処暑(しょしょ)@二十四節気の豊かさを味わう日々

自然を楽しむことも《たのラボ》のテーマです。暑い日々なのに太陰暦でみると〈立秋〉をとっくにすぎて〈処暑〉、暑さが和らぎはじめる頃だといいます。一見、現代には役立たないように思えて、実は暮らしを豊かにしてくれる知恵でもあります。久しぶりに二十四節気について書いてみました、お楽しみください。

これを書いている日は
2026年8月24日(月曜日)です。

 季節のうつろいを大切に刻む二十四節気でみると
立秋が8月初旬にやってきて
今の頃は「処暑」です。

 沖縄だからというわけではないでしょう、
今はまだ暑さの盛りという感じで
夏の厳しい暑さが峠を越して和らぎはじめる時期
だとは思えません。

とはいえ一年で昼が最も長い〈夏至〉は
すでに六月後半に過ぎましたから
実際に太陽が地面を照らす時間は
着実に短くなってきています。

なのにどうしてまだまだ暑さが続くのか?

地面が貯めに貯めた熱は急になくなる
わけではないからです。

ゆっくりゆっくり熱を放出していって
9月後半とか10月あたりには
しっかり秋を感じるころになるでしょう。

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

暑い日々も夕暮れは散歩を楽しむことができます。

これは先日海岸を歩いた時の写真です。
やはり少し暑さの勢いが落ちて
きている感じがしました。

みなさんも、近くの自然を
味わってみませんか。

そうやっているうちにきっと
「あ、秋の風を感じる」
という日が必ずくることでしょう。

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間違った伝承・言い伝えも教育的意図で利用されてきたのだろう@サイトの読者着々と増加中

「食べてすぐ寝ると牛になる」は本当なのか。答えを先に言えば、牛にはなりません。けれど「食べてすぐ横になると体によくない」というところは、科学的に本当です。中身は正しくて、形だけがつくりもの。カッパの伝承もまったく同じ作りでした。子どもを守るために作られた、見事な伝え方の話です。根も葉もない言い伝えと切って捨てられな昔の人たちの知恵が垣間見えてきます。

今回は「〈科学的に正しくない伝承・言い伝え〉
がどうして大事にされてきたか」
について考えてみたいと思います。

⭐️

ものごころついた時
「それはないだろう」と感じたのが
「食べてすぐ寝るとウシになるぞ!」
という言葉でした。

それならどこかに〈人間ウシ〉がいるはずだ
彼らはどうなったのか?
そもそも見たことがない!

直接聞いたことはないけれど
「川に行くとカッパに足をつかまれて
 水の中に引き込まれる」
という伝承もあります。

それらは大昔に言われていた過去のものではなくて
現在でも伝えられていることです。

カッパは存在しないし、人間牛もいません。

「科学では全てを証明できないんだから、
 いるかもしれませんよ」
そう考えるみなさんもいるでしょう。

はい、科学は全てを証明することはできません。
でも、仮説・実験の過程を経て組み立てられた科学は
その範囲内で、正しさと間違いを証明することができます。

遺伝子科学的に〈人間ウシ〉は存在できません。

何億年の前の生物である〈恐竜〉の化石を
発掘できる技術をもってしても
カッパの化石は出てきません。
存在しないからです。

カッパの角がある、という話も聞いたことがあります。
DNA鑑定すれば、それが偽物であることはすぐにわかります。

⭐️

そういう根も葉もないことを
昔から伝え続けてきたのはなぜでしょう?

全く意味がないことを
人類が努力して残し続けるか?

それはないと思います。

昔は弱い立場のものを保護するシステムが
とても貧弱でした。
親、大人は仕事があって、
子どもたちとの安全をみてあげるのは
難しいことでした。

子ども達が勝手に川に遊びにいって
事故にあうことも多かったことでしょう。

食べて寝ると胃もたれする、つまり
消化に悪いことは事実です。

食べたものをしっかり消化して
血となり肉となるようにするためには
胃にしっかり活動してもらう必要があります。
食べてすぐ寝ることはマイナスです。

「食べたらすぐ寝てはいけない」 という教えは
 「体を守る知恵」です。

直球で「食べてすぐ寝ると消化に悪いよ」
と伝えれば済む話なのに、どうしてそういう
変化球で伝えたのでしょう?

