〈楽しく島言葉〉で広がる世界@先生たちの勉強会

 六月も先生たちへ〈島言葉を通して広がるたのしい実践〉を紹介しています。

これは「たべものづくり島言葉」。

 他にも島言葉のたのしみ方はいろいろあって、相手とのコミュニケーションが深まる島言葉もあります。

〈たの研/たのしい教育研究所〉のプログラムを体験した子どもたちが、チャレンジする動画コンテストも準備しています。


 島言葉のプログラムはシンプルで、誰でもたのしめます。

 興味のある方はお問合せください!

 ちなみに、最近UPした《ガッテンで島言葉カード》のプログラム化はどんどんすすんでいて、学校の先生たちに集まってもらって検討会を開催したところ、全員から「これはいい!」という評価をもらいました。近々〈たのしく島言葉〉のプログラムとして公開できると思います ⇨ https://tanokyo.com/archives/161557

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楽しく島言葉〈ガッテン=合10〉カード

〈たの研〉の人気プログラム「ガッテン(合10)」を利用している方むけに、「島言葉/琉球方言」をたのしむカードとして作成しました。「ガッテン(合10)」を知らない方も、1~5までの島言葉を勉強するカードとしても利用できます。
 厚めの紙(画用紙など)B4以上に印刷してください。1シートで4人分です。

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たのしい授業@夏至の日の昼夜の長さは地域が違ってもほぼ同じ?(3)

 夏至の日の話、3回目です、未読の方は二つ前に戻ってお読みください。一緒に予想を立てながらたのしく学びましょう。夏至の日の日照時間の差は、国内どこでもほぼ同じなのか、という問題です。

 今回は時間の引き算が出てくるので、難しい感じがする人もいると思います。計算自体は気にせず、その結果をみておくだけで、内容が理解できるように書きますから、ご心配なく。計算はA.I.にやってもらったので、完璧ではありません、気になるところがあったらお知らせください

 2023年の日の出、日の入りのデータがありますから、これを元に計算してみましょう⇨ https://yomuno.jp/posts/71527   注)前回のデータは2024の沖縄の夏至の日のデータです、少し数値の差がでているのはそのせいです

地域

日の出時間

日の入時間

札幌

03:54:13

19:18:31

青森

04:04:55

19:12:18

東京

04:24:43

19:00:33

福岡

05:08:14

19:32:07

那覇

05:36:31

19:25:30

A.I.に一覧表を提示して計算してもらいましょう、私はChatGPTの無料版を利用しています。※有料版はなぜか反応が遅すぎて解約しました。改善されたらまた加入しようと思っているのですけど、無料版でも今のところ困りません。逆にスピードが早くなった感じがしています、気のせいかな

わたし
次のデータから、昼と夜の時間の長さの差を計算してください。

地域 日の出時間  日の入時間
札幌 03:54:13  19:18:31
青森 04:04:55  19:12:18
東京 04:24:43  19:00:33
福岡 05:08:14  19:32:07
那覇 05:36:31  19:25:30

 

ChatGPT
データから、昼と夜の時間の長さの差を計算します:

