楽しい科学-虹色の光を見つけたら光のくる方向を探してみよう

 背中に朝の光を感じながら、珈琲を味わいつつ執筆していると、ノートパソコンのすぐそばに虹色の光を見つけました。

 前に目を移すと、壁板にも虹色の光が見えています、虹色の右側の直線はパソコン画面の影でしょう。

 1666年、ニュートンの実験によって「太陽の光は、異なる波長の光つまり〈いろいろな色の光〉が組み合わさって〈無色〉に見えている」ことがわかりました。※1666年という年を覚える必要はありませんけど比較的覚えやすい数字ですよね。ちなみに江戸時代に入る区切りとなる〈関ヶ原の戦い〉が1600年ですから、日本でいうと江戸時代のはじめの頃にこういう偉大な実験がおこなわれていたことになりますね

wikipediaより

 幅のある波長(いろいろな色)を含んだ無色の光が物質に当たって、青い色を跳ね返したらその物質が青に見えます、赤い色を跳ね返したら赤くみえます。
 血液は赤い波長の光(色)を反射して、ブルーベリーは青い波長の光(色)を反射しているわけです。

 頭を動かして後ろからくる朝陽をさえぎったら虹色の光が消えてしまうので、虹色の光は太陽からくる光だとわかります。

 虹は小さな雨粒などが光を通過させる時に屈折つまり進む方向を曲げてしまったり、雨粒の内側で反射させてできます。

 テーブルや板壁は表面で光を反射させるわけで、光を内部に取り込んで反射させるわけでも、光の進む方向を曲げてしまうわけでもありませんから、テーブルや板壁が虹色を作っているわけではありません。

 どうしたわけでしょうか?

 太陽からくる光を何かが屈折させているに違いありません。

 ガラス戸とカーテンくらいしか思い浮かばないなぁ~

 と振り返ってみると・・・

 カーテンの間にクリスタルがぶら下がっていました。

 真ん中あたりの3連続の多面体が太陽光で輝いてみえます、それを通過した光が分光してパソコン近くに虹色を見せてくれていたわけです。

 理科の実験で光を分光する時〈プリズム〉といってガラス状の三角柱を使います。そのせいで〈分光は三角柱で〉と思い込んでしまう子どもたちがたくさんいます。

 でも光は角度によって球面でも分光します、多面体のクリスタルならどんどん分光します、調べてみると〈サンキャッチャー〉という名前で売られているクリスタル多面体がたくさんありました。新しい授業プログラムとして使えそうな予感がしています。

 

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たのしく充実した教師への一歩/試験をたのしく突破するには一流の指導者から学ぶこと

 いろいろな先生たちから「ぜひこの人を早く本務として学校現場に送ってほしい」と頼まれて、〈たの研〉が全力で指導した先生たちがいます。

 いよいよ明日(記事公開当日)が試験本番の日です。

 たのしい教育研究所の指導者は全員が教員試験を突破してきたメンバーで、たのしい教育のプロフェッショナルです。そのメンバーで何度もブラッシュアップを重ねて確立した指導プログラムでトップクラスの成績で合格していった人たちがたくさん出ています。これまで何度も挑戦してきたのに合格できなかったという人たちがたくさん合格していきました。

 直近の〈合格率100%〉という高い成果は、メンバーがみんなボランティアだということも大きく影響しています、つまりお金で契約しているのではなく〈その意義を強く感じて力を出しているメンバー〉だということです。

 日頃から「子どもたちをどの様にひきつけるか、どうたのしく賢さを高めるか」を考え実践しているメンバーなので、その言葉一つひとつがとても魅力的です。

 そういった指導を身体全体で受け、その高みに登ろうと努力し、全てのプログラムを終えた受講生たちは、みんな笑顔でした。
 授業や面接の様子をみてきたのですけど、このレベルで授業・面接ができたら落ちることはありません。一般の受験生よりずっとり魅力的で生き生きした授業そして受け答えをするからです。

 大切に育てた一人ひとりが来年の4月、また学校現場に出ていきます。すでに小・中・高校・養護教諭として合格を手にし、明るく元気に活動している人たちがたくさんいます。
 たのしい教育研究所という名札をつけているわけではないので、明るくたのしく教師をしている先生がいたら「たのしい教育研究所って知っていますか」と聞いてみてください。ごく稀にではなく、ある程度の確率で「はい、講座を受けたことがあります。SVやカウンセリング、WSを受けたことがあります。〈たのしい教育メールマガジン〉で学んでいます、公式サイトを毎日読んで授業に利用しています」という様な答えが返ってくると思います。

〈やんばるプロジェクト〉の兼ね合いもあるので一次試験の合格SVを実施するかどうかは微妙ですけど、その決定は私ではないので、来年こそは合格したいという方がいたら、ご相談ください。あるいは周りに「こういう先生こそ合格してほしい」という人がいたら、この記事を転送してあげてください。
 積極的にこのサイトを読んでくださっているみなさんが、強くこの活動を支えてくれていることは間違いありません。

