野田俊作先生から学んだこと「『あらゆる働きかけをしたにもかかわらず、子どもの行動は変わりませんでした』という言葉〈@読者のみなさんの笑顔と元気を想像しながら日々綴ることが楽しい@日本でも〈動画から文章回帰の流れ〉が始まっているかもしれません

1日1日と綴る日々

〈Every Day〉ではなく《Every Single Day》の営みの中

はじめの頃は夢のようだったたくさんの人たちに

文章を読んでいただけるようになりました!

 多くの皆さんから、このサイトはいろいろ予想を立てながら読み進めることができて、とてもわかりやすい、という評価がいくつも届いています。

 ありがとうございます。

ところで、古くからの記事を読むとわかると思います、このブログは伊良波さんが裏方として支えてくれています。

伊良波さんがサーバー管理など難しいところを担当してくれているので、私は書くことのみに専念することができます。

ブログをスタートさせる時、その伊良波さんから勧められていた文章構成があります。

「ブログ記事は内容だけでなく〈見た目〉に読みやすいものにした方がいいと思う。びっしり書かずに、どんどん改行しながら書いてみてくれないだろうか」

 ずっと頭の中に残っている言葉なのに、なかなかそのように綴ることができなかったのは、考えていることをどんどん綴るだけで、日付が変わるころ、つまり〆切時間に近づいて、見た目の読みやすさで整える時間をつくることができなかった、というのが本当のところです。

十数年遅れて、そろそろ

その構成にチャレンジしてみたいと思います。

とはいっても

時間の関係で

つらつらとつづる日々に

戻ることもあるでしょう、お許しください。

読者の皆さんも

今までと違う見た目に戸惑うと思います。

その場合も、数日つきあってみていただけませんか。

「もとの構成にもどしてほしい」

という意見が多数になってきたら

伊良波さんと話して

元の流れに戻したいと思います。

感覚的には

句読点を学ぶ前の

小学校の〈分かち書き〉の感覚です。

読点の部分に「、」を打たず空白部を入れて書く方法です。

     

私の読点感覚は独特のものがあるので

私の読点感覚で改行していく方法です。

何より私自身が慣れるまで時間がかかると思います。

みなさんも、一回読んで

「こりゃダメだ」

と言わずに

伊良波さんの提案してくれた予想を、やや長い目で

みてもらえたらと思っています。

まぁ、人生は長いのですから

お互いのんびりやりましょう。

     ⭐️

今回は、反響の大きな一つ

カウンセリングの師 野田俊作先生から学んだことを

紹介します。

 

野田俊作

〈相手役〉について

個人の行動には、その行動が向けられている相手があります。

ある行動が習慣化しているときには、その行動の対人的な目的を滴たすような反応が相手から帰ってきていると考えられます。

すなわち、個人の行動には、かならず『相手役』が居るのです。

このことはカウンセリン グをデザインするうえで、とても大切なことで す。

相手役の行動が変われば、個人の行動は変わるのです。

たとえば夫婦関係や親子関係で、一方が変わればもう一方もかならず変わります。

相手役の反応とかかわりなく同じ行動をとりつづけるというようなことはないのです。

問題児の親などがよく『あらゆる働きかけをしたにもかかわらず、子どもの行動は変わりませんでした』ということがあります。

これは実は『あらゆる働きかけをしたから、子どもの行動が変わりませんでした』と言うのが本当です。

……親が相手役をしてやったから、子供の問題行動は持続していたのです。
アドレリアン第 1巻第 2号(通巻第 2号)1985年8月

野田先生に限らず

文章や言葉を切り取ると

誤解や曲解を生む危険があります。

野田先生の語りは切れ味がよく、

あまり関係がない人たちまで切られてしまう

ということも起こるかもしれません。

アドラー心理学、野田流カウンセリングの見方・考え方を

切り取って理解するのではなく

心動かされたところがあれば

そこから演繹的にいろいろな見方・考え方を

学んでいっていただければと考えています。

野田先生から学んだことを

私の教育実践、たのしい教育と融合せさたのが

〈PEALカウンセリング〉です。

講座はまだ先ですが、個人的なスーパーバイズは

受講可能です。

興味のある方はお問い合わせください。

 今回はここまで。

 ご意見ご感想をたのしみにしています。

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たのしい教育・福祉の理論と実践がじわじわと広がる

〈たのしい教育・福祉〉という地味なテーマながら、ジグザクとはいえサイトの購読者はじわじわと増えています。昨日のアクセス数が4000pvを超え、今日は午前中時点で3000pvを超えました。読んでくださっている皆さんに心から感謝いたします。

