たのしいアウトドア/とりあえず外に出よう/梅や桜の季節

 この頃の沖縄は梅の季節です。〆切ものに追われる日々だというのと、天気が今ひとつだということで外に出るチャンスが減っていたのですけど、気になって〈リバーサイド・パーク〉に行ってきました。ニューヨークの公園にちなんで勝手に名付けた公園です。

 このまま行かなかったら見逃すところでした。 

 私は梅の花の後ろ姿が大好きで、よく眺めています。

 今回もきれいでした。

 リバーサイド・パークには桜の花もあります、もちろん咲き始めていました。

 季節の変化を逃すと、また次の年まで待たなくてはいけません。

 一年は長いですよ。

 皆さんも、いろいろな季節に外に出てみませんか。

 アウトドアにもたのしいことがあふれています。

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EV(電気自動車)の未来/たのしい環境教育

 私いっきゅうはかなりの〈車好き〉だと前置きして話をすすめさせてください。
 時々、車好きの仲間同士で語らうことがあります。その中で〈たのしい教育〉にも関係すると感じた話を紹介します、EV(電気自動車)の話です。

 一時期アメリカ製のEVに試乗してその加速性に驚いて購入を考えていたことがあります、背中に張り付く様な加速はエンジン(何かを燃やしてエネルギーを得る機関=内燃機関)の比ではありませんでした。

 日本のEV(電気自動車)の実力はどの程度だと思いますか?

 アメリカ・ヨーロッパ、中国・韓国に比べて、その遅れは歴然としています。

 性能は抜きにしても、EVはガソリンを入れて走るのではなく電気を充電して走るので「環境によい」と考える人がたくさんいます。

 私の知人も「EVは電気だからガソリンを燃やさずクリーンですよね」と言っていました。
 皆さんはそのことについてどう思いますか?
 よいとしたら、どのくらいよいのでしょうか。

 この宇宙の根本法則の一つが〈エネルギー不変の法則〉です。

 エネルギーは電気エネルギーや熱エネルギー、爆発などの化学エネルギーなどいろいろな形に姿形を変えていきます。

 ※「わかりやすい高校物理の部屋」に感謝して参照

 けれどいろいろな形態に姿形を変えても〈エネルギー全体の量は常に一定不変〉であるという法則です。

 クリーンなのかどうかは、車の電気を生み出す元までたどらなくてはいけません。

 日本では電気エネルギーを生み出すシステムは石油・石炭、原子力中心です。

 私の様に〈加速がすごいぞ〉というのでEVを評価したり、ガソリン代より電気代が安くつくというコストの面で考えたりするなら間違いではないのですけど「環境によい、環境によくない」という評価で判断すると間違ってしまいます。
 エネルギーの総量はいつも一定です、EVから排気ガスは出なくても、その発電で石油を燃やしていたら、発電所がその分もやしてガスを排出しています。

 環境に良い悪いは、日本全体の発電システムがクリーンになっていくかどうかに関わるのであって、EVが増える増えないとは関係がないのです。

 つまり太陽光や風力その他、クリーンな発電システムで電気を生み出すシステムに変わっていくかどうかです。

 車好き同士でそういう話をしていました。

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楽しい環境学習〈野山で食べたおにぎりが一かけら残りました、あなたはどうしますか?〉/自由研究のすすめ

「環境を守りましょう」「ゴミは残さず持ち帰りましょう」という様なカンバンを目にしたことがある人も多いと思います。

 そこで問題

あなたがお弁当で食べたおにぎりが一口二口ほど残ってしまいました、あなたはどうしますか?

 学校でも〈ゴミは残さず持ち帰りましょう〉と教えられています、当然ゴミ袋に入れて持ち帰る人が多いでしょう。

 ところでその〈おにぎりの残り〉は本当にゴミなんでしょうか?

 大地の環境を考えるとき〈植物と動物〉たちのことをイメージする人もおおいでしょう。

 植物はおにぎりをパクパク食べないけれど動物やアリやダンゴムシなどの小さな生き物たちはおにぎりを食べます。

 おにぎりはゴミでしょうか?

 実はもう一つ重要な役割を担っている生き物がいます・・・

 微生物です。

※農作業のYANMERが出している読本から図を利用、感謝

https://www.yanmar.com/media/news/2021/10/27071512/soil_making_2107.pdf

 こういう微生物達もおにぎりの残りなどを食べて分解して、豊かな土にしてくれます。
 ミミズ達などはそういう豊かな土が大好物です。
 そういう土から必要な栄養をとる動物たちもいて、オウム、ウシ、ネズミ、ゾウが有名です。

 もちろん、ホクホクで豊かな土は森の植物たちにとっても重要なものとなります。植物に必要な栄養素をたくさん含んでくれるだけでなく〈水〉もたっぷり含むことができる土になります。

 もちろん遠足にいった子どもたちが大量の生ゴミを残していったら困ります。とはいえ、環境に対する見方・考え方が一方向的なものとなり、おにぎりの一かけらも残さず帰る人が増えていくことが環境にとってよいのか、一度たちどまって考えてみるのもよいと思うのですけど、どうでしょうか。

 興味のある方は野山の木に印をつけて、その根本に一口分くらいのおにぎりを置いて、上に草葉などをかぶせて、数日毎にどうなっているのか予想して、その観察記録をつけてみるとどうでしょう。

 庭がある人は、その草花の根本でもよいのですけど、化学肥料などを使っているところは生き物がいなくなるのでさけたほうがよいでしょう。

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たのしい楽しい教育プログラム-たのしく学力を高める具体的な方法-楽し教材・楽しい学習

資料の整理整頓は創造する場合にもとても大切
 たのしい教育メールマガジンも今年の最終号が近づいてきて、今年書いた記事の整理をはじめています、半年毎にはやるようにしているのですけど、一つずつの記事を開いて整理していくのは事務的な能力が低い私には大変な仕事です。
 そういうことをするより新しい記事を書いていたいと思うのですけど、メルマガの初期の頃、読者の方から「たとえば体育の教材をさがす時に、どこに出ていたのかわかると助かります」という要望があったことと、板倉先生が『月刊 たのしい授業』を創刊した時、その年の総索引がとても好評で、重要なんだと話していたこととが結びついて、メルマガにも年末にその年の記事一覧をつけることになりました。
 メルマガは電子版なので、検索の時にはキーワードを打てばすぐにどの号のどの章にある記事なのかわかります。
 もう一つ、すでに500号を超えていて、例えば〈映画の章〉で紹介した作品は1000作近くになります、書いた記事を整理しておかないと混乱の元です。
 新しい記事を書く時だけでなく、広く〈創造する〉という場合にも、これまでの記事の整理整頓はとても大切なことです。
 実施してきてよかったと思います。

2022年のたのしい教育プログラムの記事から

 まだ一部なのですけど、整理している私が「あ、こういうものも書いたんだよね」とか「これは今年書いたのか」といろいろな発見をしています。
 メルマガは四章構成なのですけど、その一つ〈たのしい教育プログラム〉の記事の一部を紹介しましょう。

490号 2022-02-02
🔵仮説実験授業「足は何本?」を
やってみませんか
 H先生の授業記録の紹介

491号 2022-02-09
🔵ペーパークラフト(図工・生活科)
 たのしいハサミ・ノリの使い方「ミニオンバッグ」

492号 2022-02-16
🔵ブックレビュー 朝の連続小説(連続読語り)で
 ミヒャエル・エンデ「モモ」がおすすめ

493号 2022-02-23
🔵人気のなぞなぞ・クイズ系
子どもにウケるたのしいクイズ 坪内忠太

494号 2022-03-02
🔵たのしく〈体力づくり〉

  三角トンネルくぐり

495号 2022-03-09
たのしいキャリア教育 読み物教材(国語・総合などで)
🔵沢木耕太郎「鉄塔を登る男」
 働くって何だろう?

498号 2022-03-30
たのしい家庭科・生活科・理科他
🔵野の花いけ花

499号 2022-04-06
🔵たのしい国語 お話めいろ

500号 2022-04-13
🔵たのしい算数 サム・ロイドさんのパズルから

501号 2022-04-20
🔵たのしい理科 植物の給水実験

502号 2022-04-27
🔵たのしいアウトドア入門 身体センサーの話

503号 2022-05-04
🔵たのしい社会 都道府県生産高ランキング

 こうやってまとめているといろいろな教科や活動の時に利用できるように、うまく分散されていると我ながら感心してしまいます。

 授業の章は特別な技能や経験は必要なく、準備0や、印刷すればOK、準備するものでも、学校や家庭にあるもの、100均で入手できるものを中心に書いているので、記事の場所を確認して読めば、明日には授業できるものがほとんどです。

 週に一度の〈たのしい教育プログラム〉からはじめて、こどもたちとの関係をよくし、講座や資料などでゆっくりたのしい時間を増やしていくという様にして、大人自身がこども達とたのしく充実した日々を過ごしている人たちが増えています。
 興味のある方は、ぜひお申込みください。
 スマホの方は記事一番下の〈サブコンテンツ〉をクリックすると、申込みのリンクが出てきます。
 また記事検索に「メールマガジン」と打つとメルマガに関わるいろいろな記事を読むこともできます。

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