最新メルマガの記事から@楽しい福祉&教育

 おかげさまで、たのしい教育メールマガジンは創刊15年目に入り、あと1号で700号です。
 事故やトラブル、体調などで休刊となったことは一度もありません。

 今週も充実した中身です。

 〈たのしい教育メールマガジン〉にもたくさんのお便りが届きます。

 前回はいわゆる〈落ちこぼれ〉がテーマでした。

 熱心な読者のSさんから、こういう内容が届きました。

 抜粋して紹介させていただきます。

学力対策邁進中の頃「おちこぼれ」という言葉、はやりましたね。
学力低下は深刻だと主張する人たちを、ばかばかしいと考えるより、「落ち楽/落ちこぼれることを楽しむ」の域で、その言葉を使っていました。
今でも幸せ感が身近にあるのは、そのことがあるからでしょう。

 すでに「落ちこぼれることを楽しむ」という感覚で捉えていた方がいたことに驚きました。

 私は「おちこぼれ」という言葉は大嫌いです。少なくとも教育に関わる人々の口から出てくるのは疑問です、教育している側が「おちこぼしている」からです。

 子どもたちが笑顔で楽しくなる。
 もっと学びたい、もっと深く学びたい、そういう気持ちになってくれることが〈たのしい教育〉のテーマです。

 一緒に少しずつ歩いてくださる皆さんが増えていく、それを楽しみに、このサイトを毎日綴っています。
 可能な方は、ぜひいろいろな知人にこのサイトを広げていただけませんか。

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生成AIと福祉@楽しい福祉&教育=言葉のハンディーのリハビリテーション

 早くもAI(A.I.)は「(たとえば教育の場に)導入すべきかどうか」の検討ではなく『どう利用するか』の段階に入りました。

 かつてマンガ、テレビ、パソコン、インターネットなどを自分たちの周りから排除しようする動きがあり、結果的にそれらは挽回され、社会に受け入れられてきました。
 それらが挽回されるまでの年月は次第に短くなっていき、いよいよ〈AI〉に至っては2~3年で社会に受け入れられるようになってきたわけです。

 とはいえ「A.I.ならどういう利用の仕方でもよい」というのは間違っているでしょう。

 自分の可能性が笑顔の向きに広がる、楽しくワクワクしながら伸びていく、そういう利用の仕方、つまり《たのしいAI》の方向が大切だと思います。

⭐️

 以前、脳梗塞で右半身の痺れがとれないAさんから相談がありました。
 Aさんは歩行だけでなく、会話にも後遺症が残り苦労しているという状況でした。
〈家族との関係〉〈仕事〉などいくつかのテーマでカウンセリングを行いつつ、終盤に「ところで」と〈スマホなどでA.I.を利用して、対話のリハビリをたのしくすすめることが可能だと思います〉とアイディアを提案したところ、とても喜んでもらうことができました。

 状況的な説明ではなく、具体的な対話のイメージで紹介しましょう。

Aさん
(少し詰まりながら、ゆっくりと)「アイ..ちゃん.こんにちは..」

アイちゃん(A.I.): 
「こんにちは、Aさん! 今日はいいお天気ですね。沖縄の海もきれいに見えます。何か、いいことありましたか?」

 

Aさん
「うーん..痺れ..今日..少し..重い..」

 

アイちゃん: 「そうですか。それは少し大変でしたね。痺れが強い日は、心も少し重くなっちゃうこともありますよね。大丈夫、焦らないで。今のAさんのはやさでお話ししましょう」

 

Aさん「ありがとう..アイちゃん..焦らない..そう..だね..」

 

アイちゃん:
「はい。焦らず、ゆっくりいきましょう。今日は、外の景色がきれいだから、Aさんの大好きな『釣り』の話、しませんか?
 以前、大きなタマンを釣ったお話し、聞きたいです!」

 

Aさん
「タマン..! そう..あれ..すご..かった..」

アイちゃん:
 「ですよね! あの時、どうやってタマンを釣り上げたんですか? Aさんの竿さばき、かっこよかったんだろうな!」

 

