たのしい栄養学&家庭科ー楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 今は俳優として活躍している〈きたろう〉さんはかねてから大好きで、週一のラジオ番組もポッドキャストで欠かさず聴いています。

 きたろうさんがいうと何でもおかしく聞こえてきて、今日も吹き出してしまいました。

きたろう
「あのねぇ、知ってた?

 もやしってすごいんだよ。

 アスパラガスの中のアスパラギン酸よりモヤシの中のアスパラギン酸が多いんだって」

2023-02-15大竹紳士交友録

 きたろうさんはよく間違ったこともいうので、今回も眉唾で聴いていました。

 アスパラギン酸っていうと、ファイト一発とかの栄養ドリンクの有効成分だったりします。

 

 いろいろな栄養ドリンクに疲労回復成分として含まれています、このドリンクのラベルにも書かれています、見えますか?

 アスパラギン酸は〈アミノ酸〉の一種で、カリウムやカルシウム・マグネシウムなどのミネラルを細胞内に運ぶ働きをしてくれます。

 名前からして〈アスパラガス〉と関係ありそうですね、調べてみたら〈アスパラガスから発見された成分〉なので、アスパラギン酸と名付けられたそうです。

 さて、それではきたろうさんが言ったように、本当にモヤシの方が多いのか?

 信頼しているwikipediaで調べてみました。

モヤシの中のアスパラギン酸

アスパラギン酸 0.479 g

アスパラガスの中のアスパラギン酸

アスパラギン酸 0.508 g

 

 ちがうではないか!

 また間違った情報を発信している・・・ ・ω・);

 とはいえ、もっといろいろ調べてみると、〈大豆モヤシ〉のアスパラギン酸なら勝ってます。

 そうか日本食品標準成分表2015ならアスパラガスのアスパラギン酸が〈430mg〉って書いてある、これなら普通のモヤシでも勝ってますね。

 wikipediaはアメリカで分析した成分表なのでしょう、アメリカのモヤシは日本のモヤシの成分とだいぶ違うのだろうか?

 などなど、一つ発見するとさらに疑問が増えていくのが普通です。

 話を戻して、モヤシはビタミンもミネラルも豊富です、きたろうさんの話でモヤシを食べたくなりました。

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「あれが一番偉い人、あの人が死んだらみんな死ぬ」のあの人って何?/偉大なクリエイター〈黒澤明〉の名作「デルス・ウザーラ」

 映画をこよなく愛する私の大好きな一本が黒澤明の「デルス・ウザーラ」です。極寒の自然の中で展開するロード・ムービーで、黒澤明がロシアに行き、実在した人物〈デルス〉を映画化した作品です。

 ウラジーミル・アルセーニエフの紀行文「デルスウ・ウザーラ」を下にしているので、wikipediaから引用してみましょう。

デルスウ・ウザーラ』(ロシア語: Дерсу́ Узала́

 ロシアの探検家ウラジーミル・アルセーニエフ(1872年 – 1930年)が1922年に著した紀行。

〈デルスー・ウザーラ〉〈デルス・ウザラ〉〈デルス・ウザラー〉などの日本語表記もある。

 書名は著者に同行したナナイ族の猟師の名前である。

 沿海州と呼ばれる北東アジアの探検を通して、デルスウの経験豊富な技術や自然観、著者との交流、自然とそこに暮らす生物が描かれている。

wikipediaに感謝を込めて読みやすくして参照

 敬愛する写真家〈星野道夫〉もこの本を愛読していたといいます。私も読書にたっぷり時間を使える様になったら購入しようと思っている一冊です。

 山に生きるデルス(ウ)・ウザーラが探検家のウラジーミル・アルセーニエフに語った映画の中のセリフを表題に書いたのですけど、とても心に残っています。

 デルスは探検家ウラジーミルをキャピターンと呼びます、キャプテンの様な言葉でしょう。
「キャピターン、あれが一番偉い人、あの人が死ぬとみんな死ぬ」と指差したものは、デルスが山に生き自然の中で暮らしていることをしみじみと感じさせるものでした。

 さて、彼が〈一番偉い人だ、あの人が死んだら皆死ぬ〉と指差したのは何だったか?
 皆さん、予想してみてください。

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予想してからね

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予想してからね

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 それは〈太陽〉でした。

 セリフは続きます。
「そしてあの人が2番目に偉い人」
 それは何か?

 想像がつく人もいるでしょう、〈月〉です。

 さらにこう続きます。

「水怒る、怖い。
 風怒る、怖い。
 火怒る、怖い。
 水・風・火、三人の強い人」

 自然の中で生きてきた私たちの祖先も、きっとそういう自然観の中で生きてきたのでしょう。

 原子論つまり本物の科学を拠り所にする私にも、DNAの中に刻まれたそういう思想を理解することができます、アウトドア派だからかもしれません。

 ロシアの地で起こっている戦争が早く終結するためにも、ロシアのことを身近に感じられる人たちが世界中に増えていくことは大切なことでしょう。極寒の自然の中で描かれる名作を、いろいろな人たちに観てもらいたいです。

 

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何の花でしょう?(2) 沖縄の野山でも見られる植物です

 散歩の時に心動かされたものをたくさん写真に撮っています、今回はこれ、沖縄ではよくみかける植物の花です。この一塊で直径20cmくらいです。前回の花を「一目見てわかりました」という方からの便りがありました、もしかするとこの花もすぐにわかる人がいるかもしれません、私は植物全体を見ていたのでわかったのですけど、見ながら「え、その植物の花だったのか」とびっくりしました。

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予想してからね

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予想してからね

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 花の後ろにぼやけた、その植物が見えます、ヒントです。

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予想してからね

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 これが葉っぱです。

 そしてこれが実。

パパイヤです。

パパイヤは雄花(おばな)と雌花(めばな)があって、さっき見えていたのは〈雄花〉です、実は幹にピタリとくっついてできるので、前に垂れ下がることはありません。

 少し探してみたのだけど、雌花は見えなかったので、次のたのしみにしておきましょう。

 通販のサイトをみるとパパイヤは二、三個で1200円とありました。

高いんですね、沖縄だと野山にあったり、道端に生えていたりするのに。

 いずれにしても、野山を散歩するとたのしい出会いがたくさんです、みなさんもぜひどうぞ。

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たのしく土と遊び、たのしく野菜と対話していると年を忘れるー応援団の方からの野菜がとどく/楽しい学習・楽しい学力・楽しい教材・楽しい学力向上

 いつも元気なHさんが、太陰太陽暦のあいさつにととれたての野菜をもってきてくれました。
 とっても美味しそうな野菜が二箱にたくさんつめられています。

 〈たの研〉に来てくれた先生たちがいたのですでに持っていってもらった後ですけど、こんなに残っています。

 Hさんはすでに退職する年齢になったとのこと、でも何歳も若く見えます。

どうしてそんなに若く見えるのか不思議で
「たのしく野菜とつきあっているからわかいんですかね」
と尋ねると
「たのしく土と遊び、たのしく野菜と対話しているからですねか」
とのこと。

「今回は〈サラダ菜〉で、次は〈サニーレタス〉、〈玉ねぎ〉も育っていますからね」

 とのこと、また持ってきてくれるというので、先生たちもみんな喜んでいます。

 今度「たのしい野菜の育て方ワークショップ」を開きたいなというアイディアが出てきました。

 2023年太陰太陽暦〈新年〉、たのしい教育研究所の周りの 人たち元気です。

 今年もたのしく全力投球したいと思います。
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