たのしい教育キャラバンの様子〈赤ちゃんの頃から たのしい教育〉

 たのしい教育キャラバンといって、こちらから出かけていって、子ども達にたのしい教育プログラムを実施するシステムがあります。

 これはアウトドアで実施した時の一コマです、たくさんの子ども達がやってきてとても盛り上がりました。毎回、そうです。

 赤ちゃんと一緒にお母さんも参加してくれました、赤ちゃんはすやすや眠っています。

  赤ちゃんたち向けのたのしい教育研究所のプログラムもあるのですけど、寝ている子には無理です。

 それでは意味がない、と感じる人もいるでしょうか。

 いいえ、それは違います。

 このお母さんが、たのしい教育プログラムを体験して、自分の子どもとたのしむことで、笑顔と賢さにつながっていきます。

 今、構想しているプロジェクトが一息ついたら、赤ちゃんとお母さん向けのプログラムを整理しておきたいと思います。

 ワークショップをご希望の方は、自治体等に「たのしい教育研究所を講師に招聘してほしい」と要望していただければ、その時が早くなるかもしれません。

 毎日、たのしく元気に活動をすすめる、たのしい教育研究所です。

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たのしい英語・楽しい国語「言葉の中に刻まれた〈平等〉」

 言葉には、それを使っていた人たちの価値観や自然な感覚など、たくさんのことがDNA(遺伝子)の様に刻み残されています。

 英語のBrother(ブラザー) というのは〈兄弟〉、Sister(シスター)は〈姉妹〉をしめす言葉です。

「日本人」は誰が先に生まれたのか、兄なのか弟なのか、姉なのか妹なのかをハッキリさせるのが普通で、上下だけでなく〈長男・次男・三男〉という様に、何番目に生まれたのかまでハッキリさせるのが普通です。

 ところでアメリカの映画をみているとBrotherはBrother(兄弟は兄弟)、SisteはSiste(姉妹は姉妹)で、日本の様に誰が上かを示す表現はほとんど耳にしません。elderをつけて年上だと表現することはできるのですけど、すくなくとも、よく聞く表現ではありません。

 家族の中で、先に生まれた子でも下でも同じ様に自分たちの子どもとして大事にされているのでしょう。

 イギリスの王室の様な長男継続の伝統は特殊なもので、長男が家業を引き継ぐとか家を引き継ぐという様な伝統は、アメリカやイギリスではほとんどないようです。

 日本でも実際のところ、きょうだいはきょうだいで、上だから下だからということで分け隔てはないと思います。けれど家業は長男とか仏壇は長男という慣例があるのは事実です。
 実際、女性が結婚する際「長男の嫁は大変だ」という話も時々聞きますから、噂だけのことではないでしょう。

 言葉には、その言葉を母語とする人たちの、ものの見方・考え方、価値観がしっかり刻まれています。

 どちらの文化がよいとか悪いという裁定はできません。そこに残された価値観は、いろいろな状況が作り出した必然性もあるでしょう。とはいいえ、きょうだいの上下関係をことさら重要視しない英語の感覚を私は好ましいと思っています。

 みなさんは、どう感じるでしょう。

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楽しい読み語り・楽しいブックレビュー『ぼく モグラ キツネ 馬』②

〈たのしい教育メールマガジン〉や〈このサイト〉の読者の皆さんから「図書館で借りて読んでいます」「本屋さんで手に取ったら自分のものにしたくて購入しました」etc. うれしい便りが届いている「ぼく モグラ キツネ 馬⇨archives/154024」 その後です。

 先日、メンバーからの希望でたのしい教育研究所で《たのしい読み語り》が実施されました。

 聴くたびに感覚を揺すぶってくれます。

やさしくされるのをまつんじゃなくて、

じぶんにやさしくなればいいのさ


この世界をおもしろがろう

 みなさんも、ぜひ身近な人たちに読み語りしてみませんか。

 子どもたちへ、家族へ、友人へ・・・

 心が疲れているときでも、どこかのページに心動かされると思います。

 もしもこの作品が気に入ってくれたら、いつかアニメーションも観てください。
 熱烈な映画愛好家の私の気に入りの一作です、本の世界が一つのクリエイティブなストーリーによって展開されていきます。
 今現在は〈アップルTV〉のみの公開なのですけど、いずれレンタルDVDや他の動画配信サイトにも登場してくれると思います。

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ナンジャモンジャの木-沖縄にもあるんです

 最近、牧野富太郎関連の記事を時々書いているのですけど、お察しの通り朝のテレビドラマが関係しています。私はテレビをほぼみないので、その番組の内容も知らないのですけど、このサイトに書くと、読者の方からの反響が多く寄せられることと、〈たの研〉に来てくれる方たちからもテレビの影響で、牧野さんの話が時々出てくるからです。

 今回は〈ナンジャモンジャの木〉の話。

 牧野富太郎の本「草木とともに」にインパクトある植物の名前が出てきます、『ナンジャモンジャの木』です。
 インパクトある名前なので頭に刻まれてしまいます。
 本当にそんな木があるんだろうか・・・

 実はwikipediaにも出ています、実際ナンジャモンジャの木と呼ばれている植物があるんです。

 それは正式な名前かニックネームか?

 正式な名前だったらいいのにね。

 牧野さんの本には「昔、将軍から尋ねられたけれど何の木か名前が解らなかったため〈ナンジャモンジャと答えた〉という話がある」とのこと。
 いかにもありそうですね。

 つまり「何だかわからないからナンジャモンジャと呼んだ」というわけです。

 そういう木は日本各地にいろいろあって、牧野富太郎は、その話の中で、本物のなんじゃもんじゃの木と偽物のなんじゃもんじゃの木がある、と続けます。

 よくわからないからナンジャモンジャと呼んだわけだから、よくわからない本物とかよくわからない偽物というのは変だと思うんだけどな・・・
 ねぇ。

 牧野富太郎が本物のナンジャモンジャと語ったのは、ヒトツバタゴの木です。

ヒトツバタゴ=ナンジャモンジャの木

 清楚な白い花を咲かせます。

ヒトツバタゴ=ナンジャモンジャの木の花

 私は見たことがありません。

 各地にあるという流れでサイトをいろいろ調べてみたら、沖縄ににも「ナンジャモンジャの木」と呼ばれていた植物がありました、これです。

 以前書いた気がします、沖縄で紅葉する数少ない木の一つ〈ホルトノキ〉です。

 本草学者としても有名な平賀源内(江戸時代)がホルトノキの〈実〉がポルトガル(ホルト)から来たオリーブの実に似ているので、混同して付けたのではないかという話がweb上でいくつかみつかります。
 さもありなん。

「実が似ているのでオリーブの木だ」と勘違いした木で、実際よくわからなんなぁ⇨ナンジャモンジャ となったのかもしれませんね。

 子どもたちにはホルトノキを紹介するとき「これはポルトガルの木といのでホルトノキと名付けられたんだけど、〈ナンジャモンジャの木〉とも呼ばれていたらしいよ」と伝えてあげると、喜んでくれると思います。 

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