食事の時に気になって実験がスタート/自由研究こそ本物の研究

 最近スタートした新しい実験の様子を紹介します、簡単にできますよ。

 スーパーにはいろいろな野菜や果物が並んでいます。
 たとえばミニトマトを植えたら芽が出て食べることができるまで育つのでしょうか?

 どう思いますか、タネをとって乾かしたり時間をおいたりせず、切ったミニトマトをそのまま土の中に入れてみましょう。

 ミニトマト

  ア.発芽してトマトの実がつくまで育つ

  イ.発芽はするがトマトができるまでは育たない

  ウ.発芽もしない

  エ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 かいわれ大根もスーパーに並んでいます。

根っこもついています。

 これ一本とってを土に植えたら成長して食べられるものがとれるのででしょうか。
 そもそも〈かいわれダイコン〉というのはどういう野菜なんでしょう、ダイコンなんでしょうか?

 それは謎のままでもよいので実験してみましょう。

かいわれ大根

  ア.成長して食べられる

  イ.途中でかれて成長は続かない

  ウ.その他

 

 どうしてそう予想しましたか?

 

 たの研のメンバーは「成長して食べることができる」と予想しています。

 途中で水かけなどを忘れてしまったら、またやり直す必要がありますから、実験結果がでるまで時間がかかるのですけど、みなさんも家にあったらやってみませんか。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

たのしいものづくり 大人気のホタッテくんの動画を公開しました⇨YouTube

読者のみなさんからのご要望の多かったYouTubeの動画作成は、準備運動を終えてメインの一本を公開しました。google検索を例にとると検索窓に〈たのしい教育〉と打ってそのバーの下の〈動画〉を選ぶと・・・

 

今日現在で7番目に出てきます、こういう表示です。

 クリックするとポップな音楽と一緒にスタートします。何度も見ていただける様に、気に入りのBGMをかぶせました、著作権で心配した方から問合せもありましたが、もちろん使用料を支払ってクリアーしていますのでご心配なく。

 メインのホタッテくんに入る前にたのしさの導入動画を載せました。これだけ巨大なシャボン玉なので、普通の動画ならコテコテの説明をつけ「こつはこうだ、これに注意するように、何しろこれは大変なことなんだぜ」という様な説明が入るのが普通なのですけど、たの研の先生たちはこれを軽やかにたのしんでくれています。

 この巨大シャボン玉も、いずれYouTube動画にしたいと思っています、ご期待ください。

 ということで、メインの〈ホタッテくん〉の作り方を紹介しました。
 わかりやすさより軽やかさ、BGMの様に何度も味わっていられる様なものをねらって編集したので、文字や拡大表示などもひかえ目です。

 直接ジャンプしたい方はこのアドレスをクリックしてください。
⇨ https://www.youtube.com/watch?v=1Q4QACIH_qU

 ご意見、要望はこのサイトの問い合わせとして「動画タホってくんについて」と書いて送っていただけたら幸いです。

 それにしてもYouTube動画の作成は、たのしくてなりません。

 まだまだのところがあるのは自由分認識しつつ、一歩ずつ高みに向かってすすんでいきたいと思います、応援よろしくお願いします。可能な方は、YouTubeで〈高評価ボタン〉と〈チャンネル登録〉をお願いいたします。

 とりあげたホタッテくんは私いっきゅうが雑誌などで紹介したものの一つで〈『ものづくりハンドブック10』仮説社刊〉に載っています。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

たのしい島言葉〈ヘチマ〉は沖縄方言で何ていうの?/言葉の自由研究

 先日、たの研の活動を応援してくださっている方からみごとなヘチマをいただきました。スーパーで売られているものよりふた周り以上太い見事なサイズです。

「表面は硬いけど中は柔らかくて美味しいですよ」と言われた通りで、とろとろのとっても美味しいヘチマでした。

 これは茹でてゴマドレッシングをかけただけの簡単料理です、とても美味しい。
 

「野菜の煮付けに入れるのは〈豚肉〉にかぎる」という言葉に従って、たの研に冷蔵庫にあった豚肉系の食材(だし骨とウインナー)を入れて煮ていたらヘチマからどんどん汁が出てきておつゆくらいになりました。私がはじめて作ったヘチマ料理で、見た目は良くなくても味はよかったです。

 

 さて皆さん沖縄方言・島言葉でヘチマを何というかご存知でしょうか。このサイトの読者は全国に広がっているだけでなく海外で読んでくださっている方たちもいます。
 そういう皆さんには言葉の広がりという視点で読んでいただけると思います。

