以前書かせていただきましたが、〈たの研/たのしい教育研究所〉の活動が評価され「沖縄県労働金庫/ろうきん」の「地域で活躍する団体への活動支援〈ろうきんわしたシマづくり運動〉」で3年にわたる支援をいただくことができ、先日その授与式がありました。
大切な支援金を、何十倍の価値に変えて、たくさんのこどもたちの笑顔と賢さ、可能性を広げる活動に使わせいただきます。
沖縄市や那覇市などと比べて交通の便がよくない地域に出かけていって、これまで〈たの研〉が開発し高い評価を受けてきたプログラムを実施してきたいと思っています。
さっそく、私たちの地域で実施してもらえないか、という問い合わせも届いています。
〈たの研〉のたのしいワークショップ/講座を希望する地域・団体の方はお気軽にお問い合わせください。
※
ご存知の方も多いと思います、「たのしい教育研究所」は非営利活動法人で、法人というのは会社とほぼ同じものです。
〈ろうきん〉の運営にも「営利を目的としない金融機関」だと記されています、銀行とは基本構造が異なるのでしょう。
ろうきんの基本姿勢
運営:
ろうきんは、営利を目的としない金融機関です。ろうきんは、労働金庫法に基づいて、営利を目的とせず、公平かつ民主的に、そして政治的にも中立の立場で運営されています。
会員は、平等の立場でろうきんを利用するだけでなく、ろうきんの運営にも参画し、会員自らの活動としてろうきんの運動をすすめています。
あわせて《目的》も紹介させてください。
目的:
ろうきんは、働く人のための福祉金融機関です。ろうきんは、労働組合や生活協同組織の働く仲間が、お互いを助け合うために、資金を出し合ってつくった協同組織の金融機関です。
ろうきんは、働く人たちの暮らしを支え、快適で過ごしやすい社会づくりに寄与することを目的としています。
講座/ワークショップの際には、支援してくださっている〈沖縄労働金庫〉のことをしっかり広報させていただこうと思います。
ちなみに「金融」というのは、お金を預けたり貸したりする流れのことです。
発展途上国の人たちが、学校にいけない子ども達を集めて学校を開きたいという目的があっても、先立つお金がない、そういうときにまず資金を準備してくれて、それを少額で返済していくことで国全体の力を高めることに大きな成果をあげているというレポートを読んだことがあります。
金融が今の社会で大きな根を張って枝を広げているのは歯車がカッチリとはまっているからでしょう。
金融業がパッと消えてしまったら、クレジット決済一つできなくなります。
たのしい金融入門、というのもいずれまとめてみたいと考えています。
ご期待ください。
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