琉球銀行のあたたかい支援ーりゅうぎんユイマール助成 -企業は仮説実験の実践集団

 沖縄県には、たのしい教育活動を支援してくださる企業もあり、今年もその支援をうけ、活動を推進した活動がいくつかあります。

 その一つが琉球銀行のユイマール助成です、講座にはしっかり《琉球銀行からの支援を受けている》という表示をしています。

 資金的な支援のおかげで予備実験を繰り返しながらどんどんバージョンアップを重ねることができ、参加者の皆さんにプレゼントする教材ももとても喜んでもらっています。
 

 教育組織である〈たのしい教育研究所〉が10年以上経っても元気なのは偶然ではありません。
 たのしい教育研究所は〈教育組織〉でありながら〈健全なる企業の精神〉を強く貫いている組織だからです。それは〈仮説・実験の手法〉と〈人々の目的〉を大切にしているということです。
 たとえば製造業であるなら、いくら会社が「この製品はすばらしい」という絶対的な自信をもっていても、お客さんたちがそうは感じない、喜んでくれないということなら、そこは潰れてしまうでしょう。つまり、健全なる企業の精神つまり仮説・実験の精神がないところはすでに潰れてしまっているということです。

 これからも企業の精神をもちつつ、子どもたちの笑顔と幸せ、賢さの方向にどんどんすすんでいきたいと考えています。

 最近も〈たのしくしまくとぅば〉の教材を使って子どもたちとたのしんでいます、というたよりが届きました。しまくとぅばの教育にもたのしい教育研究所の力を注いでいきたいと考えています。

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ボランティア活動というのは自分の頭で考えて行動すること-東北大地震ボランティアの経験から

 東北大地震から12年経った3月11日、ひとりしみじみ、その時のボランティア活動の様子を想い出していました。

 その時の経験は心のどこかの回路をスイッチして、今のたのしい研究所の設立につながっていますから、ボランティア活動に止まらず人生の大きな変化を生んだわけです。

「今は危ないですよ」という人たちが圧倒的でした。中には私が行くことを耳にした県外の知人の知り合いの方から「今は危険で消防や自衛隊が活動する段階だから、行ったら迷惑です」「その旅費を募金した方がよい」という強い言葉も届いたのですけど、あの映像を目にした私は居ても立ってもいられず、地震から約10日後、クラスの子ども達を送り出したその日に飛行機に乗りました。
 岩手空港は壊滅的な打撃を受けていて飛行機で入ることはできなかったのですけど、幸い秋田空港が開いていたので、そこから宮城県に入りました。
 まだ大規模火災もおさまってなく、気仙沼あたりの火の手が西の空をオレンジ色に染めて上がっている頃でした。※写真は全て私が撮ったものです

 水は引いたとはいえ、こういう光景が360度広がっている中で何ができるのか、まずは頭をクリアーにしなくてはいけませんでした。

 選んで撮ったわけではなく、ボランティアに入った地はどこに目線を向けても圧倒的な打撃のあとが広がっていました。

 行っても迷惑だと語ったその言葉はすぐに間違いだとわかりました。
 これは塩釜市で担当した時の一枚です、私が運転していた車に載せていた表示が偶然フロントガラスに映っています。
 鏡文字で読みにくいかもしれません、「緊急車両 高齢者安否確認中です」という表示です。

 家が潰された人たちが膨大な人数でしたから、自分の生活をどうにかしないといけません。他の人たちのために時間を注ぎたいと思っていても、身内の行方が分からなくなった人たちがたくさんいましたから〈安否確認〉の人手も足りませんでした。

 昼食をとっていると「手を貸して欲しい」と呼ばれて汗を流した場所がここです、。各地からたくさん届く支援物資の保管庫です。

 ボランティア活動というのは、誰かに言われてやるものではありません。それと同じように、誰かに〈やめなさい〉といわれて「はいわかりました」と簡単にいうものでもありません。

