たのしさの意義- 考えてみましょう①

 たのしい教育研究所を設立して10年目に入りました、おかげさまで着実に活動は前に前にとすすんでいます。とはいえ学校教育という伝統あるシステムは巨大ですから、まだまだ力を入れて進んでいく必要があります。
 学校の中で調子よく過ごしている人は別にして、古いシステムを残す学校は、こども達にとっても保護者にとっても大きな壁に見えることがあるでしょう。

 こういう普通に目にする教室でのワンシーンも長い歴史と巨大なシステムの下で繰り広げられていると言ってよいでしょう。

 〈たの研〉には学校の中で苦しんでいる方たちからの相談もいろいろ届きます。
 そのシステムの中にいる教師にとっても同じです、先日も早期退職しようかという真剣な相談が来ました。
 こども達にとっても保護者の方たちにとっても教師にとっても、笑顔で夢を語ることができるのが〈たのしい教育〉です。

 人間が論理的に「これが正しい」と考えたり、伝えられたりしても、それは苦しくイヤなことである場合があります。

 ここで少し立ち止まって考えてみましょう。

〈苦しい〉とか〈イヤだ〉とか感覚、逆の〈たのしい〉〈もっともっと〉という感覚は、論理的・思考時なものではありません、私たち人間の心の奥の方から湧き出てくるものです。

〈論理的な思考〉と〈自分の感覚〉のどちらに従ったほうがよいのでしょう?

 論理的な思考でしょうか?

 もし論理的に考えていくことでよりよい結果が訪れるとしたら、教育界が大量の人材と予算を投じて思考を重ね構築してきている現在のシステムの下で主人公のこども達がどんどん離れていく状況をどうみたらよいのでしょう?

 よりよくなって来た・成功しているといってよいのでしょうか?

 もし今の状況がより良い状況だとしたら、教育は誰のためのものなのかわからなくなります。

 では感覚に従ったらよいのでしょうか?

 人間の感覚も間違うことがあります、「たのしければ何でもいい」なんていったら、それぞれの人たちの楽しさが相反するときにはどうすればよいのでしょう。
 ボクは小学生だけど車の運転が楽しいから運転させといわれても困ります。

 これをどう考えたら良いのでしょう?

 みなさんはどう考えますか。

 先に進む前に、ここで立ち止まって考えてみてほしいのです。

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ワッフルづくりをたのしんでいる様子がいろいろ届いています/おすすめワッフルメーカー

 たのしい動画教材を見てくれた方から「そのまま真似たら美味しいワッフルができました」という感謝の言葉と、写真が送られてきました。

 とても美味しそうです。


 

 たまたまお皿が同じ白なのですけどこれは別な方からの写真です。

  どちらの方も初めて焼いたそうで「少し焦げ目をつけすぎたかもしれません」
「火をとめてお皿の準備をしているうちに焦げ目が強くなってしまいました」
と書いてあったのですけど、とっても美味しかったという感想は同じでした。

 嬉しいたよりです。

 先生たちの中から動画で使っている様な「ワッフルメーカーが欲しいです」という声があったので、評価の高いタイプを探すと手頃な価格で二つ焼けるタイプがあったので、たの研でいくつか取り寄せました。

 持っていった先生からも「さっそく焼きました、美味しかったです」という感想と一緒に写真がとどきました。

 みなさんもたのしんでみませんか。

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たのしい天体の話−月食って何?

2022年11月8日は皆既月食がありました。

月食というのは〈月が食われる〉と書きます、月が欠けていくわけです。ちなみに日食は〈太陽が食われる〉⇨〈太陽がかけていく〉のです。

食われると表現しているのですけど、それは何かの影で見えなくなってしまうのです。

月食で月を食うのはなにか?

地球の影です。

たのしい教育研究所の建物から撮った写真を御覧ください。

満月なのに下のほうが見えなくなってしまっていますね、地球の影が隠しているのです。

これは地球の影がほぼ月の全体を隠してしまった時の写真です、一眼レフのカメラでシャッタースピードを調整したので月の全体がほんのり赤茶色にみえています。

月食が終わって、つまり地球の影が月をとおりすぎてもとの満月になりました。

2時間くらい、月にうつる地球の影をながめたたのしい時間になりました。

 

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たのしい社会〈円安・円高って何?〉

 新聞でもニュースでも〈円安〉の話でもちきりです。
 何となく円の力が弱くなってきたことは伝わってきても、今日の為替レート
〈1ドル 147.14円〉
が何をどう意味するのか、それが変わっていくことがどういう変化をもらたらすかについては、ハッキリしないことも多いと思います。

〈たの研〉で先生たちに授業している時にも、こういう話になると〈❓マーク〉がともる人が多いように感じました。

 このグラフは〈1ドルが何円に相当するのか〉〈ドルと円を交換する時いくらに相当するのか〉をグラフに表したものです。

 円の数字が上昇しているわけですから〈円高〉かと思うと逆でこれが〈円安〉なのだという・・・

 どう考えればよいか、実はかんたんなコツがあります。

 日本の〈円〉の相手を〈ドル〉だと考えないで〈アメリカ製のチョコ〉だと考える。特に銘柄とか正確な値段は問題ではありません。

 このチョコレートを何円出せば買えるか?

 2010年あたりは80円くらいで購入できました、今は147円出さないとこのチョコが買えない。

 円の価値は高くなったのか安くなったのか?

 円をたくさん出さなくては売ってもらえない、交換できないわけですから、価値が下がったのです、これが〈円安〉。

 今と比較すると2010年あたりは〈少しの円〉でチョコと交換してもらえた、〈円高〉です。

 こういうイメージをこども達に伝えてみませんか。

 問題は「たのしい〈円安〉が日本にとってどういう影響を与えるのか」です。

 機会をみて書かせていただきます。
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