 島言葉の得意なメンバーA先生に尋ねるまでもなく私にも〈ヘチマ〉=〈ナーベーラー〉という知識はあります。

「A先生、どうしてヘチマをナーベーラーと言うんでしょう?」

もちろん〈語源〉をたどるのは難しいので簡単には返事ができる問いかけではありません。

 料理しながらナーベーラー、ナーベーラーと何度か唱えているうちに〈ナベ洗やー〉⇨〈ナーベーラー〉に変化してきたのではないかという、ダジャレ的なアイディアが浮かびました。
 実際にヘチマはタワシとしても利用されます。

 もちろんA先生は「そんなことはないでしょう」と笑っています。

 予想を立てたら確かめましょう、それが外れていても賢くなります。何よりたのしい謎解きになります。
 webで「ナーベーラー 語源」と打ってみると・・・

 真っ先に目に入ったのはウィキペディアにある言葉でした。

沖縄ではナーベーラーと呼ばれるが、これは果実の繊維を鍋洗い(なべあらい)に用いたことに由来するという。

          ⇨ウィキペディア

 私が予想したままですね。
 しかもそれ以外の解説はみあたりませんから、語源的に確定しているのかもしれません。

 沖縄でも本来はナベを洗うものとして利用したいたヘチマはいつごろから食べるものになったのでしょう。
 それはおいおい調べてみることにしましょう。

 こうやって島言葉の語源を見ていくときも「大和言葉からの変化形として沖縄の島言葉をみていく」ことで解決することがたくさんあるということは、みなさんも意識していた方がよいと思います。

〈たのしく島ことば〉は相変わらず好評です。いろいろなアイディアが出ていて、次回は「朝の会・帰りの会でたのしく島言葉」のシートを作成しようという話にもなっています。おたのしみに。

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります

大林宣彦監督のことば「あの戦争の記録は戦争で変えることはできないが 、芸術と映画をもってすれば未来を変えることができる」

 大林宣彦という映画監督をご存知でしょうか、チャールズ・ブロンソンを登場させた〈マンダム〉のTVコマーシャルなどで注目され、その後、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」などたくさんの映画を世に送り出した人物です。

 1938年に生まれ、幼い頃に戦争を体験した大林監督の晩年は〈戦争と平和〉を前面に出した作品でした。

 大林宣彦監督が残した言葉に感動したことが度々あります。
 その1つがこれです。

あの戦争の記録は戦争で変えることはできないが

〈芸術と映画〉をもってすれば、未来を変えることができるかもしれない。

いや変えられるものである。

  大林監督は「教育をもってすれば未来を変えることができかもしれない」とは言ってくれませんでした。

 教育によってあのみにくい戦争が加速していった過去を知っているからでしょう。

 教育というのは「上からの意図」によってどのようにも変えられるものだからです。

 最新号のメルマガの〈たのしいSDGs〉という記事の中で「教育を含めて社会の構造全体が〈上から下へ〉でなく〈下から上へ〉という向きに変わらなくてはいけない」という話を書きました。

 たのしい教育は上から下へではなく下から上への教育改革です。

 大林監督に直接話をすることができたら、きっと賛同してくれたでしょう。もしかすると芸術と映画以外に〈教育〉にも期待をかけてくれたかもしれません。

 話を少し戻します。

 大林監督は肺がんで余命宣告された後も映画を作り続け、2020年4月に亡くなりました。
 紹介した言葉は亡くなる少し前にTV番組の中で語られたものです。

 大林監督の言葉はこう続きます。

自分がいちばんよいと信じるものをやるのが

表現者のせきむであります。

 たのしい教育研究所のメンバーは〈たのしい教育〉の表現者たちです。

 大林監督と生きる世界は違っていても「いちばんよいと信じるものをやる」という姿勢は全く同じです。

 大林監督の映画作品はスタンダードな監督たちとかなり違うところがあるので、好き嫌いがはっきり別れると思います。

 NHKのサイトに、大林監督の人生が終わろうとしている時を追いかけたテレビ番組の記録があります。その番組を見ながら私が手書きでメモしたのが、ここで紹介した大林監督の言葉です。
 興味のある方は読んでみてください。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/sci_cul/2020/05/column/20200507/

 

① たのしい教育全力疾走RIDE(たのしい教育研究所)、みなさんの応援が元気の源です。一緒にたのしく賢く明るい未来を育てましょう。このクリックで〈応援〉の一票が入ります!

② たのしい教育をより深く学び、より強く応援するための〈たのしい教育メールマガジン〉を一年間購読してみませんか。カウンセリングや講座、文章ドクター等の割引、教材購入の割引等の特典もあります