レモンの花が咲いている/楽しい面白い自由研究〈予想を立てるからたのしくなる賢くなる:予想の魅力・威力〉
サイトを毎日読んでくださっている〈野山さんぽ好き〉のAさん(living in Okinawa)から「野山にはシークワーサーの花が咲き始めています」というたよりが届きました、たのしみです。
そういえば以前「ミカンの花が咲いている」という記事を書きました。
人の記憶というのは面白いもので、その時に続けて書きたいと思っていたことを思い出しました、また奥の方に行く前に書いておきましょう。
まず質問。
予想してみてください。
レモンの花はどんな花だと思いますか?
ちなみに私もまだ見たことがありません。
レモンにも花があるのは間違いない・・・
ミカンもレモンも何となく近い感じがしないでもない、とするとミカンの花のような姿かたちなんだろうか?
みかんの花はこんな姿かたちをしています。

wikipediaに感謝して引用
予想をするとワクワクします。
ドキドキすることもあります。
心が強く動くということです。
レモンって、ミカンがタテに長くなった感じでほとんど似てますよね。
「味が違うでしょ」
という意見もあるでしょう、でも、シークワーサーもかなり酸っぱいですよ。
しかもです、シークワーサーの別名は「ヒラミレモン」です。※ま、これまでも書いてきたように、名前というのはかなりいいかげんなところもありますが
やっぱり同じような白い花なんではないだろうか?
これは私の予想です。
みなさんはどういう予想でしょうか。どうしてそう思いましたか?
それ、外れていたら面白いですよね。
何なら外れてくれた方が面白い。
外れていたらきっと周りに人に問題を出して、「実はね!」と語りたくなると思います。外れても楽しく賢くなる、それが予想の魅力・威力です。
そろしろ調べてみましょう。
⇩
⇩
⇩

wikipediaに感謝して引用
実と一緒に咲いている花も探してみましょう。

癒樹工房のサイトに感謝して引用
ミカンファミリー(科)の花の特徴をまとめてみましょう。
花びらは5枚、白色が多く、ピンク系もあります。
おしべは多数で10本から20本以上あります。おしべは束状になることが多く、基部で合着する傾向があります。
ミカンファミリー(科)の仲間にバンペイユ(晩白柚)という世界最大級の実のなる種類があります。記録的にはこれくらい大きなものもあります⇩

JA熊本に感謝して引用
では、この巨大なミカンの花も同じ姿・かたちでしょうか?
大きさはどうでしょう?
予想 姿・かたち⇨〔 〕
大きさ⇨〔 〕
⇩
⇩
⇩
同じ花の姿・かたちです。
大きさのはっきりとした数字はみつけることができず、「やや大きい」という表記がみつかるくらいでした。※A.I.に調べてもらうと〈一般のみかんファミリーの花 2.5~3.5cm/バンペイユの花3~5cm〉という結果が出ました、多少の参考になると思います
いずれにしても「とても大きな花が咲く」というわけではありません。
「予想を立てるとたのしく賢くなる」、みなさんもいろいろ予想を立てて調べてみてください。それが自由研究です。
楽しい面白い結果が見つかったら、〈たの研〉にご連絡ください。
① 一記事につき1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)
③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています
⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!
やっと長年の謎の一つが解けた@人生が自由研究/面白くてやめられない自由研究 〈アリジゴク〉はカゲロウの幼虫なの? その③
〈アリジゴク〉はカゲロウの幼虫? その③、いよいよ解決編です。とりあえずここで一区切りさせていただきます。※さっそく「国語の授業で使いたいです。文章を利用してよいですか」というメールが届いています。『たのしい教育研究所の教材である』ということ、『写真などの出展には敬意を表して、あらためて自分自身で丁寧に利用すること』を了解していただければ、大丈夫です。子どもたちの感想・評価などを送っていただけると、助かります。
※
やはりアリジゴクはカゲロウの幼虫ではありませんでした、辞書にはちゃんと書いてあるのに・・・
ところで辞書などに書いてある「アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫」という説明文の〈ウスバカゲロウ〉とはどういう生き物でしょう?
ウスバカゲロウはこういう姿かたちをしています、なんとなくトンボに似ていますね。
もちろん口があります、数時間で命を閉じる生き物だというわけでもありません。