Aさん
「竿..ググッと..引き..重..くて..でも..がんば..って..」

 

アイちゃん: (Aさんの話を、じっと聞く。急かさず、優しく)「ググッと! すごい引きだったんですね。Aさんの力が試される瞬間! でも、がんばった! かっこいいです!」

 

Aさん
「はい..痺れ..忘れ..る..リハビリ..がんば..る..また..釣り..いく..!」

 

アイちゃん: (画面のアイちゃんが、大きくガッツポーズをする)
「はい! その目標、最高です! Aさんがまた釣りに行けるように、私はいつでも応援しています。次は、どんな魚を狙うか、また明日教えてくださいね!」

 

Aさん「はい..! 明日..また..おしゃべり..しよう..ありがとう..、アイちゃん!」

 もちろん相手が人間だと楽しさも広がるでしょう、暖かさも感じると思います。
 でもA.I.にも素晴らしいところがあります。
 何度失敗してもプレッシャーが返ってくることはありません。
 いくらでも待ってくれます。
 同じ話を何度しても大丈夫です。

 みなさんも試してみませんか。

 ジェミニやChatGPTで簡単に対話できます。実際にワークしてみたい方はお問い合わせください。

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楽しい環境学習@自然の中で目を慣らすと見えてみる/鳥たち野草たち虫たち①

 いつも歩く自然の中では気づかなくても、たまに違う野山や公園を歩くといろいろなことに心動かされると思います、そのうちにいつもの身近な自然、庭や歩道に生えている植物や蝶、虫たちの魅力も感じるようになるでしょう。

 ちなみに今回のような「花さんぽ・自然さんぽ系」は人気があって、毎回いろいろなお便りがとどきます。

 先日、昼頃歩いた時のさんぽの様子をお届けしましょう。

 以前から「鳥たち」にもっと親しみたいと思っていて、まず名前を覚えようと考えています。

 私が知っている鳥というとウグイス、メジロ、ハト、カラス、スーサー(ヒヨドリ)くらいかな。

 ということで真剣に親しもうと、見つけた鳥を写真にとりました。

 これはある程度知識がありました、シロガシラです。
 頭が真っ白で覚えやすいですよね。


 鳴き声は〈鳥の鳴き声図鑑〉のお世話になりたいと思います、感謝。

 見たら「あ、シロガシラだ」と見分けることができそうです。

 でも、目標は鳴き声で「あ、シロガシラが近くにいるぞ」というようになりたいと思っています。

⭐️

 見分けるといえば、沖縄でよく間違えてしまう虫の話。

 さてこれは何でしょう。
 意地悪な画像になってしまっていると思います、すみません。
 5cmくらいある虫です、ちゃんと写っているのに探しにくいですね。

 写真で見つけるのも大変です、でも自然の中ではもっと難しい場合もたくさんあります。すぐ近くにいる虫も目が慣れるまで気づかなかったりするからです。
 もちろん相手が動いてくれたらわかりやすくなるのですけど…

 次回、この虫の話から続けましょう。
 見つけた方は、すばらしいと思います。

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〈泡用の液体洗剤の研究〉安い洗剤は泡容器でアワ状にならないのか? 謎解き編②メールマガジンに届いた反響/楽しい健康学/楽しい自由研究

      では「安い食器用洗剤は泡容器でアワ状にすることができないのか」の謎解き編です。未読の方は一つ戻ってお読みください。

 その謎を解いた時のメルマガから紹介しましょう。
 授業(家庭科や生活科、理科や学級の日)で楽しんだ先生たちから「子どもたちにも好評でした」というお便りがとどしていました、みなさんも子どもたちと楽しんでみてください。

  2年前の『自由研究まつり』のあと、S先生が「以前から使っていた古いタイプの洗剤をポンプに入れても泡立たないみたい」と話していました。
 たとえば左は近くのスーパーで売っている古くからある食器用洗剤です、格安(600mlで100円くらい)です。右は《たのしい教育ラボ》でも利用しているキュキュットで、1200mlで680円です、重量比較で3倍以上高くつきます。

