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ここまで。

講座『背を向けた あの子が ふり向いてくれる時』カウンセリング的手法&たのしい教育アプローチ:受講者募集

 たのしい教育研究所の講座が開催されます。要望が多く寄せられていた〈学校で起こるいろいろな事例〉をもとにした内容です。このサイトで一足先にご紹介します。
 久々に〈たの研〉代表のいっきゅう先生がフルで担当する講座です、ご期待ください。ご希望の方は早めにお申込みください。

 授業中歩きまわる、反抗・反発、家庭の困窮などで学校から遠ざかるetc. 教師にとって難しい状況はたくさんあります。教師を数年経験するだけで、これらの問題と直面することは避けられないでしょう。 実際それに直面している先生は全力でその解決に取組んでいるでしょう、もしかすると《うつ手》が途絶えてしまっているかもしれません。なかなか良い方向に進まないという時は予想を組替えて別な方法をとることが大切です。 講座は『カウンセリング的なアプローチ』と『たのしい教育プログラム』の両面を組み込んですすめます。いずれも明日からすぐ学校で実施できるもので、子ども等が喜んでくれるたのしい教材を持ち帰って授業することができます。 今回はいっきゅう先生がフルに担当する久々の講座です、いっきゅう先生はアドラーカウンセリングの達人 野田俊作先生が力を認め沖縄で初めてカウンセラー免状を授与した人物で、これまでたくさんの教師、管理職にカウンセリング・スーパーバイズしてきました。またマスコミ等にも数多く取上げられてきた『たのしい教育』の第一人者です。 たのしい教育研究所の講座は堅苦しさとは無縁で、初めての方でも気軽に参加できます。事例のある方は申込み時にメールで送り、その内容に触れてもらうこともできます (※全体件数が多い場合には触れられないこともあります)

日時 2023年6月10日(土)
   09時45分受付 10:00~12:30

会場 うるみん 2F 第二交流室

対象:教育関係者、たのしい教育に興味関心のある方

参加費 ※昨今の価格高騰に対抗し、当面、講座参加費を下げて実施します 
 一般1500円・RIDE会員1300円
 ★早割り:5/31(水)17:00まで 一般 1300円・RIDE会員 1000円

持ち物:筆記用具、飲み物

服装: 動きやすい服

※検温、体調確認、殺菌消毒に加え、大型ファン複数台での換気他、感染症対策をして実施します

★ お問合せ  office@tanoken.com
★ 申し込み★★ 下QRコードから
※メールからも可能 ⇨ office@tanoken.com
 まず件名に「たのしい教師入門講座申し込み」と書き

①名前 ②所属(会社・団体・学校学年など)③ 電話番号(緊急連絡に利用)、RIDE会員の方は「RIDE会員」と明記して申し込みください(週1回のメルマガが届いている方は会員です)
※受講の可否メールが研究所から3日以内に届きます、届かない場合はお電話ください

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〈子ども達の笑顔と元気、賢さと優しさを育てること〉 それが最も大切だといってよいのか?

 3週間前の〈たの研の総会〉で「そろそろ、これこれの活動をしてはどうだろう」という話が出ました、※〈たの研〉の活動は密度が濃いので、総会が三週間前だったと書いて、私自身がビックリしています、もっとずっと前だと思った
 その〈芽出し〉の可能性を探りたくてTさんに連絡をとりました。
 具体的な動きのイメージが不足している時、私がとてもたよりにしている方です。連絡してみると「県内にいますよ、直近だと◯日の午後、時間がつくれます」というので、さっそくお話をしてきました。

 Tさんと話をしていくうちに、頭のギア・歯車がカチリと進むのがわかりました。その時の話の中身というよりサイドストーリー的に語ったことを一つ書かせてください。

 社会の元気は、第一線で活躍する大人たちが支えている様に思えます。
経済などは分かりやすいですね、科学も芸術もスポーツもまさにそうです。

 けれど大人たちは確実に一線から遠ざかっていきます。

 人間の細胞の様に次々新しい循環があり、新しい細胞が生まれていくことで元気が維持されるのが社会です。

 とすると〈社会の元気〉というのは、実は子ども達が支えているといってもよいのではないでしょうか。

 私が幼なかった頃は、たいていみんな貧しかった、映画でいうと『オールウェイズ 三丁目の夕陽』の少し後の頃です。

 総じて貧しかったとはいえ、子どもたちは元気で、叱られても笑顔もいっぱいでした。

 そうやって数十年、今の日本は、あの頃より平均してずっと豊かになりました。

 その豊かになっていく過程で、私たちは、子どもたちの夢や元気、賢さや優しさを大切に育ててあげられていたでしょうか。

 今は経済的に元気がありません。

 手詰まり感のある問題や課題がいくつもあります。

 それはもしかすると、勢いが出てきた頃の日本が、子どもたちに力を注ぎ、その元気と力と夢を育ててあげられていなかったからだとはいえないでしょうか。

 今たとえば経済が勢いがあったとする、それでも続く世代で次第に経済的に行き詰まっていくとしたら悲しいことです、実は「今が、行き詰まっているその状態だ」といえるかもしれません。

 経済が豊かでないとしたら、次の世代が元気にしてくれるか、それともますます低下していくのかが重大時です。

 だとしたら

「子ども達の笑顔や元気、夢や賢さ優しさを育てていくことが最も大切なことだ」

といってよいのではないでしょうか、私はそう思っています。

 こう書くと、たとえば環境保護の方が最も大事だという方もいるでしょう。けれどその環境保護は誰のためか、自分だけのためか、自分たちの後に長く続く世代のためではないか・・・

 たのしい教育研究所はたのしい教育を広げる組織です、その中心には子どもたちがいます。こどもたちの笑顔と元気、夢と賢さ、優しさを育てることに全力を注いでいこうと思います。