シンプルにそのまま伝えるより
角が生えてくる、 モーと鳴く、全身に毛が生えてくる…
笑えて、怖くて、インパクトが絶大なのは「牛になる」の方です。

伝え方として じつに見事だと思います。

カッパの伝承も 同じ仕組みです。

「川に行くな」と 真面目に言われるより
「カッパに足をつかまれるぞ」 と言われた方が
インパクトがあるに決まっています。

その伝承は「子どもたちを守りたい」という
切実な願いから生まれた「大切なメッセージ」だったわけです。

科学は「カッパはいない」「人間ウシもいない」 と証明しました。
それは間違いありません。

でも伝承に込められた
「弱い立場の人を守りたい」という願いは
否定できません。

社会が成熟してきて、小さな子どもたちを守るシステムが
増えてきたとはいえ、水難事故はゼロにはなりません。

けれどいつまでもカッパというあり得ない生物を想定して
ばかりではいけないでしょう。

川に引きずり込んで命を奪うカッパという〈殺人生物〉を想定するより
水難事故から子どもたちを守るシステムを構築する必要があります。

たのしい教育の方法と伝承の中の知恵を融合させて、
〈安全と危険の境目〉を小さな子どもたちが楽しく理解してくれる
「たのしい教育プログラム」を作成したいと思います。

読者の皆さんで
「それは大事なことだ、自分でも作りたい」
という方は、ぜひ挑戦してみてください。
いいものができたら《たのラボ》のたくさんの読者の方たちに
広げていきたいと思います。

  ----

これは今日午後のアクセス数です。
〈教育・福祉〉という地味なベースながら
毎日このサイトの記事を
楽しみにしてくれていることがわかります。

みなさん一人ひとりが《たのしい教育ラボ》の力強い応援団です。
今後ともよろしくお願いいたします。

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えっ、そうなるの? 🟢たのしい算数クイズに挑戦〈問題編:細菌の分裂〉&楽しいクイズの価値!

世の中には〈楽しいクイズ〉と〈楽しくないクイズ〉があります。

〈楽しいクイズ〉はその答えと同じくらい
考えること・予想することに重要性があります。

たとえば、

モンシロチョウは、何を手がかりに花を見つけるでしょう?

①色 ②形 ③におい

と聞かれた瞬間
私たちは自分の経験を引っぱり出して考え始めます。

「花なんだから、においじゃない?」

「いや、遠くからなら色かな」

「チョウって目がいいのかな?」

この時点からですでに、楽しい学びが始まっています。

答えの正否より、実はこの時間が楽しい。
そして頭が賢くなっていく大切な過程です。

予想してから実験結果を見ると

「えーっ!」

頭の深いところに、その楽しい学びが
刻まれます。

何も予想せず、はじめから
「モンシロチョウは🟠🟠を手がかりにして花の蜜を見つけます」
と教えてもらうのと比べると、
その楽しさ、記憶への刻まれ方、
もっと知りたくなる気持ちが大きく違うことが分かると思います。

問いかける → 予想する →
話したくなる → 確かめる →
驚く → もっと知りたくなる

という流れです。

楽しいクイズは、単なる知識テストではなく、

「知りたい!」のスイッチを入れる方法の一つ

だと考えてよいと思います。

もう一つ大切なことが
間違いが楽しくなることです。

普通のテストでは間違いは
減点です。

でも楽しいクイズは、

「私は完全に②だと思っていた!」

「えっ、①なの?」

という予想外れそのものが楽しい。

むしろ全員が最初から正解してしまう問題より
意見が割れる問題の方が盛り上がります。

楽しいクイズは〈正解すること〉ではなく
「どっちだろう?」と自分の頭が動き始めることを重視しています。

予想して、外れて、驚いて、また考える。

楽しいから予想したくなる。

間違えるから賢くなる。

驚くから、もっと知りたくなる。

それが《たのラボ》が紹介している
〈たのしいクイズ〉です。

この公式サイトに掲載したクイズや
メルマガに掲載してきたクイズには
「親子でたのしみました」
「答えを見ずに自力で解いて、答え合わせしました」
などいろいろな反響が届きます。

今回はメルマガ(有料版)で紹介したクイズから
一つ紹介しましょう。

いろいろな方たちから届いた反響を参考に
答えは次回に回したいと思います。

近くの人たちと一緒に考えてみませんか。

【細菌の繁殖力の問題】
とても感染力が強く、1分毎に2つに分裂する細菌があります。
シャーレに細菌を入れてみると、さっそく分裂し始め、
1時間でシャーレをいっぱいにしました。

 次に、さっきと同じ細菌を2つ同時にシャーレーに入れました。
 どのくらいの時間でシャーレを満たすでしょうか?

