ある小学校の授業で-たのしさこそが学力・賢さを高める

 先日、A小学校の子どもと先生、保護者の皆さんへ《たのしい教育プログラム》を実施してきました、2時間ノンストップ、汗をたっぷりかきながらの授業でした。

 これは導入部の後半のある実験に会場がどよめいている様子です、このあと大きな拍手が自然に起こりました。

 〈たの研〉のブログラムはテレビなどでよくとりあげられる〈見栄え優先の授業〉ではありません、一つのストーリーに基づいて予想を立てながらすすんでいくなかで「なるほど」と腑に落ちるような授業です。

 子どもたちも大人もどんどん予想を立てて考えを出してくれました。〈たの研〉の国や県との個人情報保護規定で、子どもたちの表情をみせてあげることができないのですけど、笑いあり驚きあり、感動ありの時間になりました。

 それは一方的な見方ではありません、〈たの研〉の授業では受けた方たち全員が楽しさ度と理解度を《5段階評価》して、どうしてそう評価したかを書いてくれます、つまり毎回〈通知表〉をもらうのです。

 子どもたちの様子を思い出しながら丁寧に読むのですけど、心動かされる言葉がたくさん綴られ、読みすすめるほどに涙がほほをつたわってきます。

 今回は、あまりにも〆切ものが多くて、まだ半分くらいしか読めていないのですけど、満足度100%です。

 この子たちが元気にたのしく人生を切り開いていくことをたのしみに、これからも元気に活動をすすめていこうと思います。

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楽しい国語ゲーム〈いろはパズル〉でもりあがる⇨楽しい学力向上

 〈たの研〉で開発した「いろはパズル」があります、「いろはにほへと・・・」の全てのひらがなを使って単語を広げていって全てのカードを使い切る教材です。

 先週の夏のアウトドア講座で、さくら先生が「今度は〈食べ物〉限定でやってみましょう」と提案し、みんなでやってみたら何とびっくり3文字残ってしまいました、30分くらいやったかな。

 その後いろいろなプログラムで盛り上がったので、続けることができなかったので、今日、夕方マクドナルドに集まって、その続きに挑戦しました。

 テラ先生も加わって、新しい気持ちでトライすると、二つがピタリとはまりました。

 最後の〈よ〉が収まらず、けっきょく全部のカードを使い切ることはできませんでした。

 大人5人が、ああでもないこうでもないと知恵を寄せ合っている姿を、そばを通る人たちが興味深げにみていました、子どもたちは立ち止まって見ていました。

 子ども向けのシンプルなルールから、教師5人を唸らせるルールまで、インドアでもアウトドアでもたのしめる、かなり深いゲームだなと、開発した面々で感動しています。

 興味のある方はお問い合わせください。

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植物写真と植物線画とはどちらがリアル(現実的)か? 伊波善勇(いは ぜんゆう)先生の植物画・技法-楽しい理科・楽しい植物学

 前回の〈沖縄のカエデ〉の記事の中の『クスノハカエデ』のスピンアウトして別記事として書きたいテーマがあります、写真と絵はどちらがリアルかという話です。もちろん〈抽象画〉や〈抽象写真〉ではなく、写実的なものをめざして表現したものについてです。

 沖縄にもカエデがあって、それをクスノハカエデという話を書いたのですけど、それはこういう植物です、〈カエルの手〉の形の様な切れ込みはありません。ちなみに〈カエデ〉は《カエルの手》を略して名付けられました。私が大好きな「新明解語源辞典」から紹介しましょう、この辞書はおすすめですよ、暇な時はパラパラめくっているだけでいろいろな発見があります。

 これがクスノハカエデです、沖縄県の公式サイトに載っている写真です(https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/shinrinken/kikaku/yuyou-detail/kusunohakaede.html) 山に入ってこの写真をたよりにクスノハカエデを同定することができるでしょうか。つまり「これかもしれない」と思った〈木〉と〈この写真〉を比べて「これに違いない」と識別できるでしょうか?