  1. 日の出と日の入りの時間から昼の時間を計算します。
  2. 夜の時間は24時間から昼の時間を引きます。
  3. 昼の時間と夜の時間の差を計算します。

昼の時間の計算方法

昼の時間 = 日の入りの時間 – 日の出の時間

夜の時間 = 24時間 – 昼の時間

昼と夜の時間の長さの差 = 昼の時間 – 夜の時間

札幌

  • 日の出:03:54:13

  • 日の入り:19:18:31

  • 昼の時間:19:18:31 – 03:54:13 = 15時間24分18秒

  • 夜の時間:24時間 – 15時間24分18秒 = 8時間35分42秒

  • 昼と夜の長さの違い:15時間24分18秒 – 8時間35分42秒 = 6時間48分36秒

青森

  • 日の出:04:04:55

  • 日の入り:19:12:18

  • 昼の時間:19:12:18 – 04:04:55 = 15時間7分23秒

  • 夜の時間:24時間 – 15時間7分23秒 = 8時間52分37秒

  • 昼と夜の長さの違い:15時間7分23秒 – 8時間52分37秒 = 6時間14分46秒

東京

  • 日の出:04:24:43

  • 日の入り:19:00:33

  • 昼の時間:19:00:33 – 04:24:43 = 14時間35分50秒

  • 夜の時間:24時間 – 14時間35分50秒 = 9時間24分10秒

  • 昼と夜の長さの違い:14時間35分50秒 – 9時間24分10秒 = 5時間11分40秒

福岡

  • 日の出:05:08:14

  • 日の入り:19:32:07

  • 昼の時間:19:32:07 – 05:08:14 = 14時間23分53秒

  • 夜の時間:24時間 – 14時間23分53秒 = 9時間36分7秒

  • 昼と夜の長さの違い:14時間23分53秒 – 9時間36分7秒 = 4時間47分46秒

那覇

  • 日の出:05:36:31

  • 日の入り:19:25:30

  • 昼の時間:19:25:30 – 05:36:31 = 13時間48分59秒

  • 夜の時間:24時間 – 13時間48分59秒 = 10時間11分1秒

  • 昼と夜の長さの違い:13時間48分59秒 – 10時間11分1秒 = 3時間37分58秒

 

以上の計算結果をまとめると以下の通りです:

 

地域 昼の時間 夜の時間 昼と夜の長さの違い
札幌 15時間24分18秒 8時間35分42秒 6時間48分36秒
青森 15時間7分23秒 8時間52分37秒 6時間14分46秒
東京 14時間35分50秒 9時間24分10秒 5時間11分40秒
福岡 14時間23分53秒 9時間36分7秒 4時間47分46秒
那覇 13時間48分59秒 10時間11分1秒 3時間37分58秒

これにより、各地域の昼と夜の長さの違いが計算されました

 どうでしょう。

 沖縄で3時間半くらい、北海道札幌で、6時間50分くらい。

 二倍近くの差があることがわかります。

 北海道は昼が短く夜が長いというイメージがあります。

 でも夏至の日は昼が沖縄より二時間弱、長くなっています。

 そうなのか~、そうだったのか~。

 何年経っても何十年経っても、真理に行き着くことはたのしくてなりません。

 あの頃の子どもたちに集まってもらって、また授業したいなぁ。

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③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

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楽しい教育の発想法@板倉聖宣「この教育の曲がり角は、いつからの曲がり角なのか?」月刊『たのしい授業』②