 三回連続〈理論編〉だったので、今回は〈たのしい教育メールマガジン〉に書いている〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉の日々の一コマをお届けします。

《たのラボ》の教育プログラムは県外にもしっかり広がり、先月は九州から便りが届き、今月は関西から嬉しい便りが届きました。

 これは不登校支援をしているAさんからです。

 昨日、絶対安全レインボーが届き、今日、子どもたちと遊びました。
 軽いので、力を入れて投げるため、結構体力を使います。
 ちょっと遊んだだけでも汗ばんできたので、いい運動になりました。
 色がきれいなのと、回転して飛んで行くこともあって、子どもたちも喜んいました。
 先週は、2学期最終日ということで、不登校支援ルームに数人の先生が顔を見せてくれました。
 レインボーを見て、みなさん感激してくれました。(つづく)

 

 開発したプログラムがいろいろな処に広がっていくことは、《たのラボ》の確かな財産が教育の歴史に刻まれていく感じで、とても嬉しいことです。
 今年は学校に背を向けた子どもたち不登校の子どもたち、引きこもった子どもたちへ直接たのしい教育プログラムを届ける活動がスタートする予定で、実技ワークから原子分子の動きの面白さを味わってもらうプログラム

 

 生き物たちの面白さを体感するプログラムなど、たくさんの楽しい教材が同時並行で開発されています。

 

 学校に背を向けた子どもたち、部屋から外に出ようとしない子どもたちの笑顔と可能性を広げる取り組みにワクワクしている日々です。
ちなみに成長のための栄養学を楽しく学ぶ、こういうプログラムも開発中です。

みなさんの周りで「そういうプログラムがあったら届けたいなぁ」と頭に浮かんでくる子どもたちがいたら、ご連絡ください。
 試作版の評価をしてもらえたらとても助かります。

 このサイトをぜひ口コミでいろいろな人たちに伝えていただけませんか、きっとその人の何らかの突破口がみつかると思います。
 たのしい教育と福祉は、実は人生全体に関わるテーマだからです。

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効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その2「効率重視の子どもたちはA.I.を凌ぐか?」 @たのしい教育の発想法

 効率を重視する価値観の中で育てられていく多くの子どもたちは、当然その価値観で育っていくでしょう。そういう中で反発して従わない子どもたちが出てきます、それは人間の強さの一つともいえるでしょう。

 効率の良さを重要な価値と考えて育った子どもたちは、たとえば
〈たくさんの仕事をこなす人の方がよい〉
〈言われた仕事をどんどんこなせる人がよい〉
 なんならテレビで流行った〈24時間闘える人の方がよい〉
と考えていくでしょう。

 でもよく考えてみると、それは機械などに要求する内容ではないでか?

 いやいや内容の伴ったものである方が重要だという人もいるでしょう。
〈人々の目を引くイラストをたくさん描くことができるのがよい〉
〈読ませる文章をたくさん書くことができる方がよい〉
というように。

 ところが今ではA.I.がその役を担ってくれます。

 効率というなら機械に任せるとよいのです。

 そもそも道具、機械・A.I.は人間ができる仕事の一部を担わせたり、それを効率的にしたり、長時間続けられるようにしたものです。

⭐️

 では人間はどうしたらよいのか?

 いろいろなものをコントロールするような機械的な仕事でしょうか?

 いやいや、それも機械が担ってくれます。今では自動運転の乗り物もできました。機械をコントロールすることもA.I.が担ってくれます。

 とても重要な答えのひとつが「〈感性〉を高める営み」です。

 機械・A.I.には〈実体としての身体〉がありません、感性がないのです。
 朝陽に感動する心はありません。

 A.I.にできるのはネット上に存在する〈朝陽に感動したという情報〉を集めて整理して提示する作業です。

 これまで人間が担ってきた、文字通り〈機械的な仕事〉は機械・A.I.に任せ、生きている人間にしかない〈感性を活かす能力〉を高めていくことが、福祉・教育に求められるものでしょう。

