願いや目標だけでは叶わない②/〈こども達の笑顔と元気と賢さと〉@たのしい教育のタクティクス(進め方)たのしい教育 enjoy cafe

 子どもたちの可能性を生き生きと広げていきたい、その願い・目標を叶える重要な一翼が「その方法を学ぶこと」です。

〈たの研〉の中堅・若手が中心になってスタートした《Newたのcafe》で、いろいろな教材をたのしんだ様子を紹介しましょう。

 これは漢字マッキーノです。
 漢字ビンゴゲームを独自のルールでたのしく賢く学ぶことができるようにしたプログラムです。

 

 これは母の日にむけてのたのしいものづくり、カーネションです。

 素材になっているのは何とキッチンペーパー、それを針金モールで束ねます。

 色付けなど全体の工程はメルマガで取り上げる予定です。

 算数で使えるゲームもありました。

 これはマルバツゲーム系。
 大人もたのしめます。

 この他にもゲームの紹介があったりで、たっぷりの内容です。

次回は5/30(木)’24  18:30~20:00 に実施します。
もちろん初めての方大歓迎です。
場所は たのしい教育研究所第三研究所(沖縄市登川マクドナルド向かい一つ奥)
人数 10名以内 若手から超ベテランの方までどなたでも

会費 1000円➕軽食代 200円
 ※飲み物とおにぎりを準備します

内容 特別支援の子も普通クラスの子も、どの子の可能性も伸ばして行ける教材をたのしく紹介します

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〈沖縄ろうきん/労働金庫〉の授与式がありました/3年にわたり〈たのしい教育研究所〉の活動に支援金を拠出

 以前書かせていただきましたが、〈たの研/たのしい教育研究所〉の活動が評価され「沖縄県労働金庫/ろうきん」の「地域で活躍する団体への活動支援〈ろうきんわしたシマづくり運動〉」で3年にわたる支援をいただくことができ、先日その授与式がありました。

 大切な支援金を、何十倍の価値に変えて、たくさんのこどもたちの笑顔と賢さ、可能性を広げる活動に使わせいただきます。

 沖縄市や那覇市などと比べて交通の便がよくない地域に出かけていって、これまで〈たの研〉が開発し高い評価を受けてきたプログラムを実施してきたいと思っています。

 さっそく、私たちの地域で実施してもらえないか、という問い合わせも届いています。

〈たの研〉のたのしいワークショップ/講座を希望する地域・団体の方はお気軽にお問い合わせください。

ご存知の方も多いと思います、「たのしい教育研究所」は非営利活動法人で、法人というのは会社とほぼ同じものです。
〈ろうきん〉の運営にも「営利を目的としない金融機関」だと記されています、銀行とは基本構造が異なるのでしょう。

ろうきんの基本姿勢

運営:
ろうきんは、営利を目的としない金融機関です。

ろうきんは、労働金庫法に基づいて、営利を目的とせず、公平かつ民主的に、そして政治的にも中立の立場で運営されています。
会員は、平等の立場でろうきんを利用するだけでなく、ろうきんの運営にも参画し、会員自らの活動としてろうきんの運動をすすめています。

あわせて《目的》も紹介させてください。

目的:
ろうきんは、働く人のための福祉金融機関です。

ろうきんは、労働組合や生活協同組織の働く仲間が、お互いを助け合うために、資金を出し合ってつくった協同組織の金融機関です。
ろうきんは、働く人たちの暮らしを支え、快適で過ごしやすい社会づくりに寄与することを目的としています。

 

 講座/ワークショップの際には、支援してくださっている〈沖縄労働金庫〉のことをしっかり広報させていただこうと思います。

 ちなみに「金融」というのは、お金を預けたり貸したりする流れのことです。
 発展途上国の人たちが、学校にいけない子ども達を集めて学校を開きたいという目的があっても、先立つお金がない、そういうときにまず資金を準備してくれて、それを少額で返済していくことで国全体の力を高めることに大きな成果をあげているというレポートを読んだことがあります。

 金融が今の社会で大きな根を張って枝を広げているのは歯車がカッチリとはまっているからでしょう。
 金融業がパッと消えてしまったら、クレジット決済一つできなくなります。

 たのしい金融入門、というのもいずれまとめてみたいと考えています。

 ご期待ください。

 

