楽しい福祉と楽しい教育の融合@「とっても楽しい自由研究まつり」準備すすむ/楽しい研究が本物の研究

「とっても楽しい自由研究まつり」の準備がどんどんすすみ、今日はさくら先生が《いきものたちを楽しむプログラム》の準備に来ました。自由研究まつりは、たのしい福祉と教育が融合した画期的なイベントです。

 プログラムを見せてもらうと、楽しいこと楽しいこと!

 しかもプレゼントたっぷりでぜいたくなこと、このうえない。

 何と「おたまじゃくしすくい」もたのしめます。

 このたのしさをもっとたくさんの方たちに伝えられる方法はないか、秋に向けて考えていきたいと思います。

 ちなみに私は個人的な自由研究でいろいろな『和紙づくり』を楽しんでいます。

 これは、最近思いついて試した和紙です。

 とてもいい彩りで、気にいっています。

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評価感想なくして〈楽しい教育・楽しい福祉〉なし ※〈たの研〉の評価感想シート 利用可能です

 武道などの修行を続けていると、試合の最中に「これは勝った/負けている」と実感することができます。教師を長年続けていると「この授業は子どもたちが乗っている/集中してくれてない」と感じることができるようになります。

 ところがこれが落とし穴です。
 武道の試合は相手が一人です、授業の相手は複数です。
 私のように400人500人を相手に授業する人もいるでしょう、授業の中の歓声で「よし、この授業はうまくいった」と感じても、みんなの評価感想を取らなくては本当のところはわかりません。
 元気な子どもたち1/10くらいが乗りに乗っていて、残りの子どもたちは普通の感じ、1/4くらいの子どもたちは白けているということもあるからです。

 福祉活動も同じです。
「よし、家族支援がうまくすすんでいるぞ」
と感じても、いわゆる大人のつきあいとして感謝の言葉を伝えてきたかもしれません。

 どれだけこちら側が、これが大事だ、みんなに必要とされていると感じても、それは予想です。実際に実施したアクションをしっかり評価してもらいましょう。
 もちろん全てうまくいくなんてことはありません。
 うまくいかなかったら、その状況を把握した上でアイディアを重ねて少しずつよくしていきましょう。

 〈たの研〉の評価感想シートを掲載します、必要な方は印刷してご利用ください。

 

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自由研究が楽しすぎてやめられない@オオタニワタリで和紙づくり/「和紙」という言葉に利用制限があるか?

 たのしい教育研究所の〈たのしい環境プログラム〉で大人気の「紙は捨てずに《和紙》づくり」は子どもにも大人にもおすすめです。何しろ、忙しい〈たの研〉のメンバーが、それにはまって、いろいろな和紙づくりに挑戦しているくらいで、どんどんいろいろな和紙が開発され続けています。

和紙」という言葉の研究
「和紙」という言葉には特定の基準があるのか気になっていたので、いろいろ調べてみました。
 和紙という言葉に法的な基準はなく、「JAS規格」や「工業標準化法」にも名称利用の制限を加えているわけではありません。

 とはいえナイロン糸を切って紙状に加工して和紙と名乗るは言葉の利用として間違っています。
 〈たの研〉では和紙風のゴワゴワした姿形(すがたかたち)をした紙づくりや、日本の植物を利用した紙づくりを『和紙づくり』と呼んでいます

 また『超簡単和紙づくりキッド』も進化し続け、今度の夏の講座で、欲しい方に低価格でお頒けする予定です。

 繊維質が強い植物は、捨てる紙の割合を極端に減らしても、十分「和紙」をつくることができます。

 オオタニワタリという植物をご存知でしょうか?
 沖縄で山歩きをするとたくさん見ることができます、新芽は美味しい食材にもなります。

wikipediaに感謝して引用

 

 これまでのようにササッと作ってみると、分厚い「オオタニワタリ和紙」ができました、いつもの手順でつくると繊維質がたくさん入ってしまうからでしょう。

 珈琲のコースターとして利用しています、他の利用の方法を思いついた方はご連絡ください。

 学校や児童館などで実施したいかたは、お問い合わせください、たのしい講師を派遣いたします。

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「この子は家庭に問題がありまして」とは言わないでください@楽しいカウンセラー修行時代

 大阪の野田俊作先生の元に通ってカウンセリングの修行をしている時、今から30年以上前のことです。教師は文科省系のカウンセリング研修があるので、私のように専門のカウンセラーの元に修行にいく人は少なく、学ぶ仲間はお医者さんや看護施設、少年院関係の方など、ほとんど異業種の人たちでした。『嫌われる勇気』で有名な岸見先生も、その時の一人です。

 沖縄から来ているというからか、野田先生が合気道で私が琉球空手を学んでいてお互い格技系だったからか、マンツーマンで指導を受けることも多く、たくさんのことを学ばせていただきました。

 学ぶ中では痛い思いもたくさんいます。野田先生から直接「君たち教師が子どもたちを追い込んでいることを認識しているか」というように、言葉の刃を向けられたことは指で数えるだけでは足りないほどです。もしかすると、そういう状況があって、直接学ぶ人たちの中に教師が少なかったのかもしれません。

 確かに教育現場には問題も大きいので、「たしかにそういう面はある」と受け止めていった中で修行していったのでカウンセリングの力が高まっていったのでしょう。

 私が向けられた言葉は短くシャープな内容だったのですけど、野田先生の共著『クラスはよみがえる』には、こういう文章があります。読んでみてください。

 私たちのように、児童期や思春期の子どもたちの問題を専門にしている心理臨床家や精神科医はしばしば学校の先生がたからの相談にあずかります。そのときに先生がたが開口一番きっとおっしゃるのが「この子は家庭に問題がありまして…」ということばです。
 ちょっと待ってくださいよ。
 今は学校での話をしているんだから、家庭はこのさい関係ないはずでしょう。
「そうはゆかない。 家庭に問題があるからこの子は学校で問題行動をするのだから」と、あなたはおっしゃるかもしれません。
 でも、それはおかしな理屈だと思います。
 もしあなたのクラスの生徒の親が「先生の教えかたに問題があるから、うちの子は家で弟をいじめる」と言ってきたとしたら、どうお感じになりますか?
当惑なさいませんか?
ちょうどそれと同じことではないでしょうか。
「お宅のお子さんが教室で落ちつかないのは、家庭でのしつけに問題があるからで
す」と言われても、親はただ当惑するだけでしょう。 子どもが家庭で問題をおこすのなら家庭に問題があるのだろうし、学校で問題をおこすのなら学校に問題があるのだろう。そう考える方が合理的だとは思われませんか?
 たとえ家庭に問題があったとしても、それは、その子が学校で問題をおこすこととは直接のかかわりはないのではないかしら。
「そんなことはない。やはり家庭でのしつけが基本ではないか…」とか 「われわれ教師がいくら努力しても、親があれでは・・・」というような反論が聞こえてきそうですね。
それでは百歩ゆずって「 家庭に問題があるから子どもが学校で問題をおこす」としましょうか。
 仮にそうだとしても、だからといって、あなたがた教師がどうしようもないとか、あるいは何もしないでよいということにはならない。むしろ、家庭の問題をかかえた子どもであればあるだけ、あなたがた教師が学校でその子にしてあげられること、してあげなければならないことは、ますますたくさんになるはずだと思うのです。
 親たちはその子を十分に援助できないのだから、あなた方教師しか、その子に手をさしのべてあげられる大人はいないじゃないですか。

 創元社『クラスはよみがえる』より

どう感じたでしょうか?

 いろいろな感じ方考え方があるでしょう。

 私は野田先生から学んでPEALカウンセリングを創り出したのですけど、野田先生の考えと全く同じなら、そのままアドラー心理学カウンセラーを名乗っていました。違う部分の大きさを感じたから、新しい方法を作り出す必要が出てきたわけです。

 私の処に「あるお母さんから〈うちの子が万引きをするので学校で強く指導してください〉という話があった、どうしたらよいか」という相談がきたことがあります。

 PEALカウンセリングではこういう場面でも「誰がどうする」ではなく、保護者と教師が協力して、その子のためにしてあげられることはないか、考えてみることを提唱しています。

 PEALカウンセリングに興味関心のある方は、カウンセラー養成講座を受ける前に、初歩的なスーパーバイズをうけることをおすすめします。気軽にお問い合わせください

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