 特に〈たのしさ〉は重要です。

〈悲しさ〉〈痛みを感じる感性〉も大切とはいえ、〈楽しさ〉の向きにすすむことで、たくさんの人たちの笑顔と可能性が広がっていくからです。

 その意味でも〈楽しい福祉&教育〉は、これからもとても重要な営みだと考えています。

 楽しさの視点でいえば、機械に担わせているもの、機械的な作業になっているものを人間の手に取り戻すことも大切です。

 たとえば最近作成している、板倉先生の『にている親子 にてない親子』という絵本を元にしてリアル体験版のプログラムもその一つです。

 ひまわりのタネを植えて、育つ過程をワクワクしながら眺めること。あんな大きくて重そうな頭(顔)の部分を無理して支えている根や茎の不思議さを感じることなども、機械的、流れ作業的なものから、人間の感動に取り戻すことも大切です。

 効率重視なら、8:15までに投稿しなくてはいけないという学校の決まりを優先しなくてはいけません。
 登校途中に具合の悪いおばあちゃんを見かけて、間に合わないからと行きすぎる子どもより、心配だという感覚・感性を優先し遅刻を受け入れて「おばあちゃん大丈夫ですか?」と語りかけるような子どもたちが育っていくことが大切でしょう。

「効率重視」から『感性重視』に、それが《たのラボ》の向かうところです。

 ご意見・ご感想、たのしみにしています。

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効率・コスパと〈楽しい福祉&教育 〉その1 @たのしい教育の発想法

〈たのラボ〉のサイトを読んでくださる方たちが増え、質問や問い合わせもたくさん届いています。その中には発想法的なものに興味をもってくれる方の割合が高くなってきました。

 数年前「理論的なものは好まれないだろう」と感じていたことも、今なら興味深く読んでもらえそうです。

 今回は書いてお蔵入りさせてあった記事に少し加筆してを紹介したいと思います。

 〈たのしい教育ラボ/たのしい教育研究所〉は批判でなく《提案》をする組織です、その視点で読んでいただきたいと思います。

⭐️

 以前、子どもたちの居場所づくりの計画を立てている時、お尋ねしたいくつかの〈こどもの居場所〉があります。いくつかの方法について質問していく中で、責任者の方から「そういうやり方は効率が悪いので取り入れていません」という話がでて、おどろいたことがあります。

 効率というのは工作機械(ものを作る機械)などについて問題になるものであって、教育や福祉の場で問われるものではないと考えているからです。
 機械などではない場合でも、効率が問われるのは「答えがほぼ100%決まっているもの」についてでしょう。

 残念なことに、学校でもそれを問題にする先生たちがいるようです。

 教育や福祉の活動では「こうすればほぼ100%こうなる」というようなものはほとんどありません。

 雑誌や本、ネット記事には
🟢「こうすればかけ算が好きになる」
🟢「こうすれば逆上がりができるようになる」
🟢「こうすれば友達ができる」
🟢「こうすれば優しい子に育つ」
という謳い文句がたくさん目につきます。

「いったいそれはどれくらいの確率を保証しているのだろう?」と感じています。

 もしも50%以上に確率で成り立つのだとしたら、とても優れた方法だといってよいでしょう。
 でもそれほど高い確率で効果を保証するような方法は見つかりません。
 ※ご存知の方はぜひ教えてください
 もし見つかったにしても、その方法でさえ、ふたりに一人しか効果を示さないということです。

《たのラボ》のプログラムは、そういう中にあって『90%以上』の満足度を得たものを紹介しています。
 そのプログラムも「こんなのつまらない」と感じている人がためしたら、90%に至らないでしょう。人間のワクワクが子どもたちに真っ先に伝わる、というのは、確かな実験結果だからです。

⭐️

 教育や福祉は、それぞれ個性の異なるいろいろな人たちと向き合う活動です。
 楽しい福祉&教育 はその中でいろいろな方法を試して、子どもたちが「楽しい、もっとやりたい」というものを見つけていく試みです。

 福祉や教育に関わる活動はすべからく、「この方が効率がよいから取り入れよう、これは効率が悪いからやめよう」という判断・価値観ですすめていくと、道を大きく踏み外してしまう気がしてなりません。

 たとえば教育の中で〈効率〉を重視して子どもたちを育てていったらどうなるか?

長いので、次につづく

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