霜柱の中でもキレイな花が咲いていましたー楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 冬に旅をしていた時の写真です。山径(やまみち)を歩いているとき足元で陽の光に輝くきれいな黄色い花をみつけました。

 福寿草(ふくじゅそう)です、強くて美しい花ですね。

 その周りでキラキラ白く輝いているのが見えると思います。

 凍りつく様な日に見られる〈霜柱/しもばしら〉です。

 次の写真をみると、そのしもばしらがあたりを覆っていることがわかると思います。

 もう少し近いてみましょう、土をもちあげている氷の柱が見えますね、手でつまんでとってみましょう。

 これです、マッチ棒状の氷の棒です。

 沖縄で生まれ育った私には〈霜柱〉そのものが不思議で、何度見ても「お~」と感動してしまいます。

 加えて氷だらけの冷たい土の中から、こんなにキレイな花が咲くことも驚きです。

 寒い地方に住んでいる人たちには普通なんでしょうか・・・

 さて、この霜柱、どうしてこんなふうに細い柱になっていくのでしょうか?

 凍りつくなら板状の氷になるはずなのに。

 気になった人は、まずこうではないかと予想してから、自分で調べてみてくださいね。

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たのしい国語〈古来から⇨古来〉〈第一回目⇨第一回or1回目〉/チコちゃんにしかられる-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

気に入りの「チコちゃんにしかられる」で言葉について「そうだよ」と納得させられる内容がありました。

番組スタッフが語った言葉をアナウンサーが直してくれていたシーンです。

1.〈第◯◯〉と〈◯◯目〉が同じ意味を持つので「第一回目」は重複していておかしい、「第一回」あるいは「1回目」が正しい使い方

2.「古来から」はおかしい、〈古来〉は「古くから」という意味があるので、正しくは「古来」です

という話。

こういう二重表現の誤用はいろいろみられます。

a.いまだに未解決です

b.過半数を超えました

a.は「未解決です」or「いまだに解決されていません」

b.は「過半数に達しました」or「半数を超えました」

 二重表現ではなく、単純表現での間違いもたくさんあります。

「目覚めが悪い」⇨「寝覚めが悪い」etc.

たくさんの人たちがこういう誤用をしています、もちろん私も何かで間違った使い方をしているはずです。

 国語の時間などで「え、何がおかしいの?」と題して、一日一問ずつ出題してあげるとたのしめると思います。

 今度〈たのしい教育メールマガジン〉の授業の章でとりあげようと思っています。

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「犬や猫はテレビを見ることができない」という話-子どもの頃からの疑問/情報より〈ものの見方考え方〉の方が大切②-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 前項からの続きです、未読の方は戻って読んでから続けてください。「犬や猫はテレビを見ることができない」ということについて、〈たの研〉の一員ア~ルの様子で確認してもらいました。
「いや、猫は可能でも犬は無理だよ」という議論の進め方もあるかもしれません、でも初めから「犬や猫は」とまとめて語っているわけですから、その一方の事実で全体を否定できるでしょう。

 さて現在はこういう事実を知ることがとても簡単になりました、子ども達でもインターネットで簡単にできるでしょう。犬や猫は色覚が人間と異なるという研究があるのですけど、犬もテレビを見ることができる事実をネット上で確かめることができるでしょう。

 けれど大切なことは〈情報を得ること〉ではありません、ものの見方・考え方、思考の方法です。

 いろいろな本には「ものごとを疑って見ることが大切だ」という様に書いてあります。〈科学は周りのものごとを疑って見ることからはじまる〉と力説する人たちもいます、「宗教は信じることから始まり、科学は疑うことから始まる」という言葉もたくさんみられます。

 そうでしょうか?

