楽しい畑さんぽ@そうか、もう夏至が近いのか

 花を見て歩くことも楽しいのだけど、畑の野菜たちを見ながら歩くこともかなりたのしくて、おすすめです。

 沖縄のこの頃はマンゴの実りの時期で、ビニールハウスをみると、タワワに成ったマンゴたちが白い袋に入っている姿を見ることができます。 

 この写真がそうです。

 マンゴというのは自然に育てると、一つの枝にいくつも実がつきます。
 これは、あまり手をかけずに自然に近い状態で育てたマンゴです。
 伸びた枝から5個も6個も実がなっています。
 スーパーなどに並ぶマンゴよりかなり小さいサイズです。

 甘さはどうなんだろう?

 そうやって歩いていると遠くに陽が沈む美しい光を見ました。

 山並みに沈むところです、時間は19:15くらいです。


 考えてみるとそろそろ夏至の頃です。

 調べてみると6/21(土)が夏至、日没時間は19:25です。

 その日を境に、冬至(クリスマスの頃)まで日照時間が短くなっていきます。

 その太陽の動きにともなって、畑の作物たちもどんどん変わっていきます。もちろん野山の草花樹木も変わっていきます。

 たのしみです。

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イジュ(ヒメツバキ)の季節@楽しい野山さんぽ

 久しぶりの野山を歩いて「そうか、ヒメツバキ(イジュ)の季節だったかと気づく。沖縄の土壌の性質を大雑把に分けると沖縄南インターから北インターに向かうあたりで北と南に分けることができる。phを調べると北側はどちらかというと酸性の土壌、南側はどちらかというとアルカリ性の土壌です。この「どちらかというと」というのは「微妙な差」だということです。例えばハッキリとしたアルカリ性だとしたら細胞が痛んでしまいます。
 植物たちは、その微妙な違いをハッキリ感じて進化してきました。

 イジュ(ヒメツバキ)は北の土壌・微妙に酸性に傾いた土壌にあった植物で、南側では、特別なことがなければ見ることができない樹木です。

 私は去年までと生活スタイルがけっこう違ってきています、執筆に没頭していて、今は4冊目に取り掛かっている日々です。

 そのせいで山肌から遠ざかっていたのでしょう、イジュの花を間近に見たのは今年初になりました。

 

 学名はヒメツバキ、ファミリー(科)は「ツバキ」です。
 イジュというのは沖縄の島言葉で、それがそのまま和名になっています。

「私もイジュの花のように真っ白に美しく咲きたい」という琉歌も残されています。

  

 来週は、さらに山肌にイジュが目立つことでしょう。

 山歩きの時間もしっかりつくりたいと思う日々です。

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ムラマツカノコさんの想い出

 ムラマツカノコさんのこと。

 

 いつから沖縄に姿を見せるようになったのか、詳しいいきさつは知らないのですけど、海外を飛び回っていました。

 

 今週、思いがけなくその姿を見かけて、立ち止まってしまいました…

 

 元気そうです。

 

 相変わらずユニークな姿です…

 

 そっと写真に撮りました。

 まるで知り合いの人物、あるいはこちらがストーカーのように感じられたかもしれまれせん。

 でも嘘いつわりを書いたわけではありません。

 ムラマツカノコさん、こういう姿かたちをしています。

 羽の斑点の部分が透明になって、葉脈が透けてみえます。
 ユニークな構造です。

 分かるようにアップで撮ったのがこの写真です。

 敬称なしで「ムラマツカノコ」、ヒトリガファミリー(科)、つまり蛾の仲間です。

 カノコというのは「鹿子」、鹿子模様の蛾ファミリーということです。

 とすると、ムラマツは「ムラマツさん」という人が新種として登録したのか?

 それは、興味のある方が調べてみてくださいね。

 野山を歩くと、たのしいできごとにたくさん出会うことができます。

 たとえば〈音〉だけでも心のやすらぎを感じると思いますよ、おすすめします。

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楽しいブックレビュー@ボタニストの殺人

 趣味の読書は〈たの研〉を作ってから封印しているのだけど、抑えられずに読んでまう作品は何冊かあります。

 気に入りのミステリー小説家〈M・W・クレイヴン〉の『ボタニストの殺人』もその一冊です。

 2020年の『ストーン・サークルの殺人』以来、全て読んでいます。

 
 あえてこのサイトに書こうと思ったのは、今回の作品が、たのしい教育プログラムの一つ『毒と薬』のテーマから始まっているからです。


 さらに嬉しかったのは、なんと我が琉球『西表島』から始まっていることです。

クレイヴンはイギリスの作家で、これまでの作品の舞台もイギリスです。

 取材に西表島まで足を運んだんだろうか…

 それにしても「足止めの木」って何だ?

 西表の森に何度も入ったことがあるし、〈たの研〉の応援団のヨネゾウさんから植物のことをいろいろ教えてもらったけど「足止めの木」なんて聞いたことがない。

  文章からすると、一番近いのは「モダマ」かもしれない。モダマに6インチのトゲはないけど、モダマのダイナミックな蔓をみて、何となくすごいトゲがあるかのように見えたのかもしれないぞ。あるいは、どうせイギリスの読者は知らないだろうからと、写真からどんどんイメージをふくらませたのかもしれない。

 モダマの実は豆ファミリー(科)で世界最大の実です。
 このサイトのトップで子どもたちが手にしている大きな実がモダマです。

 というわけで『ボタニストの殺人』は〈たの研〉のとても近い作品です。

 今回もクレイヴンの作品に欠かせない刑事ワシントン・ポーと天才分析官ティリー・ブラッドショーが活躍します。

 ミステリー好きの方はどうぞ⇨ https://amzn.to/43qP2un

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