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虫と植物の循環型社会/たのしい環境教育

 シークワーサー(ヒラミレモン)の花が咲いてきました、眺めてみましょう。

 レモンとはいっても、ミカンファミリー(科)なので花はよく似ています。
 ミツバチがいますね。

 ミツを集めつつ、体に花粉をつけて、花から花へと飛び回ります。
 昆虫なのに植物たちの受粉をすすめて回るコウノトリの役をしてくれているわけです。

 そうやって実ができると、鳥たちがその実を食べ(すっぱくないのかなぁ)て栄養にし、いろいろなところにタネを広げてくれます。

 鳥たちが生を閉じると、その体は微生物によって分解され、植物たちの栄養にもなっていきます。

 そうやって循環していく環境は、進化の途上でうまく自然界でシステム化されています。

 人間の工業的な営みが、その循環の輪の中に組み込めるようなことができないだろうか。
 そうやって未来に向けて解決していく必要があるでしょう。

 いろんな人たちが知恵を寄せ合う必要があるステージです。

 たのしく力を伸ばしていく子どもたちを育てていくことで、きっと環境問題も突破できるでしょう。いや、それしか道はないのだと思います。

 夏休みに向けて、それをたのしく自由研究していく子どもたちが出てくるようにサポートしてみませんか。

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たのしい教育の発想法〈人間が人間らしく生きていく〉板倉聖宣「社会はどういうように変わっていくか」

 今週のメルマガの〈発想法の章〉で紹介した内容の初めの部分を抜粋してみましょう。〈たの研/たのしい教育研究所〉を初期から応援してくれていた板倉聖宣先生(元文科省国立政策研究所室長/元日本科学史学会会長/仮説実験授業研究会初代代表)が2002年に群馬の水上温泉で行われた講座で語った内容です。今から20年くらい前の話ですけど、その後の社会について、かなり的確に語っていると思います。

 社会はどういうように変わっていくのでしょうか?
 私はこれからの社会は〈人間が人間らしく生きていく方向〉に変わっていく、そういう人たちがたくさん増えていく社会ができていくのではないかと思っています。
 義務で生きていくのではなくて、自分自身の喜びで生きていく社会です。
 私なんかが若い時ですと、生きていくのが精一杯で、敗戦直後なんて食料がなかったですから、本当に文字通り生きていくのが大変でした。
 そういう時代が大昔からしばしばあって、生きていくので精一杯で、いつも大変だという感じがあります。
 だから日本では、いや世界でもそうなんですけど、現実のこの苦しい世界ではなく、極楽とか天国というがあるんだという話になっていきました。
「極楽というものがあって、その極楽に行くとお釈迦様みたいな人が散歩している」というのです。
 いつも散歩しているんですね(笑)。
 ぼくも散歩が好きで、ついさっきも散歩してきたばかりですけれども、いつも散歩っていうのはイヤだなぁ・・・(笑)、違うことがやりたと思う、働きたいと思う。
 20~30年前に『毎日が日曜日』(城山三郎著/1976年)という小説が出たりして、その頃から、勤めている人たちは「もう仕事をやめて、毎日が日曜日になったらいいなぁ」という風に考えるようになってきたようです。
 しかし仮説実験授業をやって、かなり軌道に乗った先生の多くは「夏休みが長すぎる」と思う人がいます。
 「もっと早く子どもたちに会いたい。もっと早くこの授業をやりたい。夏休みがず~っと休みだとつまらないなぁ」と思う先生がかなり多くいるんです。
 もちろんこれは、休みというものと仕事というものの割合が、どのくらいのバランスがいいか? という〈程度の問題〉です。
 昔だと考えるまでもなく「休みがいいに決まっている」という考え方だったでしょう。
 ところが今は毎日が日曜日というものがいかに辛いかと考える人たちが出てきたんです。

「お金が入らないから辛い」とかそういうのではなくて、「お金はあんまりなくてもいいから働かせてほしい」という人たちがたくさんいるんです。
 今、幸せなことに日本では「お金がほしいから働かせてくれ」というのではなくて「生き甲斐がほしいから働かせてくれ」という人が増えているんです。
〈人間はお金のために生きている〉のではない、〈働くために生きているんだ〉ということが分かる生き方が出てきました。
 〈仕方が無いから働くのだ〉という昔と違って〈人間というものは働きたいものなんだ〉ということが分かってきたんです。
 働きすぎはいけないけれども、働かなさすぎてもやはりいけない。
 今後はどのくらい働いてどのくらい休んで、どのくらい散歩があって、どのくらい収入があって…そして生き甲斐を感じる、満足するのかがテーマです。
 こういうことは初めから考えて分かるものではないんです、実験しなければ分からないんです。

 予想を立てて実験的に確かめていくことでしか、何が正しいのかみつけることはできません。そのこともしっかり語られていますね。

 わたしいっきゅうは休みなしでたのしい教育活動を広める仕事をしていて、今日が公休日だったことすら知らない日々を送っています。それは仕方なくでなく、たのしいから続けていることです。
 厳しい労働環境にある人たちもいるでしょう。
 たのしい教育の思想が広がっていって、たのしく充実した労働環境が広がっていくことも〈たの研〉の目標です。
 

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