 時間はかかるかかるでしょう、その後「これは違うな」とか「ほぼこれだと言って間違いないだろう」と判断するのは難しくはないと思います。

 では伊波善勇先生が描いたクスノハカエデの線画を見てください。山に入ってこの絵をたよりにクスノハカエデを見つけることができるでしょうか。

 これは厳しいと思うのですけど、どうでしょうか。リアルな色彩感や質感は写真に敵いません。
 けれど「これかもしれない」と手にした後は
「あ、この葉先の様子が似ているな、違うな」
「葉脈の間隔、様子が似ている、違う」
「花の形が似ている、違う」
といった識別は、遥かに写真より上だと思います。

 以前も書いた記憶があるのですけど、この植物線画には伊波善勇先生の「この葉先はこうなっているんだよ」「葉と茎の間隔はこれくらい離れているんだよ」という様な語りがそのまま描かれているわけです。

 写真と写実画はどちらがリアルか?

 私はどちらもリアルで重要だと思います。

 植物が好きな人は本屋さんで普通に売られている写真図鑑だけでなく植物画の図鑑を携えていると、より楽しめると思います。
 伊波善勇先生の植物図鑑は教育委員会の依頼で作成されたものなので販売されていません(たのしい教育研究所で閲覧できます)、伊波先生がモデルにした牧野富太郎の植物図鑑は販売されています。

 牧野富太郎の植物線画はKindle(キンドル/電子書籍)や青空文庫で無料で読むことができます。※Kindleの作品は一定期間後〈有料〉になる可能性もあります、無料のうちにダウンロードしておければいつでも読むことができます

 みなさんも植物画の魅力を味わってみませんか。こういうところから本物の学力、確かな賢さが広がっていくと思います。

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いろはパズル-インドアでもアウトドアでも楽しめる教材に〈たの研〉メンバーも熱中

 〈たの研〉で開発したたのしい国語教材〈いろはパズル〉をアウトドアでやってみました、かなり盛り上がったので紹介しましょう。
 〈たの研〉の夏の後半は毎年〈アウトドア講座〉で盛り上がっています、今回はコロナもあけたので〈宿泊〉での開催となりました。
 準備メンバーはかなり早い時間に集合して、設置も終わったので、ゲームの賞品として並んでいた〈いろはパズル〉をたのしもうということになりました。

〈いろはパズル〉は去年開発したプログラムです、一つの単語からどんどん言葉を広げていって自分のカードを使い切る遊びです。先に終わったら他の人のカードをもらって手伝います、つまり勝ち負けではなくチームで課題をクリアーしていくタイプです。
 下の写真で説明しましょう、〈へや〉⇨〈なやみ〉⇨〈なは〉⇨〈てはい〉というようにどんどん言葉を連ねていきます、どの単語のどの位置の言葉につなげてもOKです。

 いろいろな先生たちが国語の時間や生活科、特別支援のクラスなどで使ってたのしんでくれています、これがアウトドアでもとてもたのしいゲームになりました。
〈たの研〉のメンバーは開発当時からたのしんでいるのでスピーディーに全部のカードが並んでいきます、はい完成!

 その後、さくら先生のアイディアで
⭕️〈3文字〉以上でいろはパズル

⭕️〈たべもの〉限定いろはパズル
というルールで挑戦することになりました、すると慣れた集団もかなり頭を使いのめり込んでいきました。
 キャンプ場でうつむいている人たちはなかなかいないだろうと笑いつつ、これだけ盛り上がっているとは誰も知らないことでしょう。

 これは「《食べ物限定》いろはパズル」です。
〈こめ〉⇨〈にまめ〉⇨〈うに〉⇨〈にら〉⇨〈ぬてら〉とすすんでいきました。

 後半はかなり難しくなり皆で全部のカードを見ながら知恵を出しました。
 タープテントの下でたのしんでいたのですけど、二つの台風の影響で強い雨が降り出し、背中は濡れて椅子にも雨が降りてズボンも濡れてきたのに誰も「やめよう」と言いだす人はいません。

 雨もあがって、いよいよ残りカードはあと3枚となりました。

 そうこうしているうちに、みんなが来る時間が迫り、食事の準備などをはじめなくてはいけません。
「きっと全部埋まるのに」とさくら先生が言い、そのままの状態でシートにカードを移動して後でやることになりました、それほどまでにたのしい。


 けれど結局、その後のゲームで大いに盛り上がり、酔いも進んでキャンプ場で再チャレンジすることはできなかったので、後日みんなで集まって、この並びからスタートすることになりました。それほどまでにたのしい(繰り返し)。

 子どもたちとの勉強で使うだけでなく、高齢の方たちと「じゃ、次はおじいちゃんの番ね」という様にたのしむことで、認知症の予防にも使えると思います。
 欲しい方はラミネート加工版1セット送料込800円、2セット1400円、4セット2000円ででお届けします、気軽にお問合せください

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