wikipediaに感謝と敬意を込めて引用
はじめに見てもらった〈カゲロウ〉はこんな姿かたちです。

wikipediaに感謝と敬意を込めて引用
つまりウスバカゲロウは「カゲロウではない」んです。
おい!
ちなみに1回目で紹介した幼虫フタバカゲロウの〈成虫/大人〉は、こんな姿かたちです、ちゃんとカゲロウの姿かたちをしていますよね。
カゲロウとつく名前の生き物をあげると
〈キイロカワカゲロウ〉
〈モンカゲロウ〉
〈オオシロカゲロウ〉
〈サホコカゲロウ〉
〈ウスバカゲロウ〉
〈オビカゲロウ〉
ほかたくさんいる・・・
そのうちの〈ウスバカゲロウ〉はカゲロウの仲間ではない
というわけです。
あのね!
※
このことをすでに知っていて「それは常識でしょ」とか「そんなことも知らなかったの?」と考える人もいるかもしれません。
はい、知りませんでしたが、それが何か (´ー`?
おそらく第一回目で紹介した辞書の編集陣(一つの辞書をつくるためにはたくさんの編集者がかかわります)も知らなかったと思います。
※
この記事を読んで「確かに紛らわしい名前の付け方だ」と思った人もいるでしょうか。
でも〈まぎらわしい〉のではありません、「間違いを生じさせる名前の付け方」です。
こういうものは今からでも名前を変えた方がよいでしょう。
変えるまでは「ウスバカゲロウ(ただしカゲロウの仲間ではない)」とセットにして表記した方がよいでしょう。
もちろん辞書には次の改訂版から「アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫、ただしウスバカゲロウはカゲロウの仲間ではありません」というように載せなくてはいけないでしょう。
あの頃私が間違った情報を伝えた約30名の何万倍の人たちにこの情報を発信することが、この記事のきっかけです。
私とおなじように間違ってしまう人たちがでないように、読者の皆さんも、情報を伝えていただけたら嬉しいです。
子どもたちが腑に落ちる感覚を大事にしていくことが、たのしい教育の基本です。それは音にたちにとっても腑に落ちに感覚に違いありません。
今回のシリーズに「いいね」と思った方は、知りあいの方たちへ「このサイトいいよ」と共有してくれると嬉しいです。
① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)
③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています
⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!
保護者が貧困の連鎖を乗り越える時=実際に動くチャンスをつくる
昨日もある重要な場所で「どうすれば貧困世帯がその連鎖から抜けることができるか」というテーマでお話をしました。
それは〈たの研〉の地域福祉活動に大きなテーマで、私自身が教師時代からずっと取り組んできたテーマです。
学校にいて「こどもにこんなに貧しい思いをさせて、あの親は…」というような言葉を何度も耳にしてきました、その都度「そうじゃないでしょ、子どもを捨てて逃げ出す人たちもたくさんいるのに、一緒に暮らしているじゃない」と考えていました。後輩たちがそう口にした時には「別な見方をすると、こういうこともいえるんじゃないかな」と語ってきました。
どういう場合でも特別な人たちはいるとして、私がこれまで関わってきた、経済支援の必要なほとんどの家庭には、それぞれ固有の事情があって、簡単に「こうしたら貧困状態から抜け出せますよ」といえるものはなかなかみつかりません。
こう書くと「福祉がしっかりしてないからだ」という人たちもいるでしょう。
救うことができたのに福祉の壁に弾かれて命を亡くしてしまう悲しいことも起こっていますから、ここにも特殊な例はあります。あるとはいえ、私が関わってきた福祉の担当の方たちの大多数は、丁寧で誠実に仕事をすすめている方たちでした。先日、〈たの研〉を応援してくれる教師仲間の紹介でお会いした福祉担当の方も、とてもいい方でした。
「福祉システムが悪い」と感じる人たちは、ぜひ政治や法律が良い向きに変わっていくように力を注いでください。福祉の現場にいる人たちも、そういう中で素晴らしい力を発揮できるようになると思います。
※
教育の場で過ごし、私自身がテーマにしてきた『貧困を脱する』ときの契機になる大きなきっかけがあることを発見してました。
「〈子ども〉をきっかけに変わり始める」ことです、その多数の例と向き合ってきました。
子どもが自分の可能性を伸ばして輝いてくる中で、福祉の方たちとうまい具合につながっていくと、その貧困の連鎖から抜けることが多い、それは確かです。
A.子どもたちが生き生きと可能性を伸ばす
B.福祉のチャンネルと繋がる
それが両輪です。
A.子どもたちが生き生きと可能性を伸ばす:『たのしい教育』は子どもたちの可能性を生き生きと伸ばしていく最適の方法です、学校だけでなく、地域、時にはアウェイの場所でもたくさん実践してきて高い評価を得てきましたから確かです。
B.福祉のチャンネルと繋がる:これまで関わってきた福祉の中にいる人たちの多くは素晴らしい人たちでした。
〈たの研〉を創って以後、福祉の方たちとのつながりはさらに広がってきました。福祉とのリンクは、〈たの研〉の得意とすることです。
つまり〈たの研/たのしい教育研究所〉はその両輪をもっているということです。
これまでも個別でたくさんの相談(無料)を受けてきました、必要な方は気軽にご相談ください。
① 毎日1回の〈いいね〉クリックは「たの研」の大きな応援の一票になります!⬅︎応援クリック
② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊/有料〉を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)
③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています
⭐️ 「いいね」と思った方は〈SNSや口コミ〉でぜひこのサイトを広げ、応援してください!