えっ、そうなるの? 🟢たのしい算数クイズに挑戦〈問題編:細菌の分裂〉&楽しいクイズの価値!

世の中には〈楽しいクイズ〉と〈楽しくないクイズ〉があります。

〈楽しいクイズ〉はその答えと同じくらい
考えること・予想することに重要性があります。

たとえば、

モンシロチョウは、何を手がかりに花を見つけるでしょう?

①色 ②形 ③におい

と聞かれた瞬間
私たちは自分の経験を引っぱり出して考え始めます。

「花なんだから、においじゃない?」

「いや、遠くからなら色かな」

「チョウって目がいいのかな?」

この時点からですでに、楽しい学びが始まっています。

答えの正否より、実はこの時間が楽しい。
そして頭が賢くなっていく大切な過程です。

予想してから実験結果を見ると

「えーっ!」

頭の深いところに、その楽しい学びが
刻まれます。

何も予想せず、はじめから
「モンシロチョウは🟠🟠を手がかりにして花の蜜を見つけます」
と教えてもらうのと比べると、
その楽しさ、記憶への刻まれ方、
もっと知りたくなる気持ちが大きく違うことが分かると思います。

問いかける → 予想する →
話したくなる → 確かめる →
驚く → もっと知りたくなる

という流れです。

楽しいクイズは、単なる知識テストではなく、

「知りたい!」のスイッチを入れる方法の一つ

だと考えてよいと思います。

もう一つ大切なことが
間違いが楽しくなることです。

普通のテストでは間違いは
減点です。

でも楽しいクイズは、

「私は完全に②だと思っていた!」

「えっ、①なの?」

という予想外れそのものが楽しい。

むしろ全員が最初から正解してしまう問題より
意見が割れる問題の方が盛り上がります。

楽しいクイズは〈正解すること〉ではなく
「どっちだろう?」と自分の頭が動き始めることを重視しています。

予想して、外れて、驚いて、また考える。

楽しいから予想したくなる。

間違えるから賢くなる。

驚くから、もっと知りたくなる。

それが《たのラボ》が紹介している
〈たのしいクイズ〉です。

この公式サイトに掲載したクイズや
メルマガに掲載してきたクイズには
「親子でたのしみました」
「答えを見ずに自力で解いて、答え合わせしました」
などいろいろな反響が届きます。

今回はメルマガ(有料版)で紹介したクイズから
一つ紹介しましょう。

いろいろな方たちから届いた反響を参考に
答えは次回に回したいと思います。

近くの人たちと一緒に考えてみませんか。

【細菌の繁殖力の問題】
とても感染力が強く、1分毎に2つに分裂する細菌があります。
シャーレに細菌を入れてみると、さっそく分裂し始め、
1時間でシャーレをいっぱいにしました。

 次に、さっきと同じ細菌を2つ同時にシャーレーに入れました。
 どのくらいの時間でシャーレを満たすでしょうか?

⬇︎
⬇︎

予想してからね

⬇︎
⬇︎

⭐️

解答は次回!

ぜひ〈予想を立てる過程〉を楽しんでみてください。

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🟧珈琲焙煎と楽しい福祉&教育 の活動 ② 機械焙煎と手焙煎はどちらが美味しいのか?

 前々回の続きになります。
 〈機械焙煎〉と〈手焙煎〉は
どちらが美味しいのか、です。

 機械の焙煎器はどれくらいすると思いますか?

業務用で新車の価格くらいするものもあります。

わたしが学んだ焙煎の先生の店は東京にあります。
設置されていたのは
150万円くらいの焙煎器でした。

そういう高価な機械と比べると
手焙煎の器具はとても安価です。
〈たのラボ〉に置いてある焙煎器は5,000円くらいです。

高価な機械で焙煎したものは
さぞかし美味しいことだろう、
たくさんの人がそう思うかもしれません。

学生の喫茶店でのバイトの頃から
機械で焙煎された珈琲豆を飲んできました。
40年くらいになるでしょうか。

ここ一年くらい前から
生豆を自分で焙煎して味わっています。

個人的な意見でいえば
同じグレードの生豆を使うということなら
明らかに「手焙煎が美味しい」
と思います。

もちろんはじめは失敗もするので
「慣れてきたら」という但し書きをくわえる
必要があるでしょう。

機械焙煎が美味しいという人もいるでしょうから
再度、個人的感覚としてと付け加えつつも
私の周りの珈琲好きの人たちも
有名な珈琲豆と比較して
手焙煎が美味しいと言い切っています。

どうしてでしょう?

