〈授業書@たの研〉果物の色と石油の色① たのしい自由研究

 4月あたらしい学年度がスタートしてすぐに「夏休みの自由研究に使える講座を開いてほしい」という要望が届いています。るので授業の要望が来ているので〈たの研版-授業書〉の一つ『自然の色と石油の色』のバージョンをかえて《果物の色と石油の色》としてエッセンスバージョンを作ろうと考えています。

 えっ、石油の色ってあるの?

 と思う方もいるでしょう。

 合成着色料の多くが〈石油由来〉です。

 たとえばかき氷などで使われているシロップにも〈石油由来〉のものがいろいろあります。

 自然の色・果物の色にも真っ赤なものがあります、ドラゴンフルーツの赤は、イチゴよりも赤くなります。

 切り口に少しついた汁からもかなり赤いことがわかるでしょう。

 

〈石油系のイチゴシロップ〉と〈自然の色・くだもの〉で毛糸を色づけしてみますよ、これはイチゴシロップをナベで1分温めてあたためているところです。

 その後と石鹸でしっかり洗ってみると、片方は色が落ちてしまい、片方は強くそまったままでした。

 
 さてみなさん、この染まってない毛糸と染まった毛糸のどちらがどちらだと思いますか?

 そしてその違いはどういう意味をもつと思いますか。

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イジュの花咲く今日この頃/季節ごとに野の植物を楽しむ@楽しい野山散歩

 イジュの花をみると「人が自然の花たちを楽しむのはおよそ何年くらいあるのだろう」と考えることがあります。

 そんなの簡単でしょ。
 80歳まで生きる人は80年、100歳まで生きる人は100年だよ!

 そうでしょうか?

 私の教師のスタートはやんばると呼ばれる沖縄本島北部の美しい処でした、22~23才の頃です。

 山肌の輝きと海の輝き、おいしい空気etc.

 地域の方たちの多くは気さくでフレンドリーでしたから、やんばるの魅力をたくさん教えてくれました。

 ドライブもアウトドアも大好きな私は、時間があれば、教えてもらったその魅力を堪能していました。

 沖縄では梅雨の頃、ちょうど今日この頃に〈イジュ〉の花が芽吹きます。

 夏に向かう山肌で一際目立つ花たちで、一つの木にたくさんの花をつけます。

 朝会などで「今年もイジュが咲く季節にりました、キレイですね」と話す先生もたくさんいたのですけど、私はその花に興味を向けることはありませんでした。

 そんなに美しいとは思えなかったからです。

 それよりも《イジュに含まれているサポニンには魚を麻痺させる作用があるので、つぶしてまくと魚が浮いてくるので、漁に利用していた》ということが気になっていて、その漁が禁止でなければ試してみたかったと考えたりしていました。

 私がイジュを美しいと感じ始めたのは、それから何十年も経ってからです。

 このサイトには私が心動かされたことしか書きませんから、ちょうどこのサイトにイジュの花をとりあげた2年前のこの頃からです、記事にこうあります。

 実は私はこれまでは遠目に見て「白が濃いなぁ」くらいの感覚で、今年やっとイジュの美しさを感じることができる様になりました。
 美しさを感じる様になるということは、また一つ成長したということなのでしょう。
https://tanokyo.com/?s=%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A5&paged=3


 以前のように山肌の一部として見るのではなく、近くで感じるイジュはキレイな花です、まるで「花束をどうぞ」と手渡してくれるかのような愛らしさを感じます。

 初めの問いに戻りましょう、「人が自然の花たちを楽しむのはおよそ何年くらいなのだろう」・・・
 人の生きている時の長さとイコールではありません。

 それは、自然の花たちの魅力をいつから感じることができるのか、によって大きく異なってきます。

 私のようなアクティブ派は、動の魅力を味わうことは多くても、静の美しさである植物たちの魅力を感じることは少ないかもしれません。

 でも何歳からでも大丈夫です、これから野山にはたくさんの花たちが咲くでしょう、時間をつくって、その花たちを見にいきませんか。
 まずは、一時間もあれば十分です。

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たのしい教育メールマガジンのすすめ@自分の可能性をたのしく伸ばし、周りの人たちの可能性も笑顔で伸ばす

 たのしい教育研究所いっきゅうofficeが責任編集している「たのしい教育メールマガジン(有料版)」があります。毎週水曜日PDF配信していて、すでに600号を突破しました。
 全国に読者がいて毎回いろいろな人たちからの反響が届いています。
 読者の方たちは教師や校長・教頭先生など教育関係者だけでなく、地域で活動している方、経営者、団体職員、主婦など多様です。