⬇︎
⬇︎

予想してからね

⬇︎
⬇︎

⭐️

解答は次回!

ぜひ〈予想を立てる過程〉を楽しんでみてください。

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🟧珈琲焙煎と楽しい福祉&教育 の活動 ② 機械焙煎と手焙煎はどちらが美味しいのか?

 前々回の続きになります。
 〈機械焙煎〉と〈手焙煎〉は
どちらが美味しいのか、です。

 機械の焙煎器はどれくらいすると思いますか?

業務用で新車の価格くらいするものもあります。

わたしが学んだ焙煎の先生の店は東京にあります。
設置されていたのは
150万円くらいの焙煎器でした。

そういう高価な機械と比べると
手焙煎の器具はとても安価です。
〈たのラボ〉に置いてある焙煎器は5,000円くらいです。

高価な機械で焙煎したものは
さぞかし美味しいことだろう、
たくさんの人がそう思うかもしれません。

学生の喫茶店でのバイトの頃から
機械で焙煎された珈琲豆を飲んできました。
40年くらいになるでしょうか。

ここ一年くらい前から
生豆を自分で焙煎して味わっています。

個人的な意見でいえば
同じグレードの生豆を使うということなら
明らかに「手焙煎が美味しい」
と思います。

もちろんはじめは失敗もするので
「慣れてきたら」という但し書きをくわえる
必要があるでしょう。

機械焙煎が美味しいという人もいるでしょうから
再度、個人的感覚としてと付け加えつつも
私の周りの珈琲好きの人たちも
有名な珈琲豆と比較して
手焙煎が美味しいと言い切っています。

どうしてでしょう?

手焙煎は
🟢 欠点豆を直に見て取り除くことができる
🟢 色を見ながら焙煎することができる
🟢 香りを確認しながら 〃
🟢 豆の膨らみを見ながら 〃
🟢 ハゼる音を確認しながら 〃
などなど、その時の状況に合わせて
好みの焙煎をすることが簡単にできます。

焙煎の仕方も
🟡 炎からの距離を変える
🟡 振り方を変える
🟡 焙煎をとめるタイミングを判断する
など、いろいろな工夫が可能です。

つまり機械で一斉に焙煎するより
有利なところがたくさんあるわけです。

そしてそれは重要な〈リミット〉とセットです。

焙煎機を利用する場合と違って
手焙煎で一度に扱う生豆は
100~120g程度の少量だということです。

お店などにある焙煎機は
一度に数キロの焙煎が可能です。
高価な焙煎器は
一度に十キロ以上しあげることができます。

手焙煎ではとうていかないません。

でも、その少量焙煎というのが、
美味しさの点で、結果的に機械より
有利だということです。

焙煎機械はほぼ失敗なく、一定の質をキープして焙煎してくれます。
人間は体調などいろいろな要素が関わって
うまくいかないこともありますから、
その点では機械が上です。

もう一つ、お店などで手にいれる珈琲豆より
自家焙煎した珈琲豆の方が美味しいという
秘密があります。

焙煎から間をおかずに味わえる
ということです。

スーパーや珈琲店で購入するコーヒー豆は
焙煎後1ヶ月とか2ヶ月というものもめずらしくありません。

自分で焙煎すれば、まさに焙煎したての珈琲を味わうことができます。

珈琲好きな方は
自家焙煎に挑戦してみませんか。
たのしいてすよ。

ちなみに、美味しい生豆をとりよせて焙煎する価格と
売られている珈琲豆の価格を比較すると
半分くらいですむと思います。

私は一度に5kgとか、10kgくらいの生豆を
取り寄せて焙煎しています。

こういうたのしいことが自由にできることが
〈たのラボ〉です。

ある時期は紅茶に凝っていました。

ココナッツオイルに凝っていたこともあります。

たのしい教育をすすめることだけでなく、
いろいろなたのしみがあることが
〈たのラボ〉の強さです。

そういう楽しさが実は
たのしいプログラム作成に活きていく
そういうことも起こります。

たくさんの方たちに大人気の
「こどもマルシェクッキング」は
実は、こういう自由な楽しさの中から
出来上がったプログラムがいっぱいです。

珈琲焙煎に限らず、
みなさんもぜひ、自由にいろいろな研究をすすめてみませんか。

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