A.I.は既にパーソナルの領域です=楽しいコンピュータ/楽しい画像生成

 アメリカではすでにアップルがパーソナル化したコンピュータを市場に出していたのですけど、日本ではだいぶ遅れて、私が学生の頃、コンピュータがパーソナル化されました。それまで企業などが利用する高額で巨大なコンピュータが、小型軽量化され価格も下がり、個人でも利用できる状況が整っていったのです。

 価格が下がったとはいっても120万円くらいしましたから、学生が買える値段ではありません。とはいえ、タイミングを掴むには勇気が大切です、親に「働いてから返すので」と頼み込んで入手した時から私のパソコンとの関わりがスタートしました。日本ではとても古くから親しんでいる一人でしょう。

 おかげで、今でも、パソコン業界の新しい動きには敏感です、A.I.の広がりは、学生時代に経験したパーソナル化と同じくらいの大きなうねりを感じています。

A.I.(人工知能)の本質論からみると〈現在のA.I.は人工知能とはいえない〉という議論があります。自ら考えて新しいものを作り出すという意味では私もそう思います。その上で、とても狭い意味でとらえて巷で言われている様なA.I.という言葉を使わせていただきます

〈たの研〉のSV(スーパーバイズ/実技指導)でA.I.利用を取り上げることがあります。

 これはそのSVで作成した生成画像です、白ネコとクマとを仲良くデザインしました。

 作成している処理アプリにもよるのですけど、描いた画像は自分のものとして利用できるものもあります。

 著作権がクリアーなものを利用すれば、たとえば〈たの研/たのしい教育研究所〉のTシャツを作ったり、カップにして配ったりもできる様になります。

 学校にもどんどん入っていって欲しいジャンルの一つです、ただし、学校教育は強制的なものを含みますから、これだけパンパンに膨らんだ学校教育に導入するなら、大きな領域を一つ減らすことと引き換えにしないと、先生も子どもたちもますます追い詰められてしまいます。

 個人的にたのしみたい方は、気軽に〈たの研〉にお問い合わせください、カウンセリング費用程度でコーチしています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

たのしい教育研究所のワークスペース-仕事熱狂人間のたのしい働き方改革 ※注意しておくこと

 読者のみなさんから〈仕事環境〉について尋ねられることがあります。スタバでのカウンセリングやスーパーバイズ、外部での授業、図書館などでのリサーチ、フィールドに出て教材研究したりと多様なのですけど、執筆室でパソコンを前にしている時間は少なくありません。だいぶ以前に書いたことがあったのですけど、それから数年経った現在の様子を紹介します。
 ちなみに私いっきゅうは〈たのしい教育〉が大好きで、それ一筋に仕事をしたいと考えて教師を辞め〈たのしい教育研究所〉を設立したほどの仕事熱狂人間です。一般に〈働き方改革〉は仕事量を減らす意味で使われる言葉ですけど、私に関する限り、たのしく仕事の成果をあげることが〈働き方改革〉です。

 教材開発や執筆、いろいろな事務処理をする私のワークスペースはこんなかんじです。

 真ん中、右端のモニターが小さく見えると思うのですけど、一般のパソコンのモニターとしては大きい方です、右が33インチです。
 左端のスクリーンが50インチ近くあります。

 パソコンのスクリーンは一つで十分だと思う人が多いでしょうし、いろいろなアプリケーションを同時利用する人は大きめのモニターのを購入するでしょう。

 ところが複数あると、かなり違いますよ。

 作業領域が広がるので、一つのモニターに入りきれないたくさんの情報を扱うことができます。
 私の場合は大抵〈ワードプロセッサ〉〈表計算〉〈webブラウザ〉〈メール系〉はデフォルトで同時起動します。
 加えて〈グラフィック〉や〈動画作成〉のアプリを立ち上げることも多いので、それらを一つのモニターで同時利用すると仕事になりません。

 データの〈比較作業〉一つとっても複数モニターだとかなり役立ちます。

 メインで利用する画面は真ん中のモニターではなく右端にしています、真ん中がメインだと左右の首の移動がすくなくなるので便利なのですけど、長年の利用の結果、現在はこういう配置になりました。

 サブで使うデータやアプリなどは二つ目の真ん中のスクリーンです。
 数年のデータを比較利用する時には、真ん中で作成して作用にモニターにデータを広げます。

 これはかなり便利です。

 大きなモニターはZoomなどのリモート利用、趣味の映画・音楽などに利用するほか、授業や講演などで利用するプレゼンテーションの内容を確認する時などにもとても役立ちます。
 アンプは性能のよいものをおいていて、仕事をする人間を囲むようにスピーカーを配置していますから、まさにサラウンド音響で気持ちよく仕事をすることができます。

注意しておくこと
 ところで、ここに落ち着くまでに、いろいろなパターンで〈予想⇨実験〉してきました。
 「どうもうまくないな」と判断したパターンもいくつかあります。