 疑がうことが大切だといっても、明日太陽が東の空から登ってきたり、潮が満ちて後は引いていくものだというのを疑ったりする人はいないでしょう。

 コップを持ち上げて離したら下に落ちてしまうことを疑う人もいませんね、科学上の法則や確かめられてきた事実を疑う人はほとんどいない。

  大切なことは疑うことではなく〈予想を立てて確かめる〉そのことです。

 科学はそうやって真理をみつけてきましたから、他の人が同じ様な実験をしても、同じ結果がでます、もちろん子ども達がやっても。

 誰かが言っていたこと、たとえば〈犬や猫はテレビを見ることができない〉と鵜呑みにするのもよいでしょう、でも時がくると前回書いた様にそれを確かめることもあります。問題は〈犬や猫はテレビを見ることができない〉ということを一つの「予想だ」と認識できるかどうかです。

 予想して確かめてきた総体が〈科学〉です。

 アインシュタインは、10歳の頃、父親から小さな方位磁石を贈られました。父親がいうには「この針はいつも同じ方向を向くのだ」といいます。アインシュタインはそれが信じられず、様々な実験を行いながらそれが本当か確かめました。それがアインシュタインが科学へ興味をもつきっかけになったといいます。

 何でも疑うのではなく、「それは本当のことなのか」と気になったら『もしそうだとするとこうなるだろう』と予想して確かめてみる。

 そういう思考の進め方をぜひたくさんの子ども達に、いや大人たちにも伝えていきたいと思います。
 そうすることが明るくたのしく課題を突破していく社会を創るでしょう。

 ものの見方・考え方については〈たのしい教育メールマガジン〉に毎週こってりと書いています、興味のある方はご購読をお勧めします。

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「犬や猫はテレビを見ることができない」という話-子どもの頃からの疑問/情報より〈ものの見方考え方〉の方が大切-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 小学校三年生くらいの頃、友人から「あのねぇ、犬や猫は目のつくりが違うからテレビを見ることができないらしいよ」と聞いて「なるほど、実際のものとテレビなどの映像は違うからなんだな」と感心したことがありました。
 その頃の私は〈予想チャレンジ〉という科学の方法など身につけていませんから、先生のいうことや友人たちのいうことテレビラジオから流れる話を鵜呑みにすることも多かったのでしょう。
 そうはいっても低学年の頃「トラ猫ってさ、大きくなったらトラになるんだよ」と言った友人の言葉には「それは違うでしょ。もしそれが本当なら沖縄にもどこかにトラがいるはずなのにそんなことはないじゃない!」と返したことを覚えていますから、そういう発想が全然なかったわけではないと思います。

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 話を戻して「犬や猫は目のつくりが違うからテレビを見ることができないらしいよ」と語った友人とは家が近かったので帰りも一緒に、よくいろいろ話をしていていました。
 後日わたしが「あの話なんだけど、おじさんの家の犬はテレビを見るらしいよ」というと「いや、あれは見てるんじゃなくて、光が強くなったり弱くなったりするのを感じているだけなんだよ」という様な内容の話を返してくれました。

「なるほど・・・」

 以来その話は記憶の中に収まっていたのですけど、〈たの研〉の一員ア~ルが来てから、かつてのその話はぜんぜん違っていたのだということをすぐに発見しました。

 もちろん「そんなことは知っていたよ」という人も多いと思うのですけど、猫はハッキリとテレビの映像を認識しています。

 私は仕事をしながら映画をBGMの様に流しています、ア~ルは暇になると私の机にやってくるのですけど、時々こういう場面に遭遇します、これは最近のア~ルの姿です。

 画面下から車が来たので頭をそこに向けています。

車が画面右にすすむとア~ルもそれを追いかけています。

車は画面左にすすみました、ア~ルもそこを見ています。

 今度は車の中から出てきた人物を目でおいかけていました。

 あの頃、こういう映像を友人に見せてあげることができたら、彼はなんと答えたでしょう、〈明るい暗い説〉では説明できないと思うのだけど・・・

 今ならこども達もこういうことを確認できる機会は少なくないでしょう。

 さて話したいことはここからです、でもサイトの記事としては長くなってきたので次項で続けたいと思います。

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