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たのしいアイディア構想ツール/ブレインノートの代用として無料バージョン〈Xmind〉

 〈たの研〉でアイディア構想の時に利用する『ブレインノート』があります。〈マインドマップ〉を進化させたもので自由度が高くシンプルです。

 無地のスケッチブックなどを利用してアイディアを書きこんでいくスタイルで、このサイトでも紹介した記憶があります。
『ブレインノート』はデジタルで利用することはできないので、そういう場合には以前から〈マインドマップ用〉のアプリを利用しています、Xmindです。

 数ヶ月前にMacがクラッシュし新しい機種に買い換えたところ、Xmindのバージョンが対応しなくなっていて使えなくなりました。

 最近、無料版でも使ってみようと試したみたら手書き風に描けるので気に入ってしまいました。
 こういう感じです。

 一週間後に実施する授業のアイディアを無料バージョンで私が作成したものが下の画像です。※読めないように加工してあります

 興味のある方は使ってみませんか。

 授業やプロジェクトの構想メモや今週のスケジュールを書き出してからまとめたり整理するする時などにも活躍すると思います。〈有料版〉は月いくら年いくらという様に課金されるタイプ(サブスクリプション方式)になったので、使い続けるには費用がかさみます、でも無料版でも十分だという人も多いと思います。

 こちらからダウンロードできます➡︎https://xmind.app/jp/download/

 テンプレート(型紙)から選んで描き込んでいきます、使い方はそう難しくないのですけど知りたい方はこちらからどうぞ➡︎https://www.qbook.jp/column/1500.html

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いろはパズル-インドアでもアウトドアでも楽しめる教材に〈たの研〉メンバーも熱中

 〈たの研〉で開発したたのしい国語教材〈いろはパズル〉をアウトドアでやってみました、かなり盛り上がったので紹介しましょう。
 〈たの研〉の夏の後半は毎年〈アウトドア講座〉で盛り上がっています、今回はコロナもあけたので〈宿泊〉での開催となりました。
 準備メンバーはかなり早い時間に集合して、設置も終わったので、ゲームの賞品として並んでいた〈いろはパズル〉をたのしもうということになりました。

〈いろはパズル〉は去年開発したプログラムです、一つの単語からどんどん言葉を広げていって自分のカードを使い切る遊びです。先に終わったら他の人のカードをもらって手伝います、つまり勝ち負けではなくチームで課題をクリアーしていくタイプです。
 下の写真で説明しましょう、〈へや〉⇨〈なやみ〉⇨〈なは〉⇨〈てはい〉というようにどんどん言葉を連ねていきます、どの単語のどの位置の言葉につなげてもOKです。

 いろいろな先生たちが国語の時間や生活科、特別支援のクラスなどで使ってたのしんでくれています、これがアウトドアでもとてもたのしいゲームになりました。
〈たの研〉のメンバーは開発当時からたのしんでいるのでスピーディーに全部のカードが並んでいきます、はい完成!

 その後、さくら先生のアイディアで
⭕️〈3文字〉以上でいろはパズル

⭕️〈たべもの〉限定いろはパズル
というルールで挑戦することになりました、すると慣れた集団もかなり頭を使いのめり込んでいきました。
 キャンプ場でうつむいている人たちはなかなかいないだろうと笑いつつ、これだけ盛り上がっているとは誰も知らないことでしょう。

 これは「《食べ物限定》いろはパズル」です。
〈こめ〉⇨〈にまめ〉⇨〈うに〉⇨〈にら〉⇨〈ぬてら〉とすすんでいきました。

 後半はかなり難しくなり皆で全部のカードを見ながら知恵を出しました。
 タープテントの下でたのしんでいたのですけど、二つの台風の影響で強い雨が降り出し、背中は濡れて椅子にも雨が降りてズボンも濡れてきたのに誰も「やめよう」と言いだす人はいません。

 雨もあがって、いよいよ残りカードはあと3枚となりました。

 そうこうしているうちに、みんなが来る時間が迫り、食事の準備などをはじめなくてはいけません。
「きっと全部埋まるのに」とさくら先生が言い、そのままの状態でシートにカードを移動して後でやることになりました、それほどまでにたのしい。


 けれど結局、その後のゲームで大いに盛り上がり、酔いも進んでキャンプ場で再チャレンジすることはできなかったので、後日みんなで集まって、この並びからスタートすることになりました。それほどまでにたのしい(繰り返し)。

 子どもたちとの勉強で使うだけでなく、高齢の方たちと「じゃ、次はおじいちゃんの番ね」という様にたのしむことで、認知症の予防にも使えると思います。
 欲しい方はラミネート加工版1セット送料込800円、2セット1400円、4セット2000円ででお届けします、気軽にお問合せください

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