 自分の心の奥から「やりたい」「やらなくては」と湧き上がってくるものなのです。

 安全についても、自分が食べるもの、飲むもの、寝るところについても全て自分の責任で準備していく必要があります。もちろんどこからもお金をもらうことはありません、全て自腹です。
 もし本当に自分の活動が邪魔だということになったら、持っているお金で全てカイロや食べ物を買って避難所に届けようと思いました。三月とはいえ東北は寒く、避難所は底冷えする状態です。
 そういうことも自分の責任できりもりする必要があります。

 自分の頭で考えて行動する、そういう子ども達を育てたいという人はたくさんいるでしょう。
 ぜひ、そういう子ども達を本気で育てて下さい。

 そういう子ども達が増えていくことで、日本はきっとよくなっていくと思います。
 困難な状況も突破していけるでしょう。

 そういう教育には夢と希望が詰まっています、それはつまりたのしさでもあります。

 答えが準備されているのではなく未知の状況で活動できる子ども達をたのしい教育研究所は全力で育てていきたいと思います、そしてそういう子ども達を育てることができる先生たちを着実に広げていきたいと思います。

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たのしい教育研究所春の講座〈出会も別れもたのしい教育〉大人気-楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 たのしい教育研究所〈春の講座〉「出会も別れもたのしい教育」が開催されました、毎回人気の講座の一つです。

 参加者の満足度評価(楽しさ度・理解度評価)も100%でした。

 今回の流れは〈ほぼ完成形〉だろうなと思えるほど、スムーズな展開で、以後の講座のモデルになっていくと思います。

 今回は那覇地区のK先生が新しく講師に加わり、クイックちんすこうを担当してくれました、流れもスムーズで、おいしさもバッチリ。

 毎回新しい目玉のコーナーが登場するのですけど、この春の講座で「おたのしみ広場」を新しく設置したところ、大盛況。

 これはその一つ〈くるくるコーナー〉で、皿回しをたのしんでくれている様子です。

 難し目の皿回し用具なのですけど、子どもたちも回していました。

 この子は一年生、一生懸命練習していた大人たちもびっくりしています。

 いくつかリサーチしてきたのですけど、コロナの影響なのか、今の頃は〈学び系〉の講座は、無料でも人数を集めるのは大変なのだと聞いています。〈たの研〉の講座はそれなりに費用がかかるのですけど、うれしいことにこうやってたくさんの方たちが集まってくれます。

 講師スタッフの皆さん、たくさんの笑顔を広げてくれてありがとうございました。
 また一緒に楽しみましょう。

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たのしい実験〈おいしい漬物〉ー楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 先週の〈焼き芋〉のおいしい実験はある程度おちついてきて、今は漬物に挑戦中です。


 〈大根のわさび漬け〉が好物なので今までも何度かつくってきました、この写真は塩揉み作業のところです。

 材料の一つとして〈粉わさび〉を大量に使います。スーパーで手に入る粉わさびの大サイズのほとんどが〈中国製〉だということを知ってびっくり、国産のわさびを探していたら「Aプライス」という業務用の店にありました、価格は三倍くらい高くなります。中国産との味わいの違いがどの程度なのかはまだわからないのですけど安心です。レストランや刺身屋さんでも、生産地が明記されるようにしてほしいと思います。

 

 これはセロリ漬け、セロリは茎の筋をとればとるほど美味しく漬かります。

 セロリをボキリと折って出てくる糸状の筋を抜いていく作業です、筋を見逃したたらまた折ると出て来ます、たのしい作業です。

 

 これはゴーヤー漬けの様子です。  しばらく置いていてもぜんぜん漬物っぽくならず、苦味が増す感じで食べるのは困難でした。以前、薄めの醤油で煮たゴーヤーの漬物を食べたことがあるのだけど、そこまでしないといけないのかな?

 という様に、いろいろたのしく実験中です。

 いろんな野菜をつけながら、いったいいつ頃から〈漬け物〉が出てきたのか調べたくなりました。
 きっと古い歴史があることでしょう。
 子どもたちに問いかけて予想してもらい、一緒に調べてみませんか。
 おもしろいことがわかったら、ぜひ教えていただきたいです。

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