 かつて教師仲間で大成功させた『沖縄から宇宙飛行士を プロジエクと』があります。まだ沖縄出身の宇宙飛行士は生まれていないのですけど、NASAに就職した人、JAXAで働いている人、宇宙工学を学んでいる人ほか、沖縄からも宇宙のステージでがんばっている人たちが何人も出てきました。実際に参加した子どもたちが感化されただけでなく、その活動に感化された先生たち保護者の方たちが、子どもたちに宇宙への夢をたくさん伝えてくれました。

 それをステップに、子どもたちの元気・笑顔・賢さ・優しさを育てる直接的な活動ができないか、本気で考えています。

 まだ具体的な内容を紹介できる段階ではありません、とはいえ、みなさんの応援が元気のもとです、想いに賛同してくれる人が増えていくことを期待しています。

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ブラックホールとかダークマターといった紛らわしいネーミング:本質のことを知ろうとするスタイルは騙されない人になる一歩でもある(特殊詐欺)

 科学上の概念、名前には直感的なイメージからかけ離れたものがいくつもあります。

 以前「〈ブラックホール〉は穴ではない」という話を書いて、いろいろな方たちからお便りをいただきました。

たのしい宇宙科学〈ブラック(黒い)ホール(穴)〉は穴ではないという話

 ブラックホールは「穴」ではなく『重力が極めて強い天体』であるということが正確な表現です。

 私は子どもたちに《超高密度天体》と説明しています、地球くらいの天体が2cmくらいのビー玉くらいに押し縮めたくらいの密度です。
 その強烈な重力によって、周囲の物質や〈光さえも〉逃れることができない天体です。
 つまり星の一つ、特殊な星なのです。

 宇宙系には「ダークマター」とか「ダークエネルギー」という様にまだ解明されていない上に〈ダーク:闇⇨邪悪な〉というイメージがのっているネーミングもあります。爆発が起こったわけでもないのに「ビッグバン」と名付けられている現象もあります。

 やはり名前は、人間の思考イメージを形作るものとしてとても重要です。

 先日、知人と語らっている時、何のきっかけだったかブラックホールの話になりました。
 知人も「光さえ呑み込んでしまう〈穴〉」だと思っている一人でした。

 一度広まった名前を変えることは大変でも、これから100年200年と続く世の中で、どんどん誤解をうみ続ける名前を続けるのはおかしい、最近紹介した様に、遺伝学上のとても有名なネーミング「優性形質・劣性形質」が教科書で「顕生形質・潜性形質」に変わったわけですから。

 そこで当面「ブラックホール(超高密度天体)」と並記することを提唱します、これは私たち個人でできることです。

 そのうち◯十年くらいして、その表記が普通になっていったら「超高密度天体」のみにする。

〈ダークマター〉はまだその存在が証明されたわけではなく、間接的にその存在が推測されている物質です。

 これは「ダークマター(不可視物質)」と並記する。

 賛同する方は一緒にやりましょう。

 以前も書いたのですけど、そういった本質を知ろうとするスタイルは、騙されない人間になっていくスタイルでもあります。

 私は文章を書く人間ですから、騙さない様に、誤解を生まない様に努力する。その一つがブラックホールやダークマターの話でもあります。

 地道なことですけど、効果があがるのはこういう地味なことの積み重ねでもあると思います。

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板倉聖宣『道徳教育を語る』-たのしい教育メールマガジンから

 読者の方からの要望に応えて久しぶりに板倉聖宣の発想法を紹介させていただきます。初期の頃の「たのしい教育メールマガジン」から切り取ってみましょう。

板倉聖宣 沖縄にて きゆな写

生きる知恵としての道徳

板倉聖宣

 道徳教育については問題整理が必要になります。
〈道徳〉というのは生きる上で一番役立つものなのです。
あいまいなイメージのまま議論をしていると問題がどんどんややこしくなる。
 古いタイプの人たちには〈道徳〉の中に 〈徳目〉を習慣化しよう、という考えがある。
自分で考えて正しいと思って行動する人間を育てるのでなく、それをするのが当たり前であるようにしたいのでしょう。
だから〈道徳〉という言葉のイメージは〈修身〉とおなじでおしつけ的な感じがある。

その点からみると〈道徳〉という言葉が適切なのかどうかわからないし、もっと他にふさわしい言い方があるのかもしれない。
要するにボクは〈生きる知恵〉を子ども達にプレゼントしたい。
〈みんなと共に生きる知者〉ととらえ直して
〈他人と一緒に生きる知恵〉を学ぶようにしたいのです。

〈生きる知恵〉ならば、長生きをしている人に知恵があるのは確かだろうし、そういう知恵が正しいのかどうかを若い人だって議論できる。
 つまり〈知恵〉という言葉からは
〈過度の摩擦を起こさずに皆が生きていける方法〉
しかも
〈社会の発展が保証できる〉というカンジがつかめるのです。
 そういう教育を行なう時、
〈集団をあまり重要視しないこと〉と
〈個人を極端に重要視しないこと〉とのバランスを取るのがすごく難しい。
相互に干渉をしないように、どこらへんで切るかを探るには〈仮説・実験〉で限界を探っていくしかないね。

 道徳というのは生きる知恵である、と考えていくと、道徳は押し付けではなく、いろいろなアイディア、見方・考え方が出てくると思います。

 その意味でモラルジレンマ 方式もとても有効なものとなるでしょう、いろいろな見方・考え方があるということを知ることができて、多様な立場の人たちの間で摩擦をなるべく減らすようにしたいという考えも出てくるでしょう。

 おつけにならない道徳、家庭でも学校でも考えてみませんか。

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