれると思いますよ。

入学2

『いちねんせいになったから!』 くすのきしげのり 作 (講談社)

わくわくどぎどぎしながら小学校一年生の入学式を迎えるりゅうたろうくん。
どうしたらともだち100人できるかな〜とあれこれ考えます。

自己紹介をしたらどうかな、ちょっとだけ英語をつかったらどうかな、
自己紹介のカードを配ったらどうかな、その様子がまたとてもおもしろいんです。

でも、「きびしい先生だったらどうしよう…」いろいろ想像して
期待と不安がいっぱいのりゅうたろうくんの入学式の1日です。

となりのせきのかおりちゃんも、ラストもホッとしていいですよ。
4月のこの時期にぴったりの絵本かなと思います。

『まわるおすし』長谷川議史 作(ブロンズ新社)

まわるおすし今回は『まわるおすし』の絵本を紹介します。
まわるおすしというのは、回転寿しのことです。

回転寿司屋さんに行くと、何から食べようかな〜、
ぐるぐる回ってくるお寿司をみながら、
迷いながら取って食べるのもワクワクしてたのしいです。

さて、この絵本の主人公の家では、
お父さんの給料日に家族みんなでお寿司を食べに行きます。

店の前で輪になって、お父さんのゲキに合わせて
「ファイト オー!」と気合をいれて店に入っていくと・・・
お父さんがひじに手をやったら、青いお皿のサイン、
鼻に手をやったら次は黒いお皿へ、クライマックスのお皿の色は、
もちろん自由です。

さあ、何を食べようか•・・お父さんのサインからも、
回るお寿司からも目を離さないようにおすしを食べていきます。
あまえび、いくら、サーモン、たまご、大トロ•・・いろいろなおすしが出るたびに、
こちらまでおすしが食べたくなります。

赤だしサービス券を取り出すお母さん、
主人公の男の子に好物のサーモンをさりげなくとってくれたお父さん、
家族の温かさを感じる様子がとてもいいです。

おすしが好きな子は読んだ後に、「自分も昨日行ったよ…」
「◯◯のおすしたべておいしかったよ」など、おいしい話もはずみます。

( by hina )