今日も子ども達にせいいっぱい向き合い、明日の授業や行事その他いろいろなことを遅くまで考え準備し、眠りにつく・・・
長い教師生活の中で、本当に優しくて、子どもたちのために頑張っている先生たちをたくさん見てきました。
けれど全ての子ども達が教師の想いをわかって行動してくれるわけではありません、反抗されることもあるでしょう。
教師に無理な注文をしてくる保護者の方もいるでしょう。
学校の先生たちが全員気心が知れたり仲良く付き合えるというわけでもありません、時に厳しい意見を言ってくる先生もいることでしょう。
希望に満ちて教師になったのに、こんな人生を過ごすとは、と後悔したり、苦しくて逃げたくなったりすることもあります。
これまでたくさんの先生たちの相談、カウンセリング、スーパーバイズを行ってきました。自分には教師の才能がない、朝子どもたちと会うのが苦しいと語った先生たちと、いろいろな選択肢をさぐってきました。
少し休むと、また子ども達に向かう元気が出てくることもあります。
ただし、休まなくてもゆっくりと子ども達に向かう元気が出てくる方法もあります。
それは、子どもたちと対立する場面を減らし、その分、喜んでくれる場面を増やしていくことです。
もちろん、はじめのうち、子どもたちの表情も態度も変わりません、でもそれをまず一週間続けていってください。実際に対立の場面が少し減ってきたのを発見するでしょう。
対立の場面はたとえば生徒指導の場面です、「ベルがなっても席につかない」「まじめに掃除していない」etc.
上からの指導ではない方法があります。
笑顔の広がる時間、それは数えられないくらいたくさんあります。朝のあるいは授業はじめの〈読み語り〉であったり、いろいろな授業に織り込む〈たのしい教育プログラム〉、学級の日などでたのしむプログラムetc.
子ども達のことを大切に考える優しい先生たちが、学校から出ていくことにならないように、たのしい教育研究所も全力で支援しています。たのしい教育研究所のカウンセリングやスーパーバイズで、子ども達との関係が修復し、また元気に教師を続けている先生たちがたくさんいます。
病休・育休など長期休暇からの復帰プログラムもあります。
悩みが深まる前に気軽にお問い合わせください。
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