 メルマガの費用は全て、子ども・教師・保護者、いろいろな方たち、一人親家庭など経済的な支援が必要な方たちへ何十倍の価値にかえて、たのしい教育の講座・ワークショップ、カウンセリング・スーパーバイズなどに利用されています。

 最近、購読継続してくださった方へ書いたメッセージに「感動した」という便りが届きました。オンラインサロンとはいきませんけど、気軽にコミュニケーションできる関係が構築されています。

◯◯さんへ
購読継続、心より感謝いたします。
また一年、〈たのしい教育メールマガジン〉をおたのしみください。
 記事の内容へご要望やメルマガの不具合などがあれば遠慮なくお知らせください、優先して対応いたします。
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 ◯◯さんの拠出してくれた費用でこれから生まれるたくさんの笑顔と可能性、その方たちからの感謝を代弁して、ありがとうございます、と伝えさせてください。

        たのしい教育研究所いっきゅうoffice

 このサイトを読んでくれているみなさんが購読者の一人になっていただけたら、とても嬉しいく思います、購読費は月1,000円、年間まとめ12,000円で承っています。

 記事の内容は4つの章に分かれていて、たのしい教育研究所の活動を発信する章、

学校や家庭でたのしく学ぶ教育プログラム

 映画や小説などを紹介する章

 たのしい教育の発想法を紹介する章に分かれ、

 それぞれしっかり書き込んでいるので、写真などを含めると文庫本で20~30ページくらいのボリュームになります。

 最新号に書いている「たのしい教育の発想法」のはじめのあたりを少し紹介しましょう。

 〈たの研/たのしい教育研究所〉の応援に真っ先に名乗りをあげてくださった一人、板倉聖宣先生(元文科省教育研究所室長/仮説実験授業研究会初代代表)がある人に「いじめ」について質問されて、答えた部分です。

 私が教師をしている時、強く影響を受けた発想です。

板倉

 人は、正義でイジメるんだと思う。

 それは誰かからみれば「イジメ」ということになるんだろうけれども、本人からすれば正義感でやってるというのがすごくあるんじゃないのかな。

 汚い子をイジメるのは「きれいになれよ」という意識がすごくきいてる。「まだ、こたえてないじゃないか。これだけイジメられて、どうしてまだきれいになれないのか?」とね。

  学校の先生の指導も同じですよ。
「こんなにイジメてんのに、どうして勉強してこないんだ」ということでもあるでしょ。

 だから特別な場合を除いて「イジメるほうに悪意はない」とぼくは思う。

 悪意がないから続くんだと思うよ。

 悪意があったら、自分で自分がイヤになるもの。

これまでの記事のタイトルを読むことができます⇨https://tanokyo.com/wp-content/uploads/2023/06/af39add47b7f330bdcdb39a776c57f8e.pdf

 申し込みたい方は、まずお問合せください→ office⭐️tanoken.com ※⭐️を@で

 

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まど・みちお の魅力@たのしい国語〈トンチンカン夫婦〉

 連休中、偶然、教師をしていた頃の同僚と出会って、少しおしゃべるすることができました。教務をしていた頃に書いていた「週報」のコラムを読むのがとても好きで、毎週たのしみにしていたという話を、もうだいぶ前のことなのに、まるで去年のことのように、たのしく伝えてくれました。

 その中で「あまどさんの夫婦の詩、職員朝会中に読んで笑ってしまいました」という話があったので、このサイトでも紹介しましょう。

 まどさんは、私が大好きな人物です、103歳の時に出した「百歳日記」に、その詩が掲載されています。

https://amzn.to/3JKURbg

 

トンチンカン夫婦

満91歳のボケじじいの私と

満84歳のボケばばあの女房とはこの頃

毎日競争でトンチンカンをやりあっている

私が片足に2枚かさねはいたまま

もう片足の靴下が見つからないと騒ぐと

彼女は米も入れない炊飯器に

スイッチを入れてごはんですよと私を呼ぶ

おかげでさくばくたる老夫婦の暮らしに

笑いはたえずこれぞ天の恵みと

図にのって二人ははしゃぎ

明日はまたどんな珍しいトンチンカンを

お恵みいただけるかと胸をふくらませている

厚かましくも天まで仰ぎみて・・・

 連休の日々が明けて、世の中が少し静かになったら、また本屋さんに出かけて、まどさんの本を探してみようと思います。

 

 

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