感謝!〈1日のアクセス数〉が5000回を突破しました/読者の方からの質問「雲はなぜ白い?」

 12月の前半の記事で〈1日のアクセス数(閲覧数)が3000に迫りました〉と書いたのですけど、気づかないうちに〈5000を突破〉していました。
 これがサイトの1日ごとの記録を確認した時のデータです、ちょうど大晦日の日でした。

 特に人気のあるテーマやトレンドワードを探して書いているわけではなく〈たのしい教育〉一本で地道に綴っているこのサイトが、これだけの記録を出せたことに驚いています。
 読んでくださっているみなさんに心から感謝いたします。

 もちろんアクセス数は多い時も少ない時もあります、こういう頂上を描く日だけでなく落ち込む日々も平均的な日々もあります。
〈1日平均1000アクセス〉を越したいというのが当面の目標です。

 このサイトを読んでくださっている皆さんが周りの人たちに「このサイト良いよ!」と知人友人に送ってくださることで広がっていくのだと思います、このアドレスをコピーして何人かに送っていただけると嬉しいです ⇨ https://tanokyo.com/
 これからも応援よろしくお願いします。

 今回は読者の皆さんからの便りに関連した記事です。
 先週書いた〈虹とプリズム〉が気に入って追加の質問をくださった方がいました。
 Rさんはその記事にある、虹の写真と一緒に写っていた〈雲〉が気になったようです。

 要約すると
「〈水蒸気がプリズムの働きをする〉というイメージで考えるとよいというのはイメージできたのだけど、後ろに見えている雲も同じ水〈H2O〉なのに、真っ白に見えているのはなぜなのでしょう?」という質問でした。

たのしい科学 虹とプリズム

 

 透明に見える〈光〉は、いろいろな色がミックスされていて、プリズムや水蒸気などでそれをいろいろな色に分散することができて、それぞれ別れた色が虹として見えるということを、楽しい科学〈虹とプリズム〉に書きました。

 Rさんの質問にインスパイアされて〈虹の色〉にとどめず、広く〈色の見え方〉というたのしい教育の授業書を作成したいと考えはじめていて、そういう感謝の言葉と一緒に「できあがったら連絡いたします」という返事をしておきました。

 授業書は〈予想・実験〉を交えていく構想です、ここでは大きなフレームをイメージしていただける様な話を書かせてください。

リンゴの赤

 りんごはどうして赤く見えるのか?

〈リンゴが赤を吸収しているから〉と考える人も多いかもしれません、子どもの頃の私もそうでした。でも虹の様ないろいろな色のうち〈赤〉以外の色を吸収して、赤色を反射しているからリンゴは赤くみえるのです。

 

 半分にカットすると、果肉が白く見えます。

 どうして白く見えるのか?

 いろいろな色を散り散りにしていろいろな方向に同じ程度に反射すると〈白〉に見えます。

 いろいろな方向に散り散りに反射させるというのはつまり表面がツルツルではなくデコボコだということでもあります。

海の青

 青い海の色は青以外の色を海が吸収し、青は反射してしまうので私たちの目には青がとどく、つまり青に見えるわけです。

 ところがその同じ海の水も、散り散りに乱れて全部の色を均等に反射することがあります、すると白く見えるんです。

 これです。

 

バナナの黄

 では問題、バナナが黄色く見えるのはどうしてでしょう?

  自分で説明してみましょう。

 

 

 バナナの皮をむくと、果肉は白く見えます、どうしてでしょう?

 自分で説明してみましょう。

 

雲の白

 さて、読者の方からの質問。

 雲の色はどうして白いのか?

