たのしい島言葉の教材プログラム〈食事・給食編〉〈あいさつ・朝の会編〉大好評

 たの研に学びに来てくれている方たちにはその時のプログラムに加え〈島くとぅば〉のシートなどもお渡ししています。
 ミエ先生が秋の講座で〈島言葉〉を使ってすすめた「朝のあいさつ・朝の会編」のプログラムとあわせて「食事・給食編」のプログラムも一緒に子ども達とたのしんでくれている先生の写真が届きました。

 丁寧にラミネート加工して使ってくれているそうです。

 「食事・給食編」は

 あさぬ えーさち  さびら!
   朝の    あいさつを  しましょう

からはじまって

 いい うわーちち やいびーんやー
   いい    てんき      ですね

など、家庭や地域でも使える様なシンプルな島言葉を学べる様になっています。

 興味のある方、使ってみたい方はお問い合わせください。

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たのしい教育研究所〈たのしい教育プログラム〉の著作権について

 たの研の教育プランが広まるにつれて、学校を中心に、いろいろなところで自由にコピーされ利用されるようになってきたようです。
 広まることはうれしいことかもしれませんが、それは「たのしい教育が広まる」という場合においてです。

 こども達の笑顔と賢さの方向に、そして教師としての生きがい、保護者のみなさんの笑顔の方向に利用される場合は嬉しいのですけど、たのしい教育は科学や技術と同じように、いろいろな目的で利用することができます。
 たのしい教育の趣旨を知らないまま、そういうことと関係なく利用することもできますし、〈たのしい教育の思想〉と真逆の〈強制的な学び〉で利用することもできるわけです。

 以前、たの研のプログラムを利用して子どもの評価・感想をとり、たの研に連絡を入れてきた方がいました。
 どうも子ども達の感想が今までと異なると気になったので詳しく確認してみると、それはプログラムの一部を利用して評価・感想をとったものでした。
 また校内研で部分的なプリントを手にした方から〈このページで利用する材料がよくわかりません〉という質問が来ることもありました。

 いずれの場合にも丁寧に対応してきましたが、そういう事例はしだいに増えてきた様です。それと同時に〈たのしい教育研究所〉の大切な財産である〈教育プログラム〉の質を保証する必要が出てきました。

 そこで現在はそれぞれの教育プログラムに〈著作権管理番号〉をつける様にしてあります。直接購入した方は番号と一緒にその方のイニシャルも入れる様にしています。

 これは最近リニューアル構成した〈サバイバル入門〉の表紙の部分です、動画の〈野草天ぷら〉とセットになっています。その各ページには誰がどこで入手したものかわかる様になっています。

 著作権管理バージョンを正式に購入した方は〈学校の授業〉で利用する際、こども達に印刷配布してOKです。一度購入すれば何年でも利用できるわけですから、高い出費にはならないと思います。

「研修等で利用したい」という問合せもありますが、その場合は印刷を1~2ページ程度に抑え、必要な方はここに書いた趣旨をお伝えの上、〈たの研〉での購入をご案内ください。

 正式な購入者のみなさんには、内容に関する質問や教材の相談にも手早く応じさせていただいています。
 ※質問などはプラン下の著作権管理ナンバーをお知らせください

 購入してあまり間をおかずバージョンアップした場合には、その方に連絡し、新バージョンを無料で提供するなど、子ども達や利用する先生たち、保護者のみなさんをサポートするものになります。それは同時にたのしい教育の質を保証する大切な基となるものです、ご理解ご協力お願いいたします。

 なかなか忙しく、講座の時にプログラムを並べるくらいなのですけど、いずれ購入できる教材リストも教材リストもアップしたいと思います。

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たのしい環境教育としての〈野草天ぷら〉大好評!

 秋の講座で大人気だった〈野草天ぷら〉のYouTube動画ができました、「こども達が〈とても美味しい〉と喜んでいます」という便りも届いています。

 材料をそろえて油を温めたら、本当の三分クッキングです。

 とても簡単な上に美味しいので〈たの研〉でも、さらにいろいろ研究がすすんでいます。
 最近散歩中にみつけた〈長命草=ボタンボウフウ=サクナ〉の天ぷらにも挑戦してみました。

 資生堂が与那国島で商品開発し高級な健康食品として売り出しています。


 琉大の研究で〈肥満に効くぞ〉というので新聞でも大々的にとりあげられています。

 海岸沿いに咲く植物でアクが強いので、どうかと思ったのですけど、野草天ぷらにしてたべてみました。

 強めにあげると、アクが気にならずさつぱりしていてとても美味しくあじわえました。

 みなさんもまず〈野草天ぷら基本形〉を真似て、たのしんでみてください。

 

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PEALカウンセリング実践編 指導やアドバイス、スーパーバイズとどう違うの?

 PEALカウンセリングはアドラー心理学と仮説実験授業に学校での教育実践の根幹が融合されたシンプルなカウンセリングです。

 カウンセリングは〈アドバイス〉や〈指導〉、〈人生相談〉や〈スーパーバイズ(スーパーヴィジョン)〉と違う構造をもっています。
 どう違うかわかるでしょうか?

 スーパーバイズとカウンセリングはどちらが難しい構造をもつでしょう。

 どう思いますか?

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 カウンセラー入門講座でも話をしているのですけど、シンプルなのは〈スーパーバイズ〉です、「ここをこのようにしたらよい」というポイントを伝えていく過程が中心になるからです。

 それに対してカウンセリングは目の前にいる相談者の心をほぐして、何が問題の本質で、自分自身がどういうことを目標にしているのか、相談者自身も見えていないこと、つまりカウンセラー自身も見えていなかったことを一緒に明らかにしていくところから始まります。PEALカウンセリングはその後も重要な過程を経ていきます。

〈仕事をやめたい〉と悩んでいた方の本質的なテーマが「夫側の家族との付き合い方」であった事例もありました。それがはっきりしていく過程に時間がかかるのですけど、相談者の言葉通り「仕事をやめるかどうか」をテーマにして話をすすめていたら解決には繋がらなかったことでしょう。

 相手が語る「これこれはどうしたらいいのでしょう?」という言葉のまま、こちらの意見を加えるのが〈アドバイス〉です、〈人生相談〉もそれと似ています。

〈指導〉はその人自身が問題にしていないことを、こちらがわから指摘して行動変容を求めていく過程です。

 学校現場ではカウンセリングや教育相談といいながら、指導やアドバイスに終始することが多いようです。

 かつて文科省が〈不登校や問題行動〉などの有効な対策として「全教師がカウンセリングできるようになればを改善する」と予想し、とりくんだ大きな実験がありました。
 その結果は残念なことになったとはいえ、その予想の全部が間違っていたとはいえないでしょう。

〈たの研〉はゆっくりと先生たちの中にPEALカウンセリングというとても有効なカウンセリングを増やしていきたいと思います。

 たのしい教育とPEALカウンセリングの両輪が不登校や問題行動への本質的な対策となり、学力の向上につながることになるでしょう。

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