 その中で記しておきたいのが、40~50インチクラスのモニターをメインで利用してはいけないということです。もちろんそれより大きなものでも同じです。

 巨大なモニターを利用すると6つくらいのアプリを同時起動して利用することも難しくありません。
 が、目をやられるんですよ。

 私の場合、おそらく2~3週間くらいしたころじゃないかなぁ~、ある日、目を開けていられないほどの痛みが来ました。

 冷やすと痛みが和らぐのですけど、目を開けるとまた強い痛みが走ります。
 なんだろう?
 目薬とかいろいろ試したのですけど、結局、メインモニターを変えた実験で、巨大モニターのせいだとわかりました。
 私がメインモニターを右にしたのも、巨大モニターを集中して見続ける時間を減らすためです。もちろん映画などの試聴なら、距離を保てばゆったり長時間観ることも可能です、作成・編集作業などで画面に集中してみる時、長時間だとまずいですよ。
 つまり使い方の問題です。

 昨今の物価高騰の中、パソコン関連の機器は値下がりしています。

 興味のある方、得にパソコンでのデスクワークが多い方は利用してみてはどうでしょう、もちろんノートパソコンに複数モニターを設置するのも難しくありませんよ。文書処理するくらいなら解像度はそこそこでもいいのですけど、私のような映画好き、またグラフィックを扱う人は〈4K〉の解像度は必須です。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

植物写真と植物線画とはどちらがリアル(現実的)か? 伊波善勇(いは ぜんゆう)先生の植物画・技法-楽しい理科・楽しい植物学

 前回の〈沖縄のカエデ〉の記事の中の『クスノハカエデ』のスピンアウトして別記事として書きたいテーマがあります、写真と絵はどちらがリアルかという話です。もちろん〈抽象画〉や〈抽象写真〉ではなく、写実的なものをめざして表現したものについてです。

 沖縄にもカエデがあって、それをクスノハカエデという話を書いたのですけど、それはこういう植物です、〈カエルの手〉の形の様な切れ込みはありません。ちなみに〈カエデ〉は《カエルの手》を略して名付けられました。私が大好きな「新明解語源辞典」から紹介しましょう、この辞書はおすすめですよ、暇な時はパラパラめくっているだけでいろいろな発見があります。

 これがクスノハカエデです、沖縄県の公式サイトに載っている写真です(https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/kusunohakaede.html) 山に入ってこの写真をたよりにクスノハカエデを同定することができるでしょうか。つまり「これかもしれない」と思った〈木〉と〈この写真〉を比べて「これに違いない」と識別できるでしょうか?

 時間はかかるかかるでしょう、その後「これは違うな」とか「ほぼこれだと言って間違いないだろう」と判断するのは難しくはないと思います。

 では伊波善勇先生が描いたクスノハカエデの線画を見てください。山に入ってこの絵をたよりにクスノハカエデを見つけることができるでしょうか。

 これは厳しいと思うのですけど、どうでしょうか。リアルな色彩感や質感は写真に敵いません。
 けれど「これかもしれない」と手にした後は
「あ、この葉先の様子が似ているな、違うな」
「葉脈の間隔、様子が似ている、違う」
「花の形が似ている、違う」
といった識別は、遥かに写真より上だと思います。

 以前も書いた記憶があるのですけど、この植物線画には伊波善勇先生の「この葉先はこうなっているんだよ」「葉と茎の間隔はこれくらい離れているんだよ」という様な語りがそのまま描かれているわけです。

 写真と写実画はどちらがリアルか?

 私はどちらもリアルで重要だと思います。

 植物が好きな人は本屋さんで普通に売られている写真図鑑だけでなく植物画の図鑑を携えていると、より楽しめると思います。
 伊波善勇先生の植物図鑑は教育委員会の依頼で作成されたものなので販売されていません(たのしい教育研究所で閲覧できます)、伊波先生がモデルにした牧野富太郎の植物図鑑は販売されています。

 牧野富太郎の植物線画はKindle(キンドル/電子書籍)や青空文庫で無料で読むことができます。※Kindleの作品は一定期間後〈有料〉になる可能性もあります、無料のうちにダウンロードしておければいつでも読むことができます

 みなさんも植物画の魅力を味わってみませんか。こういうところから本物の学力、確かな賢さが広がっていくと思います。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

たのしいアイディア構想ツール/ブレインノートの代用として無料バージョン〈Xmind〉

 〈たの研〉でアイディア構想の時に利用する『ブレインノート』があります。〈マインドマップ〉を進化させたもので自由度が高くシンプルです。

 無地のスケッチブックなどを利用してアイディアを書きこんでいくスタイルで、このサイトでも紹介した記憶があります。
『ブレインノート』はデジタルで利用することはできないので、そういう場合には以前から〈マインドマップ用〉のアプリを利用しています、Xmindです。

 数ヶ月前にMacがクラッシュし新しい機種に買い換えたところ、Xmindのバージョンが対応しなくなっていて使えなくなりました。

 最近、無料版でも使ってみようと試したみたら手書き風に描けるので気に入ってしまいました。
 こういう感じです。

 一週間後に実施する授業のアイディアを無料バージョンで私が作成したものが下の画像です。※読めないように加工してあります

 興味のある方は使ってみませんか。

 授業やプロジェクトの構想メモや今週のスケジュールを書き出してからまとめたり整理するする時などにも活躍すると思います。〈有料版〉は月いくら年いくらという様に課金されるタイプ(サブスクリプション方式)になったので、使い続けるには費用がかさみます、でも無料版でも十分だという人も多いと思います。

 こちらからダウンロードできます➡︎https://xmind.app/jp/download/

 テンプレート(型紙)から選んで描き込んでいきます、使い方はそう難しくないのですけど知りたい方はこちらからどうぞ➡︎https://www.qbook.jp/column/1500.html

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文