 太陽の光を雲がいろいろな方向に散り散りに反射させてしまうからです。

 

 ここまで書いてきて、どういう予想実験を取り入れていこうかアイディアがいろいろ浮かんでいます。

 透明なガラスでも細かくくだくと白く見えます。そういう実験の中で安全で簡単なものをいくつか組み合わせて授業書を作っていこうと考えています、ご期待ください。

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たのしい楽しい教育プログラム-たのしく学力を高める具体的な方法-楽し教材・楽しい学習

資料の整理整頓は創造する場合にもとても大切
 たのしい教育メールマガジンも今年の最終号が近づいてきて、今年書いた記事の整理をはじめています、半年毎にはやるようにしているのですけど、一つずつの記事を開いて整理していくのは事務的な能力が低い私には大変な仕事です。
 そういうことをするより新しい記事を書いていたいと思うのですけど、メルマガの初期の頃、読者の方から「たとえば体育の教材をさがす時に、どこに出ていたのかわかると助かります」という要望があったことと、板倉先生が『月刊 たのしい授業』を創刊した時、その年の総索引がとても好評で、重要なんだと話していたこととが結びついて、メルマガにも年末にその年の記事一覧をつけることになりました。
 メルマガは電子版なので、検索の時にはキーワードを打てばすぐにどの号のどの章にある記事なのかわかります。
 もう一つ、すでに500号を超えていて、例えば〈映画の章〉で紹介した作品は1000作近くになります、書いた記事を整理しておかないと混乱の元です。
 新しい記事を書く時だけでなく、広く〈創造する〉という場合にも、これまでの記事の整理整頓はとても大切なことです。
 実施してきてよかったと思います。

2022年のたのしい教育プログラムの記事から

 まだ一部なのですけど、整理している私が「あ、こういうものも書いたんだよね」とか「これは今年書いたのか」といろいろな発見をしています。
 メルマガは四章構成なのですけど、その一つ〈たのしい教育プログラム〉の記事の一部を紹介しましょう。

490号 2022-02-02
🔵仮説実験授業「足は何本?」を
やってみませんか
 H先生の授業記録の紹介

491号 2022-02-09
🔵ペーパークラフト(図工・生活科)
 たのしいハサミ・ノリの使い方「ミニオンバッグ」

492号 2022-02-16
🔵ブックレビュー 朝の連続小説(連続読語り)で
 ミヒャエル・エンデ「モモ」がおすすめ

493号 2022-02-23
🔵人気のなぞなぞ・クイズ系
子どもにウケるたのしいクイズ 坪内忠太

494号 2022-03-02
🔵たのしく〈体力づくり〉

  三角トンネルくぐり

495号 2022-03-09
たのしいキャリア教育 読み物教材(国語・総合などで)
🔵沢木耕太郎「鉄塔を登る男」
 働くって何だろう?

498号 2022-03-30
たのしい家庭科・生活科・理科他
🔵野の花いけ花

499号 2022-04-06
🔵たのしい国語 お話めいろ

500号 2022-04-13
🔵たのしい算数 サム・ロイドさんのパズルから

501号 2022-04-20
🔵たのしい理科 植物の給水実験

502号 2022-04-27
🔵たのしいアウトドア入門 身体センサーの話

503号 2022-05-04
🔵たのしい社会 都道府県生産高ランキング

 こうやってまとめているといろいろな教科や活動の時に利用できるように、うまく分散されていると我ながら感心してしまいます。

 授業の章は特別な技能や経験は必要なく、準備0や、印刷すればOK、準備するものでも、学校や家庭にあるもの、100均で入手できるものを中心に書いているので、記事の場所を確認して読めば、明日には授業できるものがほとんどです。

 週に一度の〈たのしい教育プログラム〉からはじめて、こどもたちとの関係をよくし、講座や資料などでゆっくりたのしい時間を増やしていくという様にして、大人自身がこども達とたのしく充実した日々を過ごしている人たちが増えています。
 興味のある方は、ぜひお申込みください。
 スマホの方は記事一番下の〈サブコンテンツ〉をクリックすると、申込みのリンクが出てきます。
 また記事検索に「メールマガジン」と打つとメルマガに関わるいろいろな記事を読むこともできます。

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私たちの周りには楽しい教材がいっぱい/ゴムの木&○○の花が咲きました-楽しい学習・楽しい教材