手焙煎は
🟢 欠点豆を直に見て取り除くことができる
🟢 色を見ながら焙煎することができる
🟢 香りを確認しながら 〃
🟢 豆の膨らみを見ながら 〃
🟢 ハゼる音を確認しながら 〃
などなど、その時の状況に合わせて
好みの焙煎をすることが簡単にできます。

焙煎の仕方も
🟡 炎からの距離を変える
🟡 振り方を変える
🟡 焙煎をとめるタイミングを判断する
など、いろいろな工夫が可能です。

つまり機械で一斉に焙煎するより
有利なところがたくさんあるわけです。

そしてそれは重要な〈リミット〉とセットです。

焙煎機を利用する場合と違って
手焙煎で一度に扱う生豆は
100~120g程度の少量だということです。

お店などにある焙煎機は
一度に数キロの焙煎が可能です。
高価な焙煎器は
一度に十キロ以上しあげることができます。

手焙煎ではとうていかないません。

でも、その少量焙煎というのが、
美味しさの点で、結果的に機械より
有利だということです。

焙煎機械はほぼ失敗なく、一定の質をキープして焙煎してくれます。
人間は体調などいろいろな要素が関わって
うまくいかないこともありますから、
その点では機械が上です。

もう一つ、お店などで手にいれる珈琲豆より
自家焙煎した珈琲豆の方が美味しいという
秘密があります。

焙煎から間をおかずに味わえる
ということです。

スーパーや珈琲店で購入するコーヒー豆は
焙煎後1ヶ月とか2ヶ月というものもめずらしくありません。

自分で焙煎すれば、まさに焙煎したての珈琲を味わうことができます。

珈琲好きな方は
自家焙煎に挑戦してみませんか。
たのしいてすよ。

ちなみに、美味しい生豆をとりよせて焙煎する価格と
売られている珈琲豆の価格を比較すると
半分くらいですむと思います。

私は一度に5kgとか、10kgくらいの生豆を
取り寄せて焙煎しています。

こういうたのしいことが自由にできることが
〈たのラボ〉です。

ある時期は紅茶に凝っていました。

ココナッツオイルに凝っていたこともあります。

たのしい教育をすすめることだけでなく、
いろいろなたのしみがあることが
〈たのラボ〉の強さです。

そういう楽しさが実は
たのしいプログラム作成に活きていく
そういうことも起こります。

たくさんの方たちに大人気の
「こどもマルシェクッキング」は
実は、こういう自由な楽しさの中から
出来上がったプログラムがいっぱいです。

珈琲焙煎に限らず、
みなさんもぜひ、自由にいろいろな研究をすすめてみませんか。

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自由研究まつりのワクワクまだ冷めず@講師M先生からのお便り

10日ほど前の〈たのラボ〉教育・福祉イベント
『自由研究まつり』の反響が今も続いています。

当日は総勢100名くらいが集って
ワクワクの熱気の中、
楽しいプログラムが実施されました。

これは休憩時に利用する
《たのラボ》の教材紹介コーナーの説明に
集まってくれた人たちです。

受講してくださった皆さんからは、
評価・感想用紙をもらい、
みんなで一枚ずつ読み
大切に保管してあります。

読者の方たちからの感動だけでなく
講師を担当した先生たちからも
講師をさせてくれて嬉しかったです
というお便りがいくつも届いています。

M先生から届いた便りを少し紹介させていただきます。

先日の自由研究講座の熱が冷めず、
受講者の皆さんが楽しんでいる写真を観て、
まだ余韻を味わっている今日です。

私自身、両生類や爬虫類は観察するのは好きですが、
触るのは得意ではありません。

プログラムの準備を進めるとき、
爬虫類の変化の様子を目にした時や
毎日の食事をあたえている間に
とても可愛くなっていきました。

愛着が湧き、
可愛くてたまらなくなり、
講座が来るのを今か今かと
待つようになりました。

当日、実際に予想を立ててもらいながら

生きたトカゲなどを観察したり、

親と子はにているの? にていないの?

と質問を交えながら進行していって

とてもたのしく授業をすることができました。

来月もまたこういう講座をやりたい気持ちです。

とてもたのしい機会をありがとうございました。

M先生のプログラムは
実際の生き物を見てもらいながら
すすみました。

一つ目はキノボリトカゲです。
体長20cmくらいの生き物で
こういうダイナミックなトカゲは沖縄にしかいないので
県外の生き物好きの方たちが
キノボリトカゲを探しにくるほど
人気があるそうです。

でも残念なことに中南部ではほとんど
見かけない状況になってきました。

環境が変わってくると小さな弱い生き物たちから
被害を受けていきます。

《たのラボ》は「たのしい環境教育」にも
力を入れています。

さてキノボリトカゲの赤ちゃんはどんな姿・形なんでしょう?

小さいとはいえ、親と同じ姿・形をしているのでしょうか?

そう問いかけて予想してもらい
いくつかの生き物を実際に見てもらいました。

さて、読者のみなさんはどう予想しますか?

