〈生き物の寿命 長いの、短いの?〉ゲーム=昆虫の寿命

 〈たの研〉のたのしい総会は、議事事項の審議が終わってからも、合間合間にゲームをたのしみました。三次会で、塾を経営しているSさんが「子どもたちが喜びますよ」と紹介してくれたのが、生き物たちの寿命の長さを順に並べていくゲームでした。

 実におもしろかった!

 その中でセミの寿命の話になりました。

わたし「セミの寿命っていっても、幼虫の頃から考えたら2年以上とかになっちゃうけど、含めてよいの?」と質問したら、みんなが
「え~」と驚いていました。

 幼虫の頃の寿命がこんなに長いとは思ってもいなかったようで、特にM先生は「本当に~」と疑わしそうな目をしています。

 みなさんはどう思いますか?

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 たとえば西東京市のwebサイトにこういう記事があります。

長い?短い?昆虫の寿命

きている時間じかんがセミは1週間しゅうかん、カゲロウはたった1にちしかなくてはかないのち、などとわれることがありますが、実際じっさいはどうでしょう?

アブラゼミはたまごからまれてつちなかごす幼虫ようちゅう期間きかんが2~5ねん地上ちじょう羽化うかして成虫せいちゅう姿すがたになってからが2~3週間しゅうかんかんがえられています。

https://www.city.nishitokyo.lg.jp/enjoy/rokutosciencecolumn/rokutosaiensukoramu/koram_91.html

web検索に直接「セミの寿命」と打つと、トップにこう表示されました。

みなさんも生き物たちの寿命についていろいろ調べてみませんか。

 こういう絵本もあります、図書館に入っている可能性がありますから、探してみるとよいですよ。

クリック⇨ https://amzn.to/3TTrdWc

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会議も楽しく=楽しい話し合い入門/話し合いの始まりはゲームがおすすめ

〈たの研/たのしい教育研究所〉の総会が実施されました。ちなみに〈たの研〉の総会は巷にある、あらゆる総会の中でトップクラスになるほど、たのしい総会だと思います。
 今回もとてもたのしい総会でした。
 まずゲームから始まりました。

 これはさくら先生が中央でリードしてゲームを進行しているところです。

 忙しい中、駆けつけてくれたメンバーたちも、会場に入るまでの流れがスッキリ切れて頭もクリアーになっていきます。

〈大切な話し合いの前にはゲームを〉というのは、たくさんの人たちにおすすめできるアイディアの一つです。

 クラスで話し合い活動をする前に言語型のゲームをすると意見を出しやすくなるでしょう。また、前の時間の流れや休み時間の流れをスパンと切って、これから新しいテーマで頭を働かせる準備が整うでしょう。

 学級でのおすすめは、誰か一人が正解を言うと終わるタイプではなく、いろいろなこどもたちが答えるタイプです。
 たとえばこういうゲームはどうでしょうか

⭕️グループでお話づくり
 先生が「あるところに声が出せる犬がいました」という始まりをなげかけて、グループで、順番に話をつなげていく。もちろんパスあり!(これは大事)

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楽しい環境教育「Hさんから教えらもらった肥料の話」@楽しい自由研究

〈たの研/たのしい教育研究所〉を食べ物面で応援してくれるHさんが、取れたての新鮮野菜をたくさん持って来てくれました。無農薬有機肥料で丁寧に育ててくれたもので、前日の雷雨の中、収穫して準備をしてくれたことにとても感動しました。

 さっそく、〈たの研〉のメンバーやご近所さんにお裾分けして、喜んでもらっています。

 Hさんは、楽しい環境教育の知恵袋で、〈たの研〉はいろいろな刺激をうけています。

1/3(2024)の記事でも触れたのですけど、植物たちにとって肥料は必須なのか?

