連休中、偶然、教師をしていた頃の同僚と出会って、少しおしゃべるすることができました。教務をしていた頃に書いていた「週報」のコラムを読むのがとても好きで、毎週たのしみにしていたという話を、もうだいぶ前のことなのに、まるで去年のことのように、たのしく伝えてくれました。
その中で「あまどさんの夫婦の詩、職員朝会中に読んで笑ってしまいました」という話があったので、このサイトでも紹介しましょう。
まどさんは、私が大好きな人物です、103歳の時に出した「百歳日記」に、その詩が掲載されています。
トンチンカン夫婦
満91歳のボケじじいの私と
満84歳のボケばばあの女房とはこの頃
毎日競争でトンチンカンをやりあっている
私が片足に2枚かさねはいたまま
もう片足の靴下が見つからないと騒ぐと
彼女は米も入れない炊飯器に
スイッチを入れてごはんですよと私を呼ぶ
おかげでさくばくたる老夫婦の暮らしに
笑いはたえずこれぞ天の恵みと
図にのって二人ははしゃぎ
明日はまたどんな珍しいトンチンカンを
お恵みいただけるかと胸をふくらませている
厚かましくも天まで仰ぎみて・・・
連休の日々が明けて、世の中が少し静かになったら、また本屋さんに出かけて、まどさんの本を探してみようと思います。
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