たのしい10年研修(教師編企業研修)/新作教材「ガッテン」の作成がすすんでいます

 たのしい教育研究所はサークルや任意団体と違い法律で認められた〈法人〉なので、企業や学校、教育委員会から研修員を受け入れて欲しいという依頼書が届くことがあります。その全てにこたえることは難しいのですけど、たの研の講座を受けてくれた方や、たのしい教育やものづくりや科学的なものに興味のあるこども達ならできるだけ受け入れるようにしています。

 これは他地区の市町村の教育長さんから届いた〈教職10年研修として教師の企業研修をお願いしたい〉という依頼文章です。

 10年研修当日、とても明るくて元気なA先生がやってきました。

 たのしい教育とは何か、どういう活動に力を入れているか、そういう話をしてあと、たの研の教材「ガッテン」の作成に入りました。

 たのしい教育とは、力あるこども達を育てる教育でもあります。

 本格的な内容を、こども達が「なるほどそうなのか」というように納得してくれる様に授業していくことが〈たのしい教育〉です。

 7月のワークショップでミムラ先生がとりあげてくれた〈ガッテン〉の評価がとても高かったので、興味のある先生たちにつかってもらおうと教材化の研究をすすめています。

 「ガッテン」は1から5までのカードを一人ワンセット利用します。

 それを裏返して、順番を決めます・・・

「つまらない」という評価はこれまで皆無です、A先生も「とてもたのしいです」と喜んでくれています。

 10年研修をきっかけに新作教材ができるのも嬉しいことです。

 まずたのしい教育メールマガジンで紹介してから、このサイトでも広報したいと思います、おたのしみに。

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たのしい子ども未来キャラバン〈ワークショップもりあがる〉キッチンのタネ

 夏休みにはいった週、こども未来キャラバンを実施しました。自由研究で利用できる〈ワークショップ〉です。

 

 いくつかのプログラムの一つが〈キッチンのタネ〉です、とてももりあがりました。

 たの研で実験した〈キッチンのタネ〉の実験を予想しながらたのしんであと、自分で実験するための準備に入ります。

 

キッチンにあるコショウ(細かく砕く前の丸い実)は発芽するのでしょうか?

ぜんざいを作る時の〈あずき〉はどうでしょう?

 こどもたちの予想を聞いて、その理由も発表してもらってから、実験セットづくりに入りました。
 数日したら実験結果がわかることになります。

 水のかけ方などをくわしく説明して・・・

〈とうもろこし〉や〈もちきび〉も試したいというので、プレゼントして、立派な自由研究セットができあがりました。

 予想通りになるのかどうか、今日もたのしく水かけをしてくれていると思います。

 こどもたちの賢さたのしさを、どんどんひろめる〈たのしい教育研究所〉です。

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授業の基本は〈知的好奇心〉を高めること/感染症対策万全

 感染症対策に万全の〈たの研〉では、参加するメンバーはそれぞれの健康チェックやマスク、手指等の消毒、備品や文具等の消毒、もっとも多く声を発することになる私いっきゅうは必要に応じて〈抗体検査〉をしています。それらに加えて開かれた窓や戸ひとつずつに設置された大型ファンが勢いよく回り、強い空気の循環を作り出しています。エアコンが稼働しているとはいえ夏の暑さの方が上回るのですけど、空気感染症にはこういう対策が決定的に効果があがります。
 こういう万全の対策が続いているおかげで、コロナ感染が広まる中でも〈たの研〉の講座等で感染症の発症は0です。

 こういう対策の中、自分の授業力を高めようと〈たのしい授業スーパーバイズ〉が開催されました、個別の指導です。

 明らかに力が伸びてきました。

 次のスーパーバイズでは、こう投げかけようと思います。

あなたが子どもだとしたらどんな先生から学びたいですか?

 読者の皆さんも考えてみてください。

 書き順を正しく教えてくれる先生ですか?
 計算が早い先生ですか?
 いろいろな国のことや星座の種類をたくさん知っている先生ですか?
 それとも、とにかく点数をあげてくれる先生ですか?

