楽しい野山散歩@立秋

 毎年8/8日頃は二十四節気の「立秋」、暑さの中、秋に向かって季節が動き始めます。寒い日々の中で迎える〈立春〉のような独特の季節感です。

 以前からアメリカやヨーロッパの人たちも中国、東アジアに残る二十四節気のように、季節の変化を細やかに意識したカレンダーをもっているのか、イベントがあるのか気になっていました。

 みなさんはどう思いますか?

 私はあってほしいと思っています。

 アメリカ・ヨーロッパでは、時々とりあげてきた「ユール」のように太陽の復活を願う祭りなどはあっても、小さな変化を祝う習わしはないようです。

 考えてみると、例えば南極や北極などでは季節の変化を細かく感じることはできません。日本・中国・台湾・ベトナムなど東アジアでは、暑さ寒さをデジタルではなくアナログ的に細やかに感じることができます。

 その差に違いありません。

 特に日本は南北に長い形をしているので一つの国の中で、季節の移ろいを感じていくことができます。日本に生まれた私たちにとって幸いなことです。
 季節の移ろいをたのしみましょう。
 日暮れどき、すずしくなったら自然の中を歩いてみませんか ´ー`)

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健康は2番だよ! @池田卓さんのおばあちゃんが語ったこと

〈たの研〉創設期、県内各地からの要望に答えて全県を飛び回っていた頃、ある島でミューシャンの池田卓と同じ会場で授業することになりました。

 池田卓さんは授業ではなく、子ども達向けのお話で、ちょうど〈たのしい教育メールマガジン〉にその時の話を記してありました。

 池田さんのおばあちゃんが

「すぐる、健康は2番だよ」

と語っていたとのこと…

 おや、健康が一番なんじゃないの?

 会場の多くの人たちがそう考えていました。

 みなさんはどう思いますか?

 おばあちゃんは、一番は何だと語ったのでしょう、考えてみてください。

あなたの予想

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

「一番は、平和であることさ」

というのが、おばあちゃんの言葉だったとのこと。

いい話です。

戦争が終わって80年。
〈たの研/たのしい教育研究所〉にも平和に関わるプログラムがいくつもあります。
家族でもお話をすることも大切でしょう。
今回の話を使うこともおすすめです。

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楽しい福祉&教育〈自由研究まつり〉スズムシ編:鳴き声なの?

 楽しい福祉&教育のイベント〈自由研究まつり〉の反響が続いています。今回はさくら先生が担当してくれた『生き物で楽しく自由研究』のブースの一コマ、スズムシをとりあげましょう。

 これがスズムシです。
 

 鈴虫(スズムシ)はオスしか鳴かない、というのはご存知でしょうか。

 スズムシに限らず、昆虫たちで鳴くのはほとんどオスです。なぜかは自分たちで調べてみましょう

 これがスズムシが鳴いている時の様子です。

 これも知っている参加者が何人かいたのですけど、スズムシは羽と羽をこすり合わせて鳴いています。

 とすると「鳴いている」わけではなく《羽音を立てている》というのが正しい表現でしょう。
 これがスズムシが羽音を立てている様子です。

 科学が発達してやっと、昆虫たちは鳥や人間たちのように喉から声を出しているのではない、ということがわかるようになったわけです、すばらしいことです。

 以前はそういう違いはわからなかったわけですから、鳴いていると感じたのはしかたないことでしょう。

 きっと「どうして鳴く時にはきまって羽を開いて震わせているのだろう?」と不思議に感じた人が
「鳴いているけど口はほぼ動いていない」
⇨「とすると・・・」
 と考えをすすめていったのは自然の流れでしょう。
 だいぶ以前に、たとえば江戸時代にはすでにそれに気づいていた人たちがいたような気がしませんか?

 私の好きな古典の中に「虫愛(めず)る姫」という話があります。そこには羽をこすっているというような話はありません。平安時代の人たちは声のように感じていたわけです。

 江戸時代でもまだそれがわかったような記録がみつかりません・・・

 ファーブルさんは『昆虫記』第1巻「モリコオロギ」の章に、羽をこすって音を立てていると書いてあります、1879年に刊行ですから、日本でいうと明治初期です。

 日本でもそれが広がっていったのは明治ごろからのようです。

 見れども見えず、聞けども聞こえず…

 時々書いてきたように、人間は予想を立ててものごとをみていかないと、真実は見えないということでしょう。

 スズムシの反響が大きかったので、すこし詳しく書いてみました。
 ご意見ご感想、お待ちしています。

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皆さんの募金@赤い羽根共同募金の支援で〈楽しい教育&福祉プログラム〉『あつい つめたい のひみつ』ができました

 たのしい教育研究所はいろいろ方たちから支援をいただいています、心から感謝しています。今回は、その大きな一つ〈赤い羽根共同募金〉の支援を受けて完成した、特別支援クラスの子どもたちがたのしく賢くなる教育プログラム『あつい つめたい のひみつ』を紹介します。

 もちろん、通常学級の子どもたちもたのしむことができます。

 本格的な科学の内容を学びながら、たのしい実験をすると、美味しい食べ物ができあがってしまうという、大人気のプログラム構成です。

〈あつい〉とは何か?

 みなさんならどう答えるでしょう?

 たくさんの人たちに質問してきました。

 すると「汗が流れる」「温度計の温度が高いこと」「やけどする」というような、〈あついとどうなるのか〉という説明がほとんどでした。

 あついというのは、原子がはげしく動いているということです。
 たとえば洗濯ものの水の原子たちがはげしく動いて、空気中にとんでいくことが乾くということです。熱い飲み物から立ち上がる湯気は、飲み物の中の水の原子たちがはげしく動いて、コップの中にいる仲間たちと別れて空気中に飛び出ていく様子です。※水の原子たちを科学的に〈分子〉という

 それを目でみてるかのようにイメージすることができるたのしいプランです。
 きっとこれを学んだ子どもたちは、周りの大人たちよりずっと賢くなっているはずです。

 先日、プラン完成記念で、たくさん子どもたちに体験してもらいました、特支の子どもたちにもそうでない子どもたちにも。評価感想は満足度・理解度が予想通り、かなり高い数値になっていました。

 この写真の右側に「赤い羽根共同募金」の表示の一部が見えていますね。

特支クラスとうで利用したい方はご要望ください、送料を負担していただければ無料で郵送させていただきます。

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