  二回くらい前にこういう記事を書きました、今日はその後の話にもつながります。まだの方は一読してから続けてくださいね。

楽しい植物入門-楽しい教材は私たちの周りにあふれている

 今日は久しぶりに都会で仕事しています、「車好きにはつらい処だ」と感じつつ、半端ない交通量にもまれながら移動していました。
 時間があれば大抵、脇道に入ります。

 都会はコンクリートが多いののですけど公園もたくさんあって、自然を味わうことができます。

 今回は公園にたくさん植えられた〈ゴムノキ/ゴムの木〉をみつけました、これです。

 葉は大きくて大人の手のひらくらいあります、一枚一枚のデザインは違っていて、はそれぞれ絵の具で描いている途中の様なおもしろい模様をしています。
 動物たちと違って植物はそこにじっとしていてくれるので、その魅力をじっくり味わうことができますね。

 どれくらいゴムの樹液がとれるのでしょう?
 今度またここにこれそうな時には、公園の管理組織に天然ゴム(ラテックス)を抽出させてほしいとお願いしようと思います。

 〈ゴムの木〉というと珍しい感じがするかもしれません、でも沖縄なら普通にある〈ガジュマル〉もゴムノキの仲間です、これくらい大きくなくても学校にも一本くらいあると思います。

 こうやって都会で植物を眺めていると「そういえば〈たの研〉のラッキョウは花が開いただろうか?」
 と気になりました。
 仕事を終えて〈たの研〉に戻ってさっそくベランダをみると・・・
 咲いていました、ラッキョウの花です。

 前回のツボミの時は線香花火の様に見えたのだけど、花が開くと打ち上げ花火の様です。

 私たちの周りをじっくり見渡すと、たのしい世界に気づくことができます。

 インドアもたのしいかもしれません、でも外には予測外のたのしいことにあふれています。
 12月27日はアウトドアワークを企画することになりました。
 しばらくしたらこのサイトでも広報することになります、ご期待ください。

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楽しい植物入門-楽しい教材は私たちの周りにあふれている

 楽しい教材は私たちの周りにあふれています、今日はそのお話。

 たの研の第3研究所のベランダでは実験的にいろいろな植物を育てています。

 最近、線香花火の様なおもしろい花が咲きました、私が初めてて目にする花(つぼみ)です、みなさんは見たことがあるでしょうか。

 アップした写真をご覧ください、うすむらさきのきれいな色をしています。
 秋の講座のテーマ「たのしい環境教育・たのしいSDGs」で〈台所で手に入る植物を育てて食べよう〉の予備実験をしていた教材の一つなのですけど、さて何の花だと思いますか?

 

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〈らっきょう〉です。

ネギはこれ、緑の葉の部分を食べます。

 

 ラッキョウは主に根っこを食べます、もちろん葉の部分も食べることができます。

どちらも〈ヒガンバナ科ねぎ属〉の植物です。

 以前、応援団の方が〈らっきょう〉をたくさん届けてくれて、そのほとんどは天ぷらにして美味しくいただき、

 4粒ほどは天ぷらにせず、土に埋めて実験することにしました。

 するとすくすく育って、はじめにみてもらった様な花が開いたわけです。

 下の写真でネギの様な葉がたくさんみえていますね、それがらっきょうの葉です。

 

ネギの花は見たことがありますか?
実際咲いた時にはこどもたちと笑いました、これです。
細いネギの上にこんな大きな丸い花(花の集合体)が咲きます、〈ねぎ坊主〉と呼んだりします。

 

らっきょうの花は今回紹介した、これ(つぼみ)です、逆さににすると線香花火にとてもよく似ていると思うのですけど、どうでしょう。

 花が開くとこうなります、とてもたのしみです。

 ネギとラッキョウは似た仲間なので、花もかなり似ているだろうと思っていたのですけど、らっきょうの花は美しさも意外さも格段に上でした。

 花をたのしんだら続きがあります、花の後には〈タネ〉ができます。
 どんなタネでしょう、たのしみです。

 みなさんのうちにらっきょうがあったら、3つ4つ土に植えてみませんか、紙コップとかペットボトルで十分です。

 自由研究のテーマにしたり、クラスで育てたり、家庭で育てたりetc. 私たちの周りのワンダーランドをたのしんでみませんか。

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