⇩

⇩

⇩

⇩

キノボリトカゲの赤ちゃんは、これです。

参加者の方たちから驚いた声や
「あたったー」という声
「え~、そうなの?」という声にまじって
「キャ~」という声も聞こえてきました。

M先生は
「じゃあね~、ヤモリはどうだろう?」

というようにみんなのワクワク感を高めていきました。

このプログラムは
品切れ・廃版状態の板倉先生の絵本
『にている親子 にてない親子』国土社
を《たのラボ》の自然を楽しむプログラムと融合させ
〈リアルバージョン〉として実施したものです。

 板倉先生の絵本は古本で入手できます。
この記事を書いている今現在〈送料込み350円〉程です。
価格は前後しますし、入手できなくなることもありますから
こういう傑作は手に入れていた方がよいと思います。

    ⇩

https://amzn.to/3Syoqoz

自然の生き物たちを楽しむ子どもたちを育てることも
《たのラボ》の大切なテーマの一つです。

スマホゲームも楽しいでしょう。
実はそれ以上に、自然はワンダーで感動に満ちています。

A先生のプログラムも、
いずれ不登校の子どもたち向けに
まとめていきたいと考えています。
たのしみにしていてください。

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最新〈たのしい教育メールマガジン〉から:板倉聖宣「日本の近代化の推進役は文部省」@たのしい教育の発想法

今週、夏の忙しさのピークを乗り切ったのではないか
という予感がしています。

外れていませんように。

本日、たのしい教育メールマガジン
第714号を配信しました。

軽く紹介します。

はじめに
毎年のように、夏休みは〈たのラボ〉にとってとても忙しい日々です。
今週もたくさんの活動が目白押しでした。
どれも《たのラボ》の根幹になる活動です、やっつけ仕事はできません。
みんなで全力を注いでいます。
たのしい教育が着実に広がっている成果だと思います。今週号もお楽しみください。


 人気の板倉聖宣先生(たのしい教育研究所の設立期からの支援者/日本で最もたくさんの科学絵本を出した人物/仮説実験授業研究会初代代表/元文科省教育研究所室長/元日本科学史学会会長)の発想法を少し紹介させていただきます。

 1999年10月に行われた四條畷小学校での講演「21世紀に向けての教師論」からです。

板倉聖宣

■日本の近代化の推進役は文部省
「最近、学校が荒れてきた」とか「子どもたちが荒れている」といわれています。
 目の前の子どもたちは、良くなったり悪くなったりと振動しているので「いつからそういうことが始まったのか?」と問われても答えるのは難しいのです。
「ここから始まった」という人がいるし「いや、ここからだ」という人がいます。
 社会の問題は常に小刻みな運動をしつつ、ある方向に変わっていくのです。
 だから「いつからか?」という時に「ここで変わった」「いや、ここだ」というように、いろいろ解釈をする人が出てくる。
 社会の問題には、そういういろいろな解釈をする余地が生じるのです。
 たとえば明治維新で変わったという見方にも、
「幕末に変わった」
「ペリーの来たときだ」
「いや、その前に変わったのだ」
とか、いろいろな考え方があります。
 歴史学者というのは、そういう細かいことを議論するのが商売みたいにしていたりしますが、私はそういうものには興味がありません。
 私は『日本歴史入門』の中で「ここから変わった」というようにせず、「この辺から変わってくる」といえば間違いがないと考えて「開港から明治維新の間で変わったのだ」と幅を持たせました。
 しかし「本当に明治維新で変わったのか?」というと、これは怪しい。
「明治四年に変わった」というほうがいいのです。
明治四年に文部省ができます。
 文部省ができたことは、日本の近代化にとってすごく大きな事件です。
 みなさんの中には「文部省なんかないほうがいい」と考えている人もいるかもしれませんが、文部省が日本の近代化の推進役なのです。
 明治維新は「尊王攘夷から始まった」という人がいます。
 尊王攘夷とは「天皇を押し立てて夷である外国を追い払う」という革命です。
 しかし西南諸藩は勝った途端に「外国のように文明開化しよう」というのですから、ずいぶん無責任な話です。
 外国を追い払うために革命を起こして、革命後はその外国を受け入れることになったのです。
 そういう〈尊王攘夷〉のスローガンを本格的に下ろして〈日本を近代化する〉とはっきり決めたのが明治四年です。
 次の明治五年に学校制度(※学制)ができて、それで全面的に近代化の方向に進んでいくようになりました。
「日本は諸外国と比べて徹底的に遅れている」という危機感があって「江戸時代を全部ご破算にする」という考え方が明治四、五年から本格的に始まり、そして学校制度ができたのです。
 だから文部省という役所、そして学校は〈日本の近代化の推進役〉だったのです。

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《たのラボ》はハンディのある方たち、経済状況ほか支援の必要な人たちも楽しく笑顔で〈自分の可能性〉を広げていく活動を、団体・企業・一般の方たちの応援を受けて進めています。みなさんも応援のひとりに加わりませんか。一生に一度、一年に一度、3ヶ月に一度など無理のない100円の応援で子どもたち先生、保護者ほかたくさんの人たちの笑顔と可能性を広げることができます。それは100円の買い物より遥かに大きな豊かさになるはずです!
  ▶ 100円から応援する(カード決済・30秒で完了)  ※2000円以上の場合には〈たのラボ〉ミニ教材の返礼をさせていただきます(住所必須)

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