植物には「窒素・リン酸・カリウム」が重要だと言われているのだけど、それは〈必須〉なのか〈あった方がよいもの〉なのか?
 そういった栄養がゼロの土の中では枯れてしまうのか、肥料というのは人間の食事に加えるサプリメントのようなもので、たくさん与えることで植物を強く大きくしていくような補助的な働きなのか、という問題です。

 それはみなさんでゆっくり予想して調べてていただくこととして、今回はHさんから教えてもらった肥料の話。

 〈たの研〉で生ゴミ堆肥肥料は、いつから使えるようになるのか実験中なのですけど、使えるまで2ヶ月程度と書いてあるサイトがあります。
 生ゴミ肥料、腐葉土などはよく発酵させる必要があるからです。

 どうして発酵させる必要があるか、というテーマは〈たの研〉版の授業書でしっかりまとめようと思っています、おたのしみに。

 さて2ヶ月程度発酵させる必要があると言われている生ゴミ堆肥なのですけど、Hさんによると、2週間くらいしたら畑の土の中に埋めておくと、そのまま発酵がすすんでいくので、おだやかに肥料の働きをしてくれるとのこと。

 地中なら、匂いの問題や虫たちが発生する問題などは気にしなくてよくなります。
 興味のあるみなさんは、実験してみませんか。

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来月店を閉じる本屋さんに行く@本当にお世話になりました

〈たの研〉の活動で使う本を買う時によく利用していた本屋さんが来月店を閉めると聞いて、行ってみることにしました。※最新メルマガの〈たの研の日々〉を加筆・編集しておとどけします

 私は今でも活字中毒のままなのだけど、〈たの研〉の目標がおおかた達成されてヒマができた時まで、本を読む時間は減らそうと考えていて、新本で購入するのは欲しい本20~30冊の中で一冊くらいです。

 去年のことを考えても本屋さんで買ったのは30冊くらいだと思います。電子本やオーディブル(朗読)もあるので、書籍(紙の本)を買う機会はますます減っています。
 一般の方たちも、紙の本を買うのはとても減ってきているといいます、本屋さんが採算をとるのはかなり難しくなってきているでしょう。

 けれどやっぱり紙の本はいい。
 実体があるだけに、デジタル情報よりずっと心に染み入ります。
 この『スピノザの診療室』も『星を編む』もとてもおもしろそう。

 電子書籍と紙の本と、そんなに違うのかと不思議に感じる人がいるかもしれません。
 でもパソコン画面でブラッド・ピッドを見るのと、喫茶店の向かいにブラッド・ピットが座っていて眺めるのとではぜんぜん違いますよね。
 喫茶店の場合は、話しかけたら返事してくれるくらい身近です。
 デジタルデータと紙の本とでは、それくらい違う感じがします。
 ま、活字中毒者ゆえのバイアスもかかっているのでしょうけど・・・

 店内を歩いていると「この棚では黒澤明の本を買ったなぁ、ここでは合格SVのあの本とあの本、子どもたちのコーナーではヨシタケさんのあの本とこの本を・・・」と、本の表紙まで想い起こされます。

☆⭐︎⭐︎☆⭐︎⭐︎☆⭐︎⭐︎☆

 前回買おうと思って控えていた本を手にレジに立っていると、元気な店員さんが親子のお客とたのしそうに会話しています。
 私の番が来て清算し、記念にと本を包んでもらうことにしました。
 ラッピングが終わって受け取る時
「お店を閉じると聞いたのですけど…」と話しかけると
「はい、来月いっぱいで店じまいです!」
と元気な声が返ってきました、すでにたくさんの人たちと交わした言葉で、気持ちの整理もついているのでしょう。
 いろいろな想いを込めて
「長い間、本当にありがとうございました」と伝えると、店員さんの動きのリズムが一瞬崩れ、その後、声は聞くことはできませんでした。

 本を差し出してくれた店員さんに、お辞儀をして、まるで卒業証書のようだと感じながら両手で受け取りました。

 入るときには大雨だったのに、外に出る時は雨が上がり春風が吹いていました。

 季節の変わり目と社会の変わり目を同時に感じる日になりました。

 また行こうと思います。

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