果物は年に(   )回収穫? -たのしい自由研究は楽しい学力向上!

 たとえばリンゴは年に何回収穫できるでしょう?

 みかんはどうでしょう、梨は? シークワーサー、はどうでしょう。

スタッフに質問してみたら「え、年に一回じゃないんですか?」という答えが返りました、みなさんも同意見でしょうか。

正解、その通りです。

 では果物の収穫は年に一回と決まっているでしょうか?

「果物ではないけど沖縄ではイネは2回収穫していますよね!」

 いえ、あれは2回苗を植えて、それぞれ収穫しているんです。同じ果物の木だと年一回の収穫なんでしょうか、どう思いますか?

 

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

予想してからね

⬇︎

 たとえばこれは〈3月〉に書いた以前の記事です、桑の実が出ています➡︎https://tanokyo.com/archives/31660

 数日前(2023-9月はじめの頃)に野山を歩いて撮った写真がこれです。

 美味しそうな桑の実が生っていました。


 県外ではどうなのかわからないのですけど、沖縄では桑の実を年に2回味わうことができます。

 バナナやパパイヤは3回上採れることもめずらしくありません。みかんには年に複数回採れる種類もあります。

 〈たの研〉の近所の方がドラゴンフルーツを育てています、その方が「年に6回とれるよ」と言っていたのでびっくりしました、きっとうまい育て方があるのでしょう。

 植物の多様性についても、調べてみると、たのしいことがたくさんみつかると思います、学校で家庭で話してみませんか。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

自由研究こそ本物の研究-沖縄のカエデはいつ紅葉するの?/楽しい理科

 誰かに命じられて研究するとか、学校でやることになっているから勉強するということではなく、心の奥から湧き上がる〈知的好奇心〉にゆり動かされて学んでいくことが本物の研究です、自由研究といってもよいでしょう。たのしい教育研究所のプログラムは、その〈知的好奇心〉に火をつけて、ますます学びたくなる授業です、学校でも、子どもたちの知的好奇心に火をつけてくれる授業を実施してくれるようになることが〈たの研〉の目標の一つです、応援お願いします。今日も〈本物の研究〉の話です。

 〈たの研〉で植物についてアドバイスしてくださった伊波善勇先生の著書「石川氏の植物」によると、沖縄本島に自生しているカエデは〈クスノハカエデ〉のみで、葉の切れ込みがなく、紅葉も落葉もしない種です。私たちがイメージするカエデとはだいぶ違ってみえます。

 その後、県外からカエデをもってきて、いろいろなところに植えてあるのですけど、みごとな紅葉とはいえるような色にはならないので、沖縄に住んでいる人たちもカエデの並木があるとか、公園にカエデがうえられているところがある、とは知らないようです。

〈たの研第3研究所〉のすぐ近くにもカエデ並木があります、これは4ヶ月ほど前、2023年4月後半に書いた記事です(掲載は5月)。

沖縄にもカエデ並木があります-紅葉するのかな? たのしい植物入門

 数年前、10月後半(2018年)に書いたカエデの記事もあります。

秋の植物をたのしむ/不思議発見〈カエデと桜〉①

 さてこれは先日、9月初旬(2023年)に撮ったカエデです、別な公園でみつけたカエデです。
 鮮やかな紅葉で、見ていると秋の紅葉に包まれたかのようないい気持ちになります。

 沖縄では山全体が彩られるとか、樹がまるまる紅く彩られるということはありません、カエデのほんの一部がこうやって紅葉するくらいです。

 緑色の葉の中にわずかな紅、見ていると嬉しくなってきませんか、それに秋の風を感じるのですから、人の心は不思議ですね。

 話はここからです。

 いったい沖縄のカエデはいつ紅葉するのでしょう?

 2枚目に出した10月後半の真っ赤なカエデも、一部の紅葉で、樹の全体、並木全体の紅葉ではありません。

 真実を見つけるには〈予想⇨実験〉しかありません。

もしかすると沖縄のカエデは一年中、わずかに紅葉しているのではないか

と予想してみたのですけど、みなさんはどう思いますか。

 予想するといろいろなことが見えてきます、みなさんも一緒に自由研究してみませんか。みなさんの住んでいる地域の名前と「カエデ」とを一緒に検索ワードに織り込むと、植えられている場所がみつかるかもしれません、お店の名前が多く出てくると思うのですけど、注意深く探してみてください。近隣の市町村でも探してみるとよいですね。