 前回からの続き

はじめての大きな曲がり角
この問題を解くカギは、曲がり角といわれるものが「いつからの〈曲がり角〉なのか」というところにあるように思います。

の後の話です。

 今から40年くらい前、「月刊たのしい授業」が創刊された当時の内容からです。

 今も発行されています、興味のある方は手にしてみませんか⇨ https://amzn.to/4cmHpH0https://amzn.to/4epAXkm

はじめての大きな曲がり角
 この問題を解くカギは、曲がり角といわれるものが「いつからの〈曲がり角〉なのか」というところにあるように思います。

 組合の集会などでは「敗戦後最初の大きな曲がり角である」というようなことがよくいわれるようですが、私の意見は違います。
 私も「曲がり角」であることは認めますが、それは「明治以来、日本で近代的な学校教育が始まって以来の最初の大きな曲がり角だ」と考えているのです。
 敗戦のとき〈天皇制教育がなくなった〉とか〈民主教育が始まった〉とかして、かなり曲がったともいえますが、私は「大きく曲がろうとしたが、結局曲がらなかった」と思うのです。
 明治末から大正期にだって〈自由教育〉というのが起こって変わったといえば変わったのですが、これも敗戦後の曲がり方と同じような意味で、変わり方が小さいのです。現在の曲がり角は、明治初期の大転換に匹敵するものだと思うのです。
 明治の初めには「欧米の先進文化を全面的に学びとる」という方針で、大転換が行なわれました。民主主義も学んだし、専制主義も学んだんです。これは外国にも例を見ないほど徹底したもので、そのパターンは以後ずっと続いてきました。
 そのための弊害も生じましたが「知識が大衆のものになった」ということはハッキリしています。
 知識人だけが学ぶならドイツ語でもフランス語でも英語でも学べるんですが、「全面的に学ぶ」というときには大衆が学べるようにしなければならないし、そうしてきたわけです。
 たとえば東南アジアの人が日本に留学して日本の大学の研究室にならんでいる本を見てまず驚くのは「これ、みんな日本語の本ですか」ということです。
 東南アジアの国々で少し専門的な勉強をしようと思ったら、みんな英語かなんかの本を読まなければならない。知識人と大衆が分離しているのです。
 日本の知識人というのは外国の本も読むでしょうが、たいてい翻訳されてますから日本語で読めるんです。
 今翻訳されていなくても、いい本なら、ちょっと待ってれば日本語に訳されて出ます。
 それは大衆も読もうと思えば読めるのですから、大衆と知識人といっても連続的です。
 これは明治の、一種の理想主義の成果だと思います。
 ただ、これほど急速にその成果をあげられたのは「いいものは外国にある」「外国のいいものを学べば「いいのだ」という徹底した考え方があったからでです。
 それは大正期の自由教育の時代にも変わらなかったし、敗戦後の教育改革でも変わりませんでした。

 ところがしばらく前から、とうとう日本が外国に追いついてきちゃって、どこを見まわしても「全面的に学べばよい」というような対象がなくななってきました。
 昔は、人によって理想の国がちがってましたから、イギリスなりフランス、アメリカ、ソ連、スイス、スウェーデン、西独、中国、など、いろいろな「理想の国」がありました。ところがいまはどこを見ても、部分的にはともかく、「全面的に学ばなければならない」というものがなくなってきているでしょう。
「あっちの方がいいに決まってる」ということがなくなったのです。
 これまでは、その時代の若い人たちはいつも「すでにある社会、文化、生産というものを超えたもの」を、単なる夢ではなく、どこかの国で実現されているものを日本に移し植えようとしてがんばってきたんです。
「それを学びとれば、必ず日本の社会がよくなる」という明るい展望がもてました。
 そうすることで確実に「自分のやっていることが日本のみんなの役に立つ」と考えることができたんです。

 日本が外国に追いついて、それができなくなったらどうなるか?
 年輩の人たちは「過去いつでもどこかに目標とするものがあったのだから、今でもどこか外にあるのじゃないか」という気でいますが、若い人たちはむしろ敏感に情況を感じとっているのではないかと思います。
 小学生はともかく、中学、高校生になれば、なんとなく「自分は将来どういうことをするのだ」ということを考えるでしょう、そういうことを考えはじめる時期ですね。
 ところが、かつてのおとなたちのような模範がない、ということに気づくわけです。
 それにもかかわらず、おとなたちは相変わらずの価値観を押しつけようとしたり守ろうとしている。
 「子どもの反乱」といわれるものの背景には、こういう情況があるのだと思います。

 

手さぐりで切り拓く時代
 子どもたちが学ぶことを拒否するようなことは、これまでの価値観からすれば悲しむべきことのようでもありますが、しかし日本人が「これまではなぜ学んできたのか」というと「外国に追いつこう」として学んできたのです。
 だから、これまでのような学び方では、これからはダメなんです、学ぶべきお手本がないのですから。
 では、どうしたらいいか?

 ここまでにしておきましょう。

 みなさんなら「これまでのような学び方では、これからはダメなんです、学ぶべきお手本がないのですから・・・」の後になんと続けるでしょう、考えてみませんか?

 その答えは、このサイトにたくさんちらばめられています。

 興味のある方は、さかのぼって読んでみてください。

 

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