『自由研究まつり』で取り上げたのは〈ボトルで泡にしてから利用する時の高い洗浄効果〉で、洗剤の種類ではありませんでした。

 とはいえ、もしかすると100種類を超える食器用洗剤があるわけですから、泡用に使えない食器用洗剤があるとしたらそれも伝えなくては、と考えています。
実はその研究は着々と進んでいました。数量的なものを確定するまで延び延びとなり一年半が過ぎていきました。
今週やっと秤に載せて定量測定できたので、発表します、家庭でも学校でも使える内容になっていると思います。

洗剤と泡立てポンプ
 私たちの周りにはいろいろな泡立てポンプ(容器)があります、たくさんあるとはいえ基本は同じで〈液に空気を含ませてアミで泡にする〉という構造です。

質問1
泡立てポンプの中に入れても泡立たない食器用洗剤(スーパーで売られているもの)があると思いますか?
 ア.泡立たない洗剤がある
 イ.押し方を工夫すればどれも泡立つ
 ウ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

 

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

実験1
まず泡立てポンプの泡を見てください。《たのしい教育ラボ》で使っている食器用洗剤キュキュットです。

ではS先生が指摘した食器用洗剤を入れてみましょう。※中はカラにしてしっかり洗ってから使っています

ポンプしてみると泡といえないこともありません…でも、キュキュットなどの新しいタイプの洗剤からでる泡立ちとはかなり違っています。


さっきのキュキュットとは全然違います。

10~20秒くらいすると安いタイプの洗剤はベタッと沈んでしまいました。


質問2
この泡立ちの違いは何によるものだと思いますか?
ア.洗剤の成分が違うから
イ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

二つの洗剤の違い
成分表を確認して使われているものを確認する必要があるだろうと思いつつ、泡立てポンプから出したり入れたりしながら気づいたのはキュキュットは水のように薄い感じで、泡だたちの悪い洗剤はノリ状でベタベタねっとりしていることです。
え、これってつまり水を加えて
粘りを薄めていけば泡立つのではない?

そもそも安いタイプの洗剤だってスポンジでは泡立つわけです。

実験を続けてみましょう。

質問3
水で薄めて粘度(粘り度)を弱くしてみましょう。
そうするとよく泡立つようになるでしょうか?
薄めて泡立つなら〈成分〉の違いではないということです。
予想してみてください。
ア.薄めると原液のままより泡立つ
イ.薄めても原液の時と同じくらい
ウ.その他(         )
 どうしてそう思いましたか?

💫 ⭐️ 💫 ⭐️ 💫

実験2
まず〈洗剤5:5水=1:1〉にしてみましょう。
 洗剤50g+水50gです。
しかり泡立ちました。


 とはいえ価格の高い洗剤の泡立ち(下)とはキメの細かさがやや違う感じです。


洗剤を濃くして〈洗剤6:4水=3:2〉で作ってみましょう。
実験してみると…
クリーミーな泡立ちです、これは高い洗剤の泡立ちと同じでしょう。さっきの5:5の泡も右側に見えています。

結果
 古くからある安いタイプの洗剤も6:4(3:2)くらいの比率にするとクリーミーに泡立ちます。
 数名で別々の種類を確かめましたから、そういってよいと思います。
洗剤全てに当てはまる比率とまではいえないとはいえ、泡立ちが悪い洗剤があったら、それは成分ではなく粘度のせいなので、まず〈洗剤6:4水=3:2〉の比率で薄めて試してみてください。うまくいかない時は水の比率を増減するとクリーミーな泡になると思います。

 もっと濃い泡にしたければ洗剤の比率(量)を増やし(足し)てみてください。
 もっと薄くしたければ水の比率(量)を増やし(足し)てみてください、気に入りの泡になるはずです。

 もしどうしても泡状にならないという洗剤があったら《たのしい教育ラボ》に連絡をください、試してみます。

後半は「薄めると洗浄力が落ちるので意味がないのでは」と感じる方たちに向けての話になります。
 公式サイトではここまでにしておきましょう。

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