 きっとこれからカエデを見るのがたのしくなりますよ。

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

楽しい科学-虹色の光を見つけたら光のくる方向を探してみよう

 背中に朝の光を感じながら、珈琲を味わいつつ執筆していると、ノートパソコンのすぐそばに虹色の光を見つけました。

 前に目を移すと、壁板にも虹色の光が見えています、虹色の右側の直線はパソコン画面の影でしょう。

 1666年、ニュートンの実験によって「太陽の光は、異なる波長の光つまり〈いろいろな色の光〉が組み合わさって〈無色〉に見えている」ことがわかりました。※1666年という年を覚える必要はありませんけど比較的覚えやすい数字ですよね。ちなみに江戸時代に入る区切りとなる〈関ヶ原の戦い〉が1600年ですから、日本でいうと江戸時代のはじめの頃にこういう偉大な実験がおこなわれていたことになりますね

wikipediaより

 幅のある波長(いろいろな色)を含んだ無色の光が物質に当たって、青い色を跳ね返したらその物質が青に見えます、赤い色を跳ね返したら赤くみえます。
 血液は赤い波長の光(色)を反射して、ブルーベリーは青い波長の光(色)を反射しているわけです。

 頭を動かして後ろからくる朝陽をさえぎったら虹色の光が消えてしまうので、虹色の光は太陽からくる光だとわかります。

 虹は小さな雨粒などが光を通過させる時に屈折つまり進む方向を曲げてしまったり、雨粒の内側で反射させてできます。

 テーブルや板壁は表面で光を反射させるわけで、光を内部に取り込んで反射させるわけでも、光の進む方向を曲げてしまうわけでもありませんから、テーブルや板壁が虹色を作っているわけではありません。

 どうしたわけでしょうか?

 太陽からくる光を何かが屈折させているに違いありません。

 ガラス戸とカーテンくらいしか思い浮かばないなぁ~

 と振り返ってみると・・・

 カーテンの間にクリスタルがぶら下がっていました。

 真ん中あたりの3連続の多面体が太陽光で輝いてみえます、それを通過した光が分光してパソコン近くに虹色を見せてくれていたわけです。

 理科の実験で光を分光する時〈プリズム〉といってガラス状の三角柱を使います。そのせいで〈分光は三角柱で〉と思い込んでしまう子どもたちがたくさんいます。

 でも光は角度によって球面でも分光します、多面体のクリスタルならどんどん分光します、調べてみると〈サンキャッチャー〉という名前で売られているクリスタル多面体がたくさんありました。新しい授業プログラムとして使えそうな予感がしています。

 

⭐️ 〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げ、たのしい教育活動を応援していただければ幸いです!

① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎応援クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

④可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文

自由研究-これは何でしょう?

台風が迫る日、こういう日のユウナ(オオハマボウ)の花はどうなっているのか気になって海岸に向かいました。ユウナの花についてはたのしい教育プログラムでまとめる予定なので、楽しみにしていただくとして、そのとき久しぶりにみて立ち止まった植物を紹介します。

 これです、沖縄には普通に目にする植物

 アダンです。

  こういうパイン(パイナップル)に似た実がなる植物です。
    ※実際のパインは木になる実ではありません

 アダンのトゲトゲの葉の間から白いものが見えています、これは何?

 花を保護する〈苞:ほう〉と呼ばれる部分です。

 この白い花びらの様な〈苞〉の中に〈花〉が大切にくるまれています、見えますか。

 これは〈雄花:おばな〉です。

 アダンの〈雌花:めばな〉は球体で別な木(別な株)にできます。台風接近で大雨となり、ゆっくり探す時間はなかったのですけど、台風が去ったら探しに行こうと思います。

 アダンを知っている人たちも、立ち止まってみることはあまりないと思います。

 一見すると、こんな感じに見える状態でも、今の頃のアダンをよくみると、花がみつかりますよ。

 夏の日々、自然をいっぱいたのしみましょう。
① 毎日1回の〈いいね〉クリックで「たの研」がもっと元気になる!⬅︎クリック

② たのしい教育を本格的に学ぶ〈たのしい教育メールマガジン-週刊有料を購読しませんか! たのしい教育の実践方法から発想法、映画の章ほか充実した内容です。講座・教材等の割引もあります(紹介サイトが開きます)

③ 応援として〈SNSや口コミ〉でこのサイトを広げていただければ幸いです!

④受講費、教材費、スーパーバイズなどの費用は全て、たくさんの方達へのたのしい教育の普及、ひとり親家庭など困窮した方たちへの支援に利用されています

⑤可能な方は気軽におたより、記事内の予想などを⬇︎





お名前(ニックネームOK)


メッセージ本文