 もちろん〈とにかく自分の点数を上げてくれる先生が一番だ〉と考える子どももいるでしょう。けれど多くのこども達は「〈このことをもっと知りたい、もっと勉強したい〉と感じさせてくれる先生から学びたい」と考えるのではないでしょうか。

 保護者にとってもそうです。

 私の長い教師生活の中でこども達の達成度得点はほぼ上位だったのですけど「うちの子の点数が上がりました、ありがとうございます」と伝えてくれた保護者は記憶にありません。

「今まで算数が苦手だといっていたのに、六年生になって算数が好きになったっていうんですよ」
「先生が毎日本を読んでくれるので本が好きになったから、自分も本が欲しい、本屋さんに連れて行ってはじめていったんです」
ということを伝えてくれる保護者の方達はたくさんいます、全員がとても嬉しそうに。

 授業ではこうしなくてはならないシリーズがたくさんあります。全員に発言させようと頑張る先生もいます。ノートのとり方を徹底的に指導する先生もいます。私の知っている先生は〈姿勢が基本だ〉と、手の上げ方の角度まで指導していました。書いていて思い出したのですけど、宿泊学習の指導者の方が「靴箱の靴の置き方が学校生活のスタートです。くつの前をそろえて置ける子にならなければ授業もいいかげんで身につかない。集中力もなく、悪い友達と遊ぶようになる」と言い切っている先生もいました

 それらは意味があってやっていることなのでしょう。ただし、それでこどもたちの笑顔が増えていくのか、元気になっていくのか、クラスが好きになってきているのかを実験としてみていく必要は必須でしょう。

 いろいろな大切なことリストの中で、もっと上の方、基本の部分に〈こども達の知的好奇心を高めることができる授業づくり〉をおくことが大切だと考えています。

 次回のスーパーバイズがたのしみです。

 興味ある皆さんはお問い合わせください。

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人生はたのしさに満ちている/たの研の勢いの源は応援してくれる人たちの声/たのしい学力向上の検索で〈たの研〉ダントツ

 この記事を書いているこの日、公式サイトや私の書いた文章をいろいろ読んでくれているHさんから「沖縄市の研究所に顔を出したいけれどいますか?」という連絡が入りました。講座や〈しまくとぅば〉の授業などでスタッフは飛び回っているので、私が第3研に向かいました。

 なんと「たの研のみなさんで食べてください」とおいしいものを持ってきてくれました。

 青々としてぎっしりした巨大なゴーヤーと・・・

 カゴに入れてもあふれてくるたくさんのスコーン、そして思いのこもったことばが添えられていました。


  おかげさまで、たのしい教育研究所の活動は県や企業をはじめ、いろいろな処に注目をうけいろいろな支援も届いています。

 それは、このサイトを読んでくださっている皆さんをはじめ、たくさんの方たちの応援が大きな力になっているに違いありません。

 この地球はたのしさに満ちています。

 知的好奇心をゆさぶられるものに溢れています。

  そして美しい星です。

 けれどそのたのしさも知的好奇心も美しさも、人と人とのつながりがなければ無味乾燥したものになるでしょう。

 たのしさを伝えたい人がいる、知的好奇心を自分だけのものにせず、周りの人たちの笑顔につなげていきたい、そしてこれから生まれてくる人たちのためにも、この美しい星を壊さないようにしなくては・・・

 そういうことも、たとえば今日たの研に来てくださったHさんがいてくれてさらに強く感じます。

 人と人との繋がりを感じる美味しいひと時になりました。

 帰りぎわに「サイトの記事を読んで、わたしももっといろいろ調べてみたくなりました」と語ってくれました。

 声としてはとどかなくても、応援している方たちの熱量がはっきりわかることもたくさんあります。その一つが〈サイトの検索順位〉です。
 ご覧ください、〈たのしい学力〉で このサイトはGoogleとYahooの検索順位はダントツです。

「学力向上」についての相談やお便りをいただく機会が増えてきたのは、このせいですね。

 これからも力をいれて「このサイトたのしいよ、こどもたちや周りの人たちに話したくなるよ」そう言って、周りの人たちに伝えていただけるようにたのしく綴っていきたいと思います。
 応援よろしくお願いいたします。

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