楽しい自由研究〈リングキャッチ〉-自由研究が本物の研究!

 たのしい教育研究所のジュニア研究員Kさんの報告を受けて、さっそく〈たの研〉のメンバーで検証実験が始まっています。

 まずは縫い糸(右)と細ヒモ(左)です、同じリングを使って何度も実験を繰り返しています。

 

これはヒモ!
 こうやってリングの中にヒモを通して、手をはなす。
 リングをヒモでキャッチできたら成功です。

 

これは縫い糸。
 ちゃんとキャッチできてますね。

  メルマガに比較実験の結果を載せようと思っています、反応をみて、このサイトにも書くかもしれません。

 それを待たなくても、この写真をみれば、みなさんも自分で実験できると思います。

 こういう比較実験は、結果がはっきりでますから、たのしさに直結します。

 興味のある方は、子どもも一緒にためしてみませんか。

 

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

〈リング・キャッチ〉子ども達の教材開発②-自由研究が本物の研究/たのしい学力向上

前項の続きです、未読の方は一つ戻ってお読みください。たのしい教育研究所(RIDE)に来た、こどもの自由研究の実験結果が届きました。

 私は夏休み自由研究の審査もしたことがあるのですけど、形式的に整ったものがほとんどです。〈なぜこの研究に取り組もうと思ったのか〉〈研究の目標〉〈研究の方法〉〈観察・実験〉〈考察〉〈今後の展開〉という様に・・・

 見栄え・ビジュアルを意識した研究発表も多いので目を引きます。

 それはそれで良いのです。

 たのしい教育研究所が目指しているのは、形式見栄えなどより、まず本人の〈たのしさ〉です。形式や見栄えは必要に応じて、あとで身につけていけばよいことです。

「何しろこの研究がたのしいんです」が一番です。

 今回〈たの研〉に届いた写真とメモ用紙には、生き生きたのしむ気持ちがあふれていました。

 これがAさんが実験した実験道具です。

〈金属球のチェーン〉〈毛糸〉〈ひも〉〈糸〉が写っています、この中のどの素材の成功率が高いのか、がテーマです。

 

実験結果

 このペーパーに実験の流れと結果が書かれていました(加工済)。

 

 見ていてとてもたのしい研究成果でした。
 たとえば実験の様子をまとめる中でこういう絵が描かれています。

 今は〆切ものに追われていて、ゆとりがないのですけど、さっそく自分でも試してみようと思います。

 担任の先生を通してAさんには「〈たのしい教育研究所ジュニア研究員〉という名前を使ってよいです」と伝えてもらいました。

 Aさんの担任の先生の様に、たのしい研究を応援してあげる大人たちが増えていってほしいです。まず読者のみなさんが、そういう人になってくれることを期待しています。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

子ども達の教材開発-自由研究が本物の研究/たのしい学力向上

 たのしい教育研究所の講座で、いつも魅力的な教材を紹介してくれているさくら先生から、とても嬉しいたよりが届きました。

 リングキャッチャーといって金属製のチェーンと大きなメダルくらいある金属製のリングを利用して手品の様に遊ぶおもちゃがあります。

 チェーンを真ん中に通したリングをもって、リングを手から離します、するとリングは地面に落ちますね。

 

 するとリングは下に落ちるのが普通ですけど、あ~ら不思議、チェーンがリングをしばってしまいます。

 それを〈たの研〉でいろいろ研究開発し、チェーンはある素材である太さの毛糸、リングはアルミニウム製の針金を利用して、クラスの子ども達とつくって気軽にたのしめる様にプログラムしました。

 もともと売られている製品版でも100発100中、つまり毎回成功するというわけではないのですけど、毛糸とアルミニウム製は製品版より成功率がいく分低くなります。

 チャレンジ精神が生まれて、こども達も喜んでトライしてくれるので、それもよい効果があります、前回の講座で〈皿回し〉にたくさんの人たちが惹かれたのと同じです。

「リングキャッチャー」というのは"リングをキャッチするもの/リングをつかまえるもの"という意味です。〈たのしい教育研究所〉版は素材が全然違うので、名前を少しかえて「リングキャッチ」にしています。"リングを捕まえる"という意味で、ちょうどゲームのスタイルと似ていてよいと思うのですけど、どうでしょう。

 さて、さくら先生のたよりには、クラスの女の子が、最近、たの研版のリングキャッチにとてものめりこんで、うちにある毛糸を使って、いろいろ研究をすすめてくれているということでした。
 

 

 写真にはとてもニコニコしてたのしそうに、さくら先生にリングキャッチをたのしんでいる様子が記されていました。

 これから、いろんな実験結果が出てくるだろうと思うと、応援したくてたまりません。「研究のための消耗品費はうちが出すからどんどんやって」と言いたいところなのですけど、大人ではないのでそうはせず

「研究結果をとてもたのしみにしています。
成功率が高い素材がわかったら、ぜひ連絡してください。

〈たの研〉でためしてみて、うまくいくことがわかったら、広くたくさんの人たちに伝えます。

 と伝えてもらいました。

 こうやって本気でたのしむ子ども達がどんどん増えていってほしいと思います。

そのためには
「そんなことをしているより、漢字の一つ二つ多く覚えなさい」という大人がそばにいるのか
「それはいいね、私もやりたい」と言ってくれる大人がそばにいるのかで、子どもたちの元気度いきいき度がかなり違いが出るでしょう。

 では「漢字を覚えなくてよいのか」という大人がいるかもしれません。
「リングキャッチをやると勉強しない」というデータがあるのでしょうか?

 逆に、リングキャッチの謎を解いていくことが、本質的な賢さにつながらないわけはありません。写真で見ると、研究を進めているAさんは、とてもキラキラしたいい顔をしています、賢い子だろうと思います。

・リングを落とす時のスピード
・毛糸の長さ
・毛糸やヒモとの摩擦
・スローモーションにした時の動き
・リングの重さ
       ほか
 いろいろなファクターについての研究につながっていくことになります。
 自分の興味があるものについて、いろいろ予想しながら実験し、確かめていける力が育っていくことで、結果的に賢くなることは間違いないでしょう。

 漢字を覚えることも大切です、でもそれよりもっと深く高次元の賢さが培われるに違いありません。
 しかも研究・実験する力が高まってくると、いろいろな資料にも目を通す意欲も培われるので、結果的に漢字の力も高まっていくでしょう。

 100%を保証できるものはないとはいえ、かなり高い確実でそういえると思います。

 子ども達の本質的な賢さを育てる〈たのしい教育派〉の教師・保護者・大人達がどんどん増えていくことが、とても大切だと思う今日この頃です。
 一緒に子ども達を元気に賢くしてくれる人たちがいたら幸いです。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

楽しいクイズ入門〈蚊取り線香の問題〉解答編

 たのしいクイズ入門の蚊取り線香クイズの解答編です。

 ぜんぜんアイディアが浮かばなかった方はヒントを出しておくので、それで考えてから、解答をみることをおすすめします。

ヒント:

1時間で燃え尽きる蚊取り線香で30分はかる方法がないか考えてみてください。
 もしその方法が思いついたら、似た様な方法で15分はかることができないか考えてみましょう。

 

解答

⬇︎

⬇︎

⬇︎

⬇︎

 

考え方

1)1時間で燃え尽きる蚊取り線香で30分はかるには、先端と根元の二カ所に火をつけて、その火が交わるところ、つまり燃え尽きる時が30分だと考えることができます。もちろん微妙な誤差はありますけと

2)炎が重なったあたりまでの長さがわかりますから、もう一本の蚊取り線香を、その部分に合わせて折りましょう、折った外側も内側もどちらも30分時計になります。


 この30分時計を、さっき同じ様に先端と根元の両方に炎をつけます。炎が燃え尽きる時、炎が重なった時がほぼ15分です。

3)その長さを測りとれば15分で燃え尽きる蚊取り線香ができます。

4)とすると、2)で使った長さの蚊取り線香と3)で使った長さの蚊取り線香があれば30分+15分で、いつでも45分を測ることができますね

45分時計(30分計・15分計)を準備して使うのではなく、一気に45分測る方法があります。

①1時間の蚊取り線香を両側から燃やす(A)と同時に⬇︎

②一ヶ所のみ火をつけた蚊取り線香Bもスタートさせます。

 ③  ①の蚊取り線香Aが燃え尽きた時が②の線香Bの残った蚊取り線香が30分計になっていますから、内側に火をつけます⬇︎

 両方から炎が重なった時が30分+15分で45分です。
 これも結局、前半に紹介した方法と同じことになりますね。

別な解答

 別な方法もあると思いますから、これだけが正解と限定しないことが大切です、特に教育の場面では。

 私のところとどいた解答の中には
「何しろ山でキャンプなんだから、細長い草があるでしょ。それで蚊取り線香のグルグルの部分に合わせて長さを測りとって、四等分した三つ分までの長さが45分!」
というスッキリした解答もよせられていました。
 すばらしいと思います。

 たとえば子ども達が上の様な解答をすると、クラスの子の誰かが
「問題には〈蚊取り線香とライターのみを利用して考えましょう〉とあるのだから、それはダメ」というかもしれません。

 そうでしょうか?

 蚊取り線香とマッチだけといったって、それを地面に置くために石とかアルミホイルとかを利用しないといけません。そのまま地面に置いていたら消えてしまうからです。

 キャンプに来ていて器具類は何もない、という前提なのですから、かなりグッドなアイディアだと私は思います。
 その方が「蚊取り線香1本ですむ」&〈両方から火をつけて、燃え尽きたらもう一つの根元にも火をつける〉というめんどうな方法をとらなくてよい
 という上でも優れていると思います。
 こういう子ども達のすばらしさをつぶしてしまってはいけません。

 みなさんも、この答え以外にも思いつくかもしれません、たのしんでみてくださいね。

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと強くなる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!