琉球銀行のあたたかい支援ーりゅうぎんユイマール助成 -企業は仮説実験の実践集団

 沖縄県には、たのしい教育活動を支援してくださる企業もあり、今年もその支援をうけ、活動を推進した活動がいくつかあります。

 その一つが琉球銀行のユイマール助成です、講座にはしっかり《琉球銀行からの支援を受けている》という表示をしています。

 資金的な支援のおかげで予備実験を繰り返しながらどんどんバージョンアップを重ねることができ、参加者の皆さんにプレゼントする教材ももとても喜んでもらっています。
 

 教育組織である〈たのしい教育研究所〉が10年以上経っても元気なのは偶然ではありません。
 たのしい教育研究所は〈教育組織〉でありながら〈健全なる企業の精神〉を強く貫いている組織だからです。それは〈仮説・実験の手法〉と〈人々の目的〉を大切にしているということです。
 たとえば製造業であるなら、いくら会社が「この製品はすばらしい」という絶対的な自信をもっていても、お客さんたちがそうは感じない、喜んでくれないということなら、そこは潰れてしまうでしょう。つまり、健全なる企業の精神つまり仮説・実験の精神がないところはすでに潰れてしまっているということです。

 これからも企業の精神をもちつつ、子どもたちの笑顔と幸せ、賢さの方向にどんどんすすんでいきたいと考えています。

 最近も〈たのしくしまくとぅば〉の教材を使って子どもたちとたのしんでいます、というたよりが届きました。しまくとぅばの教育にもたのしい教育研究所の力を注いでいきたいと考えています。

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霜柱の中でもキレイな花が咲いていましたー楽しい学習・自由研究ネタ・たのしい授業・楽しい授業・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 冬に旅をしていた時の写真です。山径(やまみち)を歩いているとき足元で陽の光に輝くきれいな黄色い花をみつけました。

 福寿草(ふくじゅそう)です、強くて美しい花ですね。

 その周りでキラキラ白く輝いているのが見えると思います。

 凍りつく様な日に見られる〈霜柱/しもばしら〉です。

 次の写真をみると、そのしもばしらがあたりを覆っていることがわかると思います。

 もう少し近いてみましょう、土をもちあげている氷の柱が見えますね、手でつまんでとってみましょう。

 これです、マッチ棒状の氷の棒です。

 沖縄で生まれ育った私には〈霜柱〉そのものが不思議で、何度見ても「お~」と感動してしまいます。

 加えて氷だらけの冷たい土の中から、こんなにキレイな花が咲くことも驚きです。

 寒い地方に住んでいる人たちには普通なんでしょうか・・・

 さて、この霜柱、どうしてこんなふうに細い柱になっていくのでしょうか?

 凍りつくなら板状の氷になるはずなのに。

 気になった人は、まずこうではないかと予想してから、自分で調べてみてくださいね。

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たのしい国語〈古来から⇨古来〉〈第一回目⇨第一回or1回目〉/チコちゃんにしかられる-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

気に入りの「チコちゃんにしかられる」で言葉について「そうだよ」と納得させられる内容がありました。

番組スタッフが語った言葉をアナウンサーが直してくれていたシーンです。

1.〈第◯◯〉と〈◯◯目〉が同じ意味を持つので「第一回目」は重複していておかしい、「第一回」あるいは「1回目」が正しい使い方

2.「古来から」はおかしい、〈古来〉は「古くから」という意味があるので、正しくは「古来」です

という話。

こういう二重表現の誤用はいろいろみられます。

a.いまだに未解決です

b.過半数を超えました

a.は「未解決です」or「いまだに解決されていません」

b.は「過半数に達しました」or「半数を超えました」

 二重表現ではなく、単純表現での間違いもたくさんあります。

「目覚めが悪い」⇨「寝覚めが悪い」etc.

たくさんの人たちがこういう誤用をしています、もちろん私も何かで間違った使い方をしているはずです。

 国語の時間などで「え、何がおかしいの?」と題して、一日一問ずつ出題してあげるとたのしめると思います。

 今度〈たのしい教育メールマガジン〉の授業の章でとりあげようと思っています。

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「犬や猫はテレビを見ることができない」という話-子どもの頃からの疑問/情報より〈ものの見方考え方〉の方が大切②-楽しい学習・楽しい自由研究・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 前項からの続きです、未読の方は戻って読んでから続けてください。「犬や猫はテレビを見ることができない」ということについて、〈たの研〉の一員ア~ルの様子で確認してもらいました。
「いや、猫は可能でも犬は無理だよ」という議論の進め方もあるかもしれません、でも初めから「犬や猫は」とまとめて語っているわけですから、その一方の事実で全体を否定できるでしょう。

 さて現在はこういう事実を知ることがとても簡単になりました、子ども達でもインターネットで簡単にできるでしょう。犬や猫は色覚が人間と異なるという研究があるのですけど、犬もテレビを見ることができる事実をネット上で確かめることができるでしょう。

 けれど大切なことは〈情報を得ること〉ではありません、ものの見方・考え方、思考の方法です。

 いろいろな本には「ものごとを疑って見ることが大切だ」という様に書いてあります。〈科学は周りのものごとを疑って見ることからはじまる〉と力説する人たちもいます、「宗教は信じることから始まり、科学は疑うことから始まる」という言葉もたくさんみられます。

 そうでしょうか?

 疑がうことが大切だといっても、明日太陽が東の空から登ってきたり、潮が満ちて後は引いていくものだというのを疑ったりする人はいないでしょう。

 コップを持ち上げて離したら下に落ちてしまうことを疑う人もいませんね、科学上の法則や確かめられてきた事実を疑う人はほとんどいない。

  大切なことは疑うことではなく〈予想を立てて確かめる〉そのことです。

 科学はそうやって真理をみつけてきましたから、他の人が同じ様な実験をしても、同じ結果がでます、もちろん子ども達がやっても。

 誰かが言っていたこと、たとえば〈犬や猫はテレビを見ることができない〉と鵜呑みにするのもよいでしょう、でも時がくると前回書いた様にそれを確かめることもあります。問題は〈犬や猫はテレビを見ることができない〉ということを一つの「予想だ」と認識できるかどうかです。

 予想して確かめてきた総体が〈科学〉です。

 アインシュタインは、10歳の頃、父親から小さな方位磁石を贈られました。父親がいうには「この針はいつも同じ方向を向くのだ」といいます。アインシュタインはそれが信じられず、様々な実験を行いながらそれが本当か確かめました。それがアインシュタインが科学へ興味をもつきっかけになったといいます。

 何でも疑うのではなく、「それは本当のことなのか」と気になったら『もしそうだとするとこうなるだろう』と予想して確かめてみる。

 そういう思考の進め方をぜひたくさんの子ども達に、いや大人たちにも伝えていきたいと思います。
 そうすることが明るくたのしく課題を突破していく社会を創るでしょう。

 ものの見方・考え方については〈たのしい教育メールマガジン〉に毎週こってりと書いています、興